限界ギリギリ✕比較✕欲✕発明

窮地に立たされている時の方が、寧ろ楽なのかもしれない。

目の前の一瞬一瞬で必死過ぎて、それ以外考える余裕がないというか…

「そして歩き出す。サッカーと白血病と僕の日常」を読んでいて、こんなに恵まれているのに?って思う自分がいる。呼吸ができる、窓の外を見ることもできる、本のページを自分で捲れる…下の世話まで他者に完全に依存せずに済む…しかし、こういうキツイけど、一瞬一瞬常に頑張り続けなければいけないというのと違う時の方が、様々なことを考えてしまう気がする。仲間の元気な姿を見るのは嬉しいが、彼らが自分の夢でもあることに取り組めているのに、自分だけ時が止まった状態から抜け出せないように感じる時には、結構精神的に追い込まれ易いようにも思う。

それゆえ、昔の自分を凄いと思う。
それに比べて今の自分は...

とはいえ、昔のことを思い出すから、その記憶の苦しさから、心の奥にザワつきを感じさせるかもしれない。

各々が試練を抱えていて、比較できるものではない。

けど…「わー凄い」って感動するストーリーなんだと思う。けど、引き込まれるのに、私の心の半分は刺々しいのは何故だろう。

いや、今の自分も頑張っていると思う。

私のできることを見つける能力は…人類、現代と過去、そして世界中みても、この状況で…高い?まぁ、悉くハードルが次から次へと出てくる中、よくやっている方だと思う。

そして、よくもまぁずっと意欲を維持し、活力が生まれるもんだと…むしろ10年以上という超長期戦…

こんな中、よく前向きでいられるとも思う。

そして、もどかしい。

できるのに、頭は回るのに、体力?身体能力?健康面?自分でどうにもできないそんなことのために自分の人生が妨害されるのが悔しい。

一方で、必要な時間だとも思う。

時には「暇」とか、「何しよう」なんて考えられるほど、何にも急かされない時間があるのは、世の就業している人からしたら、羨ましい限りだろう。

現に、時間があるから、本もかけてる。

ずっと、本を書きたいって思ってたけれども、忙しくて実行できていなかった。今、やりたいことの一部はできているじゃない!

隣の「芝は青い」とは、よく言ったものだ。

人間は、今を謳歌しつつも、常にないものねだりをする欲深い生き物だ。

しかし、この欲こそが探求心なのかもしれない。

「発明」・「解明」などというものの原動力は「欲」から生まれるのかもしれない。

研究…したいなぁ~

やりたいこともあるし、正直結構発想力とか凄い方だと、自分でも感心することもある。

正直、知識も、探求心も、好奇心も、意欲も…

言っちゃ悪いけど、ほとんどの同期や同世代の同職の人々に劣るとは思えない。むしろ、意欲だけを取ったら、誰よりも勝とすら思う。

自画自賛。

けど、自分がほめなかったら、誰が自分の事を褒める?

褒めて欲しければ、自分で自分を褒めちぎればいい。

承認欲求を自分で満たしたっていいじゃない。

出勤せずに、口頭で指示だけ出すのなら、結構自信あるんだけどな…

色々、ゆっくりもぎ取られて、何か他の方法を見つけては、病気に妨害されるように感じる時もある。悔しい。

生きてできる、生きて復活する。そのレアケースが…

いや、レアケースだからこそ本になるのだろう、「そして歩きだす。サッカーと白血病と僕の日常」として。

自分もって元気もらえばいいのに。

なんか、悔しい。そして、色々と頭にくる。

これは、単に自分の状況に色々と思うことがあるのだけれども…

こう、自分の理想が高すぎるのかもしれない。

理想を想像したり、やりたいことも、適任というか…自分でいうのもアレだけど、才能も知識結構あるのに、それが上手く生かしきれないのはもどかしい。

ただ、自分に対するいら立ちが表面化してしまったのかもしれない。

ゆっくり読もう。

でも、ついつい読み進めちゃう、引き込まれるストーリーではあるんだよな…

それも、なんだか悔しいのかもしれない。

とりあえず、吐露させていただきました。

読み返していないので、後日読み返して修正します。

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