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[前編]ワーママも休職できる

未就学児をもつワーママが休職したら、
どうなるんだろう?

そんな悩みが頭をよぎった際に、
私の経験が参考になればと思う。

一歩を踏み出す前に、
悩み過ぎで、心を病んでしまわないように、
見えない不安が少しでも軽くなれば幸いだ。

今回は前編として、

薬は常用するのか?
保育園に預けられるのか?
保育園との付き合い方は?

について書く。

ちなみに次回[後編]は、

家族との付き合いは?
退職する場合は?
傷病手当金は?
お給料は?
つらかったことは?

の予定だ。

薬は常用するのか?


私の場合は、
薬に頼らないメンタルクリニックを選んだ。
まだまだ子供の風邪などで深夜、
気にかける必要があると思ったため、
睡眠導入剤を避けたかった。
PMS(月経前症候群)を改善したくたまたま、
メンタルで倒れる前にかかっていたところが
薬に頼らないメンタルクリニックだった。
スポーツ選手などのメンタルトレーニングを
している病院でもあったため、
なんとなく理由のない安心感もあった。

薬に頼らない、をうたう病院は、
意外と探すとある。

主にそういった病院は、
メンタルトレーニングのプログラムや、
リワークのプログラムがあったりする。
そのへんの有無を確認するのもお勧めだ。
(リワークについては、また機会があれば)

薬を飲むことは悪いことではない。
主治医からの指示があった時は、
逆らわずに飲むことが大切だ。

保育園に預けられるのか?


結論から言うと、預けられる。
我が家は認可外保育所と認可保育園の
両方を経験している。

認可外保育所の時は、
私が休職していることを言う機会がなく、
引越しと共に退園となった。

就業証明書を出す時期が被っていたら、
おそらく言わざるおえない状況になった。
認可外は園へ直接就業証明書を出す。
また休職していることは、
ばっちり記載されるので、
認可外の方の休職開始の時期は、
注意した方が良い。

我が家は認可保育園(市営)には、
今もお世話になっている。
認可は市への申請になる。
市は休職よりも在職しているかを見る。
就業証明書に会社名があればokなのだ。
休職だから退園してくださいとはならない。
(退職の場合は、自治体によって猶予期間が違うので、問い合わせることをおすすめする)

また休職していることを
「市」へ「開示する」ことは大事だ。

理由は、自分自身の罪悪感と関係している。

私の場合は就業証明書と一緒に
医師の診断書も加えて過去提出している。
少し手間だが、この手間があることで、
市に対しても園に対しても、
「私は疾病があるので、保育園に預けています」
と胸を張っていられる。

以前書いた「【ワーママ】Vol.1 うつの原因、回復へのきっかけ」にもあるが、
私は自分が病気であることを、
市へ開示することで、だいぶ気が楽になった。
保育園へ子供を預けることへの
罪悪感もだいぶ軽くなった。

保育園との付き合い方は?


自分が休んでいるのに預けることで、
保育士さんへの罪悪感が生まれる。
そんな真面目なママもいると思う。
私も初めの半年くらいはそこに悩んだ。

今在宅ワークやフレックス制のママも多いし、
あまりそこで悩みすぎないことだ。
私は在宅している風にいつも振る舞っている。
いろんな働き方があるので自分で良いように、
仕事のイメージを作り上げてしまうのも手だ。
自分が罪悪感を感じ、
またそこでメンタルが落ち込むよりか、
はるかにその方が楽だと思う。

年に1回(我が家は6月か7月)、
就業証明書を園を経由して、提出する。
その際は封を閉じて提出しても良い。
書類はあくまで市への提出を
園が代行しているだけだ。
封を開けて園が内容物の確認作業ことも
あるそうだが、あくまで提出先は市だ。
(何か言われても気にするな、
ちゃんとした「疾病でかつ在職もしている」
という理由で市は預けることをokしている)

おわりに

体調を崩し、休職に至る理由は人それぞれだ。

会社が時短勤務のワーママに対して、
1人工の業務量を課している場合もあれば、

グレーゾーン子育てで、
知らぬ間に無理が生じた場合、

また育休復帰後の想定不足の場合もある。

私の場合は、上記全てに該当し、
自分の性格(詳しくはVol.1参照)も絡まり
「うつ病」となった。

一度「うつ病」になると、
ダムが崩壊するかのように、
前の自分には戻れない。

しかし、焦らないで欲しい。

「うつ病」になったからこそ、
気づけたことも沢山ある。

家族との関係性や、
子供との付き合い方など、
病気前に考えもしなかった、
学ぶ機会のなかったことを沢山学んだ。

それは、病気にならなかったら、
関わらなかったであろう経験だ。

人間の厚みだとも思う。

人生の考え方が変わり、
大事なものも変わり、
何より今、家族が同じ方向を向いている。

子供がグレーゾーンだからこそ私達夫婦が、
子供が心地よく生活できる、成長できる環境を
整えることを優先している。

これは私が「うつ病」になり、
一旦立ち止まらなければ、
出て来なかった選択だ。

次回は、
家族との付き合いは?
退職する場合は?
傷病手当金は?
お給料は?
について書きたいと思う。

また余談だが、
「こんなことがきつかった。」
と思うことも書きたいと思う。

無邪気な子供から言われた言葉だったり、
子供がいるからこその悩みだったり、
差別的だが、独身者には共感してもらえない、
地味にきつかったこと。
また私の対処法を紹介したい。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。

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