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分からない事だらけ

見ようとしたって見えない未来の形

振り返ってばかりな過去のあれこれ

押すよりも引いてばかりいる自分自身

伺いたくなくても伺ってしまう他人の顔色

比べたくなくても無意識に

比べてしまってばかりいる赤の他人

君にあって僕にないものばかりが

際立って気になってしまう

隣の芝生に憧れて

焦がれて気づけば黒焦げ心の有り様

日常延長

跨いで夜更け過ぎ

決まって枕を濡らしては

見上げる窓の向こう

月の色は相変わらずの黄金色

明日になれば何かが変わればなと

根拠の無いご都合主義的で

他人任せの願いばかりを

唱えては夢の中へ

あぁ見えない未来に辟易だ

見たくも無い過去にウンザリた

身のふり方さえもわからない現状にへとへとだ

今いる場所が果たして

正解か不正解かも分からない

不安な気持ちに取り憑かれた

僕には穏やかさとは未だに無縁なようだ

果たして僕が僕に求めてる

未来の形とはどんなものか

いつかはっきりする日がくるのかな

曖昧で漠然としたまま

抱えた不明瞭な気持ちだけが

いつも僕の為に張り切って

声をかけてきてくれるけれど

そんな日常から解き放たれる日がくるのかな

今の僕には分からない

分かる日が来るかどうかも分からない

分からない事だけが唯一分かっている事

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