マガジンのカバー画像

創造目線

41
新しい目線で歩きたい
運営しているクリエイター

2024年5月の記事一覧

多様性に気づけた日

多様性に気づけた日

塩谷舞さんの『ここじゃない世界に行きたかった』を読んでから多様性について考えることができた.

少し前に『ポピュリズムとは何か』を書いたときに触れたアメリカのRustBeltに関する話題を塩谷さんも触れていた.

僕はトランプ氏を支持する共和党陣営とバイデン氏を支持する民主党陣営で二項対立のように書いたのだが、実際の事情はもっとカオスで記事を書いた僕はなんだか自分の考えの甘さを反省した.  

R

もっとみる
美意識が自分を作ってくれるんだけど学校は違うみたい

美意識が自分を作ってくれるんだけど学校は違うみたい

日本の電車に乗ると女性は必ず化粧をしている.化粧をしていない人を探すのはウォーリーを探すことよりも難しい.最近は男性、女性も関係なく化粧をするし化粧が自分のアイデンティティの表現と解釈されることも多い.

でも男性にとっての化粧は嗜好品で女性の化粧とは違う.スッピンで会社に行けば女性は白い目で見られる.化粧をするのが当たり前だし化粧をしないのは良くないという考え方がある.

だから、女性にとっての

もっとみる
人は感動と共に成長する

人は感動と共に成長する

人生に於いて人は幾度も感動を覚える.しかし機会の感動は数少なく,理由の説明できない感動の共有は人生で数回しかない.

感動の最終回を迎えたドラマ,大好きなアーティストのコンサート,今まで超えることのできなかった壁を超えた瞬間や一致団結し何かを成し遂げた時.

これらの感動は人間のセレンディピティに関係し0の状態からは生まれない人間の成長によって発生する感度である.

今日,僕は感動のあまり涙を流し

もっとみる
赤信号で渡らない日本人は素晴らしいのか

赤信号で渡らない日本人は素晴らしいのか

「日本人は赤信号でも渡らない」

これは日本人に普遍的な価値観として認知されている考え方だと思う.外国人が日本に来て驚くことの一つが赤信号で誰一人渡らない事と言うほど異質な考え方なのだ.

この考え方に異を唱えた人物がいる.それがサッカー日本代表監督を務めたフィリップ・トルシエだ.

彼ら「誰も赤信号を渡らないことにショックを受けた」と述べている.

日本人からすればイカれた奴程度の話なのだろうが

もっとみる