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高齢期リハビリのココロエ33【老化とはどうにもならんこと】
わたしは『再発がん』でして『がん』と『共生』しておまりす。寛解するのであれば、『がんに抗うで抗病』なんですが、現代医療の限界と自然の摂理により『抗病』ではないんですよね。いわば「もう、しゃあない!残り時間をできるだけ充実させよう!」という心持ちです。
ここでですね、民間療法や壺や念珠を購入したり、エビデンスが乏しい最先端医療?には手を伸ばしたりしません。不思議なチカラや最先端医療?へ高額なお金
高齢期リハビリのココロエ24『老衰だから積極的な食事介助はやめましょう、寝かせておきましょう』は本当に正しいのか
老衰(ろうすい、英語: Senility)とは、加齢により脳を含めた全臓器・細胞の力がバランスを保ちながらゆっくり命が続かなくなるレベルまで低下していき、最後に下顎呼吸後に死亡することである。(Wikipediaより引用)つまり老衰は『全身の細胞が死に向かい、生が途絶える』という感じでしょうか。
老衰の前兆は『体重減少』『食事量減少』『睡眠時間の増加』だそうです。「あれ?あのご利用者、食事量減
高齢期リハビリのココロエ19 認知症の方は不確かな世界にいる
「あれ、わたしなんでここにいるのかな」「帰る手段はあるのかな」「知ってる人はいるかな」「よく考えたらここはどこ?」「お腹も減ってきた」「もう外は暗くなってきた」「足も痛いしどうしよう」と認知症の方は【状況が把握できないこと】に【自分の不快な感覚情報(痛みや外の暗さ、空腹など)】が重なるといてもたってもいられなくなります。興奮したり、同じ訴えを繰り返したり、といった症状です。
この場合、状況が把握
高齢期リハビリのココロエ18 物盗られ妄想・帰宅願望のある方への対応
施設の認知症ご利用者が「わたしは今日、帰ることになってはずなのにどうなってるの?」また、違うご利用者も「わたしが洗濯したものが返ってきていない、誰かに盗られた!」とおっしゃっています。さて、どう答えるのが正解でしょう?
私の場合は、一旦ご利用者のおっしゃることを肯定して一緒に困った気持ちになります。「困りましたね、帰る予定だったんですね。」といった感じです。やっぱりご利用者自身が感じていること