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【読書記録】2024年7月
暑い。とにかく暑い。
地球が全力で人類を殺しにかかってきている。
我々は絶滅期に入ったのかもしれない。
……などという、悪態はここら辺にして、今月の読書記録に入ろう。
2024年7月は、17冊。
この17冊の中から、面白かった作品を3作ご紹介していく。
『全員がサラダバーに行っている時に全部のカバンを見てる役割』岡本雄矢
何かと不幸な芸人、岡本雄矢さんによる短歌&エッセイ集。物悲しいがどこかク
新宿紀伊國屋 〜おばあとボクと、度々、ご本〜
ばあちゃんとのデートは、だいたい新宿だった。
まず、ばあちゃんの買い物を済ませて、高野フルーツパーラーで休憩。幼い僕は、まだ資本主義の「し」の字も知らなくて、マスクメロンジュース(当時1000円)にフルーツサンド(こちらも当時1000円)を躊躇することなく注文し、瞬く間に平らげていた。中学校に入ったあたりから、「貨幣に価値があるらしい」ことに気がついて、どちらか一方にするようになったけれど。そんな
【読書記録】2024年6月
さて。6月分も毎度のように「今月は○○冊」と言いたいところなのだが、実は今月、読書メモを取るのを怠ってしまった。「おそらく15冊はいったと思うのだが……」レベルの体たらく。
なので今月は冊数は無し。「自らのポンコツ記憶」と「図書館の貸し出し記録」をもとに、6月分の読書記録を付けていこうと思う。
『キスに煙』 織守きょうや
男子フィギュアスケート界を舞台にしたBLミステリーロマンスである。良き友
【読書記録】2024年5月
一ヶ月が風のように過ぎた。
今月の読書記録は、22冊。
月末は失速してしまったが、GWのおかげで冊数は積めた。あんまり冊数は気にせず、ゆるりと読みたいんだが、何だかんだ気になってしまうのは、性格ゆえか。困ったもんである。
『あつかったらぬげばいい』 ヨシタケシンスケ
珍しく絵本である。母がヨシタケさんが好きらしく、実家に転がっていたものを勝手に読んだ。刺さった。
この絵本は、タイトルのとおり、
【読書記録】2024年4月
いつの間にか桜が散り、初夏の陽気を感じている。
気に入っている春物コートの出番は一瞬で終わってしまった。
そんな4月の読了冊数は18冊。
読み始めたものの、思っていた内容ではなく、途中で断念した本もあるため、20冊の大台には乗らなかった。
……まあ、読んだ量より質を大事にしたいところなので、どうでもいい話ではあるのだが。
今月も、読んだ中から、面白かったものを何冊かピックアップしてご紹介しようと思
【読書記録】2024年3月
新年度がぬるっと始まった。
外では桜が咲いている。
ここ数年、さまざまな事情でゆっくり季節を味わう余裕がなかったのだが、今年はようやく穏やかな心持ちで桜餅(道明寺)を食べることができた。
さて、そんな3月の読書記録は
計30冊。
量は読んだが、身についているかが微妙。
4月は少しペースを落とそうと思っている。
『走る道化 浮かぶ日常』 九月
こちらは京大卒のお笑い芸人、九月さんによるエッセイ集
【読書記録】2024年2月
気づいたら、3月半ば。
2月分の読書記録を出すにしては、大遅刻である。
正直に告白すると、すでに忙しい時期は越えている。
なので、現在、心に余裕はあるのだが、アウトプットよりインプット欲の方が強くて、読む方ばかりにかまけて、書くことを先延ばしているうちに、こんな時期になってしまっていた。
さて、2月の読書結果は……計24冊。
忙しかった割に、まずまずである。
いつもの通り、その中から、面白かった
【読書記録】2024年1月
新年早々、色んなことが忙しかった。
……割には、結構冊数を積み上げていてビックリである。
1月の結果、計27冊。
そこから、6冊、良かったものを紹介したい。
『君は君の人生の主役になれ』 鳥羽和久
「愛」「勇気」「仲間」「冒険」みたいなものに対して、僕は斜に構えた目線を投げがちだ。へそ曲がりで天邪鬼。そんな普段の僕なら、絶対に手を出さないタイトルの本。何故この本に手を出したのか。それは、選書に