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時間がみせたもの。

わたしは今まで、
絵が得意で生きてきました。
いつもたくさんの人に評価されて
褒めてもらえて、
そのときだけは、
自分に自信がもてました。

でも、
大学に入ると、
もっとすごい人がいっぱいいました。
今までいちばんが当たり前だったのが
上から1/3くらいになりました。

わたしは自分には才能がないと思って
大学を辞めました。

でも、
わたしの作品を見ていてくれていた人は
たしかにいました。
わたしの作品に票を入れてくれていた仲間、
評価してくれていた先生、
写真を撮ってくれていた教授、

たぶん、
そのときのわたしには、
それじゃ、足りなかった。
付箋5枚分の票には目もくれず、
30枚40枚の方ばかり見ていました。

でも、今なら分かります。
5人も、
わたしの作品を選んでくれていた人がいたってこと。

もう一度、
向き合ってみようと思ってます。
自分の中の、
いちばん奥にある、
今までいちばんかけてきたものと。

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