マガジンのカバー画像

●考えること●

32
自分の感じ方、考え方をまとめたものたち。
運営しているクリエイター

#人生

【エッセイ】スーパーで鎌倉時代に飛んだ話

【エッセイ】スーパーで鎌倉時代に飛んだ話

先日スーパーでこんなものを見かけた。
毎度突然だが、そのときの私の話をしたい。

「すぐき」とは、漢字で書くと「酸茎」のこと。
「すいくき」と読むこともあり、今でいうお漬物の一種を示す。

私が、その単語に初めて出会ったのは「沙石集」だったと思う。

かつて私が高校生だったとき、何かしらの過去問の一題に「沙石集」が取り上げられていた。

ある種のオタク心に火がついて、無駄に語ってしまいそうになるの

もっとみる
【エッセイ】嫌なこと対処術あれこれ

【エッセイ】嫌なこと対処術あれこれ

人間生きていたら、まあそれなりの頻度で「嫌なこと」はある。毎日毎日、わー嬉しい楽しいハッピー!とはいかないもの。

そりゃそう。

そんなとき、どうしてる?と問われたので、少し考えてみた。

今日はそういうお話。

前もって言っておくが、私は基本的に「根暗」な人間である。

決して、常時ポジティブで、飄々と生きているわけではない。どうやら、そういうふうに見えやすいらしいのだけれども。

ただ、テン

もっとみる
【エッセイ】怒るのって難しい

【エッセイ】怒るのって難しい

私は元々、わりと短気な人間だし、感情の起伏は激しいタイプだと思っている。
良くも悪くも、すぐ泣くしすぐ笑うしすぐ怒る…!

今日は、そのうちの「怒る」ということについて書いてみたいと思う。自分が気がついた、自分のための自己分析のメモのようなもの。

それ以上でも以下でもないということを前置きとして書いておく。

では、いざ。

冒頭にも述べたが、私は自分自身について、決して気性の穏やかな人間だとは

もっとみる
【エッセイ】そのままを抱きしめる生き方

【エッセイ】そのままを抱きしめる生き方

私はこれから先の人生、楽しいことしかしたくない。

誰だって叶うならばそうありたいと思っているだろうけれど、私はもう本気の本心、心の底から強く強くそう思っている。

祈っていると言っても過言ではない。

悲しいことへの耐性は年々落ちている。
他の人が一時間泣いたら乗り切れることでも、私は数日引きずってしまう。もう、私は「私」をよくわかっている。だからこそ。

私がこれまでに出会ってきた何にも変え難

もっとみる