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お財布に優しいシアトル観光ガイド

ここからは、タイトル通り「お財布に優しいシアトル観光ガイド」を書いていきたい。

2022年から2023年の間にワシントン州シアトルに留学しました。
今(2024年)にも円安は続いていますが、その当時も円安の影響で、
経済的に十分な余裕はないものの、せっかく留学に来たのだから、周辺の観光も楽しみたい!という思いで、ちょくちょく色々な所に行ってました。

この記事では、無料で行けるスポットや方法
を紹介しています。

ハスキーカード(UW生の学生証兼、キング郡のバスや船、リンクライトレールという電車の無制限パスがついている)で行ける所も多いので是非活用して頂ければと思います。

屋外

Volunteer Park

ワシントン大学のすぐ近くにある広い公園。
敷地内にはSeattle Asian Art Museum やブルース・リーの墓もある。
(実は、ブルース・リーはワシントン大学出身)
近くのため池からは、スペースニードルも見え、天気のいい日にお散歩するのに最適である。

石碑
可愛い木があったのでパシャリ
謎の円筒型の建物
奥にスペースニードルが見える


Gas Works Park

こちらも、ワシントン大学から徒歩で行ける距離にある。
昔使われていた石炭ガスを作る工場の跡地を公園にしたようで、
茶色い工場や使われていた施設を見ることが出来る。
毎年大晦日に、スペースニードル付近で、花火とカウントダウンがあるのだが、噂によるとこの公園からも花火が見えるそうである。

工場
またまた工場
近くの湖


Washington Park Arboretum

ここも大学から近場にある。
行ってみたかった所であるが、行けなかったのでいつか行ってみたい。

中に日本庭園があり、秋の紅葉の時期には、きれいに色づいた木々を見ることが出来る。

詳しくは、以下のURLを参照するといいかもしれない。


Bellevue Botanical Garden

ここは確かに行ったのだが、残った写真データをいくら見返しても写真が出てこなかった(おそらく撮り忘れ)

覚えている限りどんな感じだったか書いてみたい。

ワシントン大学から見て東部にベルビュー(Bellevue)という場所があり、
そこに中規模のボタニカルガーデンがある。
きっちり整備されていて、道も歩きやすかった記憶がある。

橋や休憩する場所がちらほらあって、ゆっくりのんびり歩きながら
「準自然」に浸りたいという方にはピッタリである。

1月ごろに訪れた時に、駐車場と思わしき場所にアジサイのような花が咲いていたのを見て、あれはなんだったんだろう…とねこ野郎はいまだに自問自答をしています。



Kerry Park

ここは、シアトルの名所であるスペースニードルとマウントレーニアという山が一度に見れる場所である。

ケリーパークという名前だが、敷地は小さく、公園というより絶景スポットで、坂の上にあるためやや立地は不便だが、バスに乗ればそんなに遠くはない。

シアトルに行くなら一度は行ってみたい所である。

くもりの景色
レーニア山見えず泣
秋ごろ撮影
レーニア山とスペースニードルを夕焼けをバックに撮れた!


Fremont Troll

映画"10 Things I Hate About You"の1シーンにも登場した場所である。
橋の下に突如として現れる巨大な像で、周辺は特に何もなく道路で囲まれている。散歩するついでに見に行くのもいいかもしれない。

車を持っているところが赤ちゃんみたい
遠くから見たらこんな感じ

Downtown Seattle & Pike Place Market

ここはシアトルのザ・観光地で、いつも人でにぎわっている。

シアトルはスターバックスの発祥地で知られており、その第1号店がダウンタウンシアトルにある。
一号店は常に人がたくさん並んでいるので、朝に行くことを推奨する。
中は飲み食いできるスペースはないが、持ち帰り用のドリンクや1号店限定の商品を買うことが出来る。

パブリックマーケットには、花屋やお土産ショップもあり、物によっては空港より安くお土産を買うこともできる。

また、魚を投げるショーで有名な魚屋もあり、ぶらぶら見て回るだけでも楽しいので、是非行ってみてほしい。

人多すぎ人気店
昔のロゴがリアル
public marketの看板
ガムウォール
スペースニードル


Alki Beach

アルカイビーチと読みます。
海岸線に沿って歩く道があり、ハイキングにもってこいの場所である。
ワシントン大学から陸路でバスを使っていくこともできるし、
海路でウォータータクシー(小型船)に乗ってもいくことができる。
(ハスキーカードで、ウォータータクシーに乗れました)

ごわごわした砂と丸太がたくさんあった
5月に訪れたが、水も冷たそうで泳いでいる人はいなかった


海の向こうに広がるシアトルの街


Discovery Park

ここはとても広い公園で、ハイキングに最適な場所である。
自然を歩いている感じで、森林の中を通ると海岸が見えて来て、
昔、使われていた灯台を見ることができます。しかし、海岸沿いは小石が多いので歩く時は十分注意してください。複数人で行くのがおすすめ。

カラッと晴れた日だった
芝生もあり、犬を連れた人や散歩している人が多かった
奥にレーニア山が見えます


Golden Garden's Park

ビーチもあり、暖かくなってくると来る人が増えてきます。

私は冬にEddie Vine Boat Rampという所に来てしまい、
船のたまり場って感じでした。さすが海の街シアトル。
海岸沿いに道もあって、お散歩にぴったりです。

船がいっぱい!


Kubota Garden

日本風の庭園です。
シアトルの南の方にあり、電車に乗らないといけないが、
行ってみると石づくりの灯籠や橋もあり、一瞬だけ日本に帰ってきたような気分になる。

石碑
日本風のゲートがありました




屋内

Seattle Public Library

雨の日が多いシアトルで、屋内の無料スポットは限られている。
カフェで勉強するのも良いが、お金がかかってしまうし、
UWの図書館に少し飽きてしまった際に、公立の図書館を訪れてみるのも
良いかもしれない。

誰でも入ることができるし、何より広く、蔵書数も多くて探したい本があれば見つかるかもしれない。
勉強するスペースも多く、場所には困らないし、いい気分転換になると思う。

図書カードの作成も簡単で、図書館に身分証明書や学生証を持っていき、受付で図書カードを作成する。混んでいなければ、だいたい5分から10分ぐらいで終わる。

かっこいい外観
中はこんな感じ

Museums

美術館に関してだが、実は、シアトルに通学・在住し、Seattle Public Libraryの図書カードを持っていると、周辺の美術館に無料で行くことができる。

図書館のサイト内にある、美術館の予約サイトに行き、図書カードを持っている人は1ヶ月に1枠、早い者勝ちで、1つの美術館に予約することができ、無料で訪れることができる。

ねこ野郎は、図書カードを持っていたため、flight museum や水族館を無料で訪れることができた。

図書館の本も借りれ、美術館にも行けるのは一石二鳥なので、おススメする。

くわしくは、下のURLを参考にしてほしい。


ここからは、個々の美術館を紹介しようと思う。

Burke Museum

ワシントン大学生なら、ハスキーカード提示で無料で入れます。
階ごとに展示が異なり、文化や動物、生物、化石等が学べる博物館。
マンモスの標本がめちゃくちゃインパクトある。

ねこぬは英語の勉強のために、分からなかった展示の説明文を写真で取って、あとで見返したり調べたりしていました。

マンモスの標本


右手に見える建物がBurke Museum


Henry Art Gallery

時期ごとに展示が異なります。
ワシントン大学の北キャンパスと西キャンパスを結ぶ橋のあたりにあるアートギャラリーで、ここもハスキーカード提示で無料で入れるスポット。

好きすぎて私は2回行きました(笑)

色使い好き
美術的空間
魚を売る人
美術的空間2


Museum of Pop Culture (MoPOP)

スペースニードルの近くにある博物館。
建物は、向かう途中のモノレールから見ることができ超近代的。

ポップカルチャーというのもあって、
アメリカの映画や音楽などの展示が多め。
めちゃくちゃ楽しかった!

はああああ?って言ってそう
ギターの柱
団体で行きました


Museum of History & Industry (MOHAI)

ここは、主にアメリカの歴史や産業についての取り上げられている博物館。
子供向けかな?と思う仕掛けもあったが、大人が行っても十分歴史の勉強になる。先住民や戦争中の歴史、シアトルに本社があるマイクロソフトの歴史、シアトルの音楽(Nirvanaなど)の展示もあった。
この博物館の近くにグーグルのオフィスもありました。

シアトルの音楽


マイクロソフト社の歴史
戦時中の日本人収容を伝える張り紙
日本にルーツを持つ人はキャンプに強制的に移動を強いられた


Museum of Flight

シアトルにはボーイング社の工場もあり、航空産業が盛んな地域である。
特にこの博物館は飛行機や宇宙に関する展示が行われており、
戦時中の戦闘機、旅客機、ロケットなどを見たりその歴史を学んだりできる。
屋外にはアメリカの航空会社が使用していた歴代の飛行機の模型が展示されており、実際に中に入って機内を見学できる。
時代によって、飛行機の形や窓の形が違うなど変化があって面白いので、興味のある方はぜひ行ってみてほしい。

外はこんな感じ
宇宙飛行士
昔の飛行機の模型が展示されている

Seattle Art Museum

ダウンタウンシアトルにある美術館。
ねこぬは履修していた授業の一環で訪れた。
アートミュージアムというのもあって、絵画や写真がメイン。

ゲームオーバー
細部をじっくり見てみると面白い
悪夢かな?

Northwest African American Museum

アメリカの祝日で、1月の第3月曜日にキング牧師記念日というものがあるのだが、その日に一般に無料で公開されていた。

アフリカンアメリカンの歴史やマーチング運動のチラシやポスターなどの展示があった。こじんまりとした美術館で1-2時間あれば余裕で見回ることができる。

長蛇の列
キング牧師
(マーチングの張り紙)
外で見つけたアフロの人

Seattle Asian Art Museum

ボランティアパークの中にあるアジアアートの美術館。
もちろん日本にちなんだ展示もあった。
絵画だけでなく、ヒンズー教の神々の像や仏像、建物の小さな模型まで
幅広いアートが展示されている。

入ったらすぐあった像
立派な外観

Seattle Aquarium

実はここも、図書館のカードを持っていれば、先着順で予約することができる。
そこまで広い水族館ではないが、ヒトデに触れられるスペースがあったり、鳥を見られるスペースもあったりと、ユニークな場所である。

アザラシちゃんが可愛いので、一度見てみてほしい。

観覧車と可愛い絵
イソギンチャクたち
クラゲたち
アザラシちゃん


Starbucks Reserve Roastery

スターバックス リザーブ ロースタリーは世界4か国に6店舗あるらしい。
日本でも目黒にあるらしいが、シアトルのキャピトル・ヒルという場所にもあり、ここが世界で初めてできたリザーブロースタリーである。

シアトルのロースタリー限定のグッズもあれば、店内でコーヒーを飲んだり、機械を眺めたりすることもできる。

普段のスターバックスとは少し違う空間を体験してみたい!という方にはおススメの場所である。

製造ライン
こんなのもあった


まとめ

今回は無料で入れる観光スポットを紹介してきた。
(博物館・美術館に関しては、全てが常時無料ではないので、行く時期や予約方法を工夫するなどして、興味がある所があれば行ってみてほしい)

留学中は勉強が大変だと思うし、円安で苦しい時もあるかもしれないが、こういった場所もあるので、息抜きや気分転換にお散歩したり、芸術や文化に触れたり、シアトル&アメリカが歩んできた歴史に触れたりしてみてもいいかもしれない。参考になれば幸いである。

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