たまご

28歳/随筆や小説やエッセイや

たまご

28歳/随筆や小説やエッセイや

記事一覧

もうだめだ
もう無理だ

たまご
1か月前

奔放breeze

いい香りが好きだ 香水やルームスプレー 思い出を閉じ込める いい香りって、あなたに言われた場面が 脳内の映画館で上映される 首元の香りをかんじて、いいかおりだね…

たまご
1か月前
1

揺れる

「瑞々しい君が、乾燥した風に吹かれて そして歩んでいる姿を、僕は、みていられない。」 あなたの涙は美しい。 美しくて、残酷だ。 泣かれたって、わたしは変わらない…

たまご
2か月前
2

bitter

「スピードあるひとは、横を颯爽と、 駆け抜けていくでしょ? 天に昇っていくじゃない。 その感情はさ、昂揚してて俊烈なのかなって たまにヒリヒリするでしょ。感じるの…

たまご
2か月前
2

徒然 2024(3)

「賢くて、若い女性。」 「たまごと俺は似てるところがあるよね。」 「たまごは、特別でーー。」 わたしの何が良かったのと問うと、こたえてくれた。 尊敬して、慕情を…

たまご
2か月前
1

徒然 2024(2)

日曜の木漏れ日 何度も挫折を味わって、生きていく。 掴みかける幸せも、なんだかほんとにこれでいいんだろうかと自問自答。 考えるだけ無駄な気もする。 自分は変えられ…

たまご
2か月前
1

この世なんて、まやかしで、嘘だらけです
ただ最後は前向きになって、生きてるだけで

たまご
3か月前

心に溜めたことを、どこにもちよるのが良いのだろうね
この世はつらい
わたしが生きるには、鋭すぎて、厳しすぎる

たまご
3か月前

つらくて病むし、幸せで穏やかでも、病む
わたしは何と身を結んでいる😂

たまご
3か月前

徒然 2024 ⑴

徒然 2024 ⑴ 2024.03.21.15:20 「実はね、これ、撮影なの」 都営のバスに揺られて、景色を見ていたわたしに、あなたはどこか神妙で、そしてどこか得意げな表情である…

たまご
3か月前
1

琥珀

素晴らしい すごいよ、努力の結果だね 電波越しに、あなたの素敵な、晴れやかな 自信を滲ませた、そして少し緊張している顔を見た 人には到底、考えつかぬ努力の積み重…

たまご
6か月前
1

心得覚悟

なんて日なんだろう、と。 仕事も散々で、SNSで誹謗中傷。 笑っちゃう。なんか笑っちゃう。 大好きな人たちは、違う人と食事してる。 嫉妬で狂って、怒り狂って、疲れて…

たまご
9か月前
1

カリスマ性と帝王学

先日郷ひろみさんのコンサートに行ってきました。 そこで考えたことなど… カリスマ性を意識した時点で カリスマにはなれないと思う カリスマは凛と生きる姿勢や行動が …

たまご
1年前
2

選択

自分で人生を選択している 泣くも笑うも自分次第 天国で絶望するか 地獄で微笑むか なんだっていつだって 足の向いた方にしか歩けないから 優しさの上に血だらけで立っ…

たまご
1年前
1

ここはどこ

わからないところまで、遠くまで 知らずしらずのうちに来てしまった、という心理状態が嫌いではない。 浮き沈む激情か、はたまた溢れ出た鮮烈か わたしたちはいつのまにか…

たまご
1年前
2

戴首飾 たいしゅしょく

はじめに昨日のnote投稿は読んでいただけましたでしょうか? 苺-ichigo-は官能小説の処女作となっております。 本日投稿させていただく戴首飾(たいしゅしょく)は2作目…

たまご
1年前
6

もうだめだ
もう無理だ

奔放breeze

奔放breeze

いい香りが好きだ

香水やルームスプレー

思い出を閉じ込める

いい香りって、あなたに言われた場面が
脳内の映画館で上映される

首元の香りをかんじて、いいかおりだねのあなた

頭髪の香りをかんじて、いいかおりだねのあなた

そんなに至近距離に近づかない方は、今度なんとなく感じてもらえるだろうか

私も仲間も、なんだか、何にもとらわれずに
歩んでいくことが、すきみたいで、なんなら、得意みたいで

もっとみる
揺れる

揺れる

「瑞々しい君が、乾燥した風に吹かれて
そして歩んでいる姿を、僕は、みていられない。」

あなたの涙は美しい。

美しくて、残酷だ。

泣かれたって、わたしは変わらないのに。

手に持つペットボトルには、飲みかけの水が揺れている。

人間って、70%は水でできているらしい。
だから、辛く傷つけられた時は、水が何か言ってるな〜って、思えばいいって、SNSでどっかの誰かが投稿してたな。
水で思い出した、

もっとみる
bitter

bitter

「スピードあるひとは、横を颯爽と、
駆け抜けていくでしょ?

天に昇っていくじゃない。

その感情はさ、昂揚してて俊烈なのかなって
たまにヒリヒリするでしょ。感じるの。

そういえば、あの人最近見ないなぁ。
なんか、ずうっと淀みにいて….愛してたけど、連絡もないわ、どうしてるんでしょうね。」

万理子はコーヒーカップに砂糖とミルクを入れて、ティースプーンでクルクルとかき混ぜながら、ぼんやり話してい

もっとみる
徒然 2024(3)

徒然 2024(3)

「賢くて、若い女性。」

「たまごと俺は似てるところがあるよね。」

「たまごは、特別でーー。」

わたしの何が良かったのと問うと、こたえてくれた。
尊敬して、慕情を抱くあなたに、特別に思ってもらえているだけで、幸せじゃないか。
詰まるところは、そういう心境に落ち着いた。

わたしは、信念と志のもとに生きているが、ついつい欲を出して求めてしまいがちであるから、その気持ちをまた、真っ直ぐに修正したよ

もっとみる
徒然 2024(2)

徒然 2024(2)

日曜の木漏れ日

何度も挫折を味わって、生きていく。
掴みかける幸せも、なんだかほんとにこれでいいんだろうかと自問自答。
考えるだけ無駄な気もする。
自分は変えられるけど、相手を変えることはできない。期待するだけ、しんどさがくる。

何にも期待せずに、相手を尊重して、幸せ。享受して、幸せにしてるとおもう行為を相手に与えて。
私たちはきっと、ないものねだりだから。

どう生きていくか、自分で決める、

もっとみる

この世なんて、まやかしで、嘘だらけです
ただ最後は前向きになって、生きてるだけで

心に溜めたことを、どこにもちよるのが良いのだろうね
この世はつらい
わたしが生きるには、鋭すぎて、厳しすぎる

つらくて病むし、幸せで穏やかでも、病む
わたしは何と身を結んでいる😂

徒然 2024 ⑴

徒然 2024 ⑴

徒然 2024 ⑴

2024.03.21.15:20

「実はね、これ、撮影なの」

都営のバスに揺られて、景色を見ていたわたしに、あなたはどこか神妙で、そしてどこか得意げな表情である。

そしたら、乗客はみんなエキストラの方ってこと?

「そうだよ、頼んでるの。降車するときに、お礼言ってるんだよ、お疲れ様でした〜って」飄々と手をヒラヒラと。

映画の撮影場所を回るように、バスがゆっくりと道を

もっとみる
琥珀

琥珀

素晴らしい

すごいよ、努力の結果だね

電波越しに、あなたの素敵な、晴れやかな
自信を滲ませた、そして少し緊張している顔を見た

人には到底、考えつかぬ努力の積み重ねが
結果をだす

work hard
try again

あなたに憧れる
尊敬する

そして自分も頑張ろうと心に誓う

つかめぬものに手を伸ばす感覚
到達しえない境地に登り続ける感覚

目標は高く、夢は壮大に

それでいいと思って

もっとみる
心得覚悟

心得覚悟

なんて日なんだろう、と。

仕事も散々で、SNSで誹謗中傷。
笑っちゃう。なんか笑っちゃう。

大好きな人たちは、違う人と食事してる。
嫉妬で狂って、怒り狂って、疲れて、あたんして、傷つけて、自分も傷ついて満身創痍。

何やってるんだろう。
涙がでてきて、でも泣きたくないよ。
悔しくて、悔しい。

何もかもが悔しいんだ私は。

何もかもが、きっと、比べて、比べて、悔しくて、プライドがもう、山のよう

もっとみる
カリスマ性と帝王学

カリスマ性と帝王学

先日郷ひろみさんのコンサートに行ってきました。
そこで考えたことなど…

カリスマ性を意識した時点で
カリスマにはなれないと思う

カリスマは凛と生きる姿勢や行動が
カリスマになると思うから

日々を大切に生きて
人を大切にして
はじめて人から目を向けられる

そして自分は前を向いている

その背中に人がついてくる

帝王学にも通じるものがある気がする

天子は命を受けて地上に降り立つ
天からの意

もっとみる
選択

選択

自分で人生を選択している

泣くも笑うも自分次第

天国で絶望するか
地獄で微笑むか

なんだっていつだって
足の向いた方にしか歩けないから

優しさの上に血だらけで立っても
振り向いてくれない背中を笑顔で見つめても

それが自分の選択だから

美しい記憶の中でだけでは生きられないが
手探りの未来の不安を全て受け止めることもできない

成長の過渡期を更新して
わたしたちは毎日を生きている

何も考

もっとみる
ここはどこ

ここはどこ

わからないところまで、遠くまで
知らずしらずのうちに来てしまった、という心理状態が嫌いではない。

浮き沈む激情か、はたまた溢れ出た鮮烈か
わたしたちはいつのまにか、ここはどこなんだろうというところまで、歩いていってしまう。

ハッと我にかえると、もうそこに見慣れた景色はなく、どこかわからない。
霧が濃くて、肌寒い、陽の光もあまり入らぬような、ブルーのようなグリーンのような、そしてグレーがかった世

もっとみる
戴首飾 たいしゅしょく

戴首飾 たいしゅしょく

はじめに昨日のnote投稿は読んでいただけましたでしょうか?

苺-ichigo-は官能小説の処女作となっております。

本日投稿させていただく戴首飾(たいしゅしょく)は2作目となります。
これも24歳のときのお話しです。

お楽しみください。

戴首飾 たいしゅしょく

「 余白 」
 直接的な行為だけが全てではない。くすぐるような感覚や、想像力にはたらきかけることが快感を昂(たか)ぶらせること

もっとみる