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【入学説明会に来る保護者のうち父親は○%】多様性や男女共同参画について子どもに説く前にやるべきこと #26

今日は、
うちの子が通う小学校の
新入生の保護者向け説明会に
出席してきました。

ぼくは
PTAの副会長でもありますが、
本業(?)は、
子ども会育成連絡協議会の会長です。

その子ども会の
組織や活動を説明するために、
出席してきました。

毎年、この時期に
説明会があるんですが、
出席する保護者の方々を見て
感じることがあります。

それは、
父親(男性)が
圧倒的に少ない
ということです。

今日見た限りでは、
父親は
全体の1割にも満たなかったと
思います。

でも、
入学式や授業参観、運動会には
たくさんの父親が顔を見せています。

なぜだろう?

就学のための書類作成や
持ち物の準備、
PTAへの参加などは、
ほとんど母親が担っている。
どの学校でも
そんな状況ではないでしょうか。

子どものこと、
特に学校に関する用事は
母親の仕事。

父親は
あくまでオブザーバーであり、
プレイヤーではない。

そんな先入観や固定観念、
既成概念が父親に、
もしかしたら母親にも
あるかもしれません。

親だけでなく、
周囲の大人にも
あるかもしれませんね。

もちろん、
仕事の内容によっては
休めないこともあるでしょう。

それでも、
共働きが増え、
父親の子育て参加が進んだと
言われて久しい
この令和の時代に、
数年前と変わらず
ほぼ全員が母親というのは
ちょっと異常ではないかと
思います。

数年前、
子どもの担任の先生が
児童の個人情報が載っている紙を
なくしてしまい、
保護者向けの説明会が
行われたことがありました。

ぼくは出席できませんでしたが、
出た人に話を聞くと、
母親は先生に同情する意見が多かった一方で、
父親には
なぜ紛失したか推論し、
再発防止策を提案する人が
少なからずいたそうです。

よく言われることですが、
女性は共感するのが得意で、
男性は解決策を考えるのが得意。

当然個人差はあるでしょうが、
おおまかな傾向としては
認められているのかもしれません。

ややもすると、女性ばかりで
なかなか改革が進まなかった面もある
うちのPTAも、
男性が数名入ることで視点が変わり、
現状を変えるきっかけになった面は
あると思います。

性別に関係なく、
いろんなバックグラウンドを持つ保護者が
意見を交わすことで、
教育環境の向上につながる。

子どもたちに
多様性の大切さを説く前に、
先ず隗より始めよ、ですね。

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