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戦略的中学受験のすすめ

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チャラ男息子の入塾から受験本番までの親子の記録。いかに親子関係をこじらせずに中学受験を乗り越えるか、が最大のテーマ。
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#小学生

塾の先生との付き合い方

戦略的中学受験のすすめ⑦

正直、中学受験は過酷です。
やらなければいけないものでもありません。
でも、あえてやると決めたならば、受験のプロである塾の先生との付き合い方が大切になってきます。親と先生が上手くタッグを組めると、子供にもいい影響を与えることが可能になります。

そもそも、大手塾は大手塾の、個人塾は個人塾のいいところがあります。それぞれ一長一短なので、この塾がいい!というものではありませ

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親ができることは限られている、でも超重要事項

戦略的中学受験のすすめ⑥

中学受験が高校受験や大学受験と大きく異なることは「受験生の未熟さ」にあると思います。当然です。なんてったって受験生は小学生なんですから。

塾の保護者会に行くと、こんなことを言われます。
「毎朝、登校前に20分間、計算と漢字をやりましょう」
「テストが終わったら、その日のうちに振り返りをしましょう」
「塾の授業の内容は、帰ってからその日のうちに復習しましょう」
「これか

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さて、学校選び、どうしよう?

戦略的中学受験のすすめ⑤

私立中学校の数は東京で183校、神奈川で61校あります。(2018年現在、男子校・女子校・共学校全て含む)

その中から実際に受験するのは3~8校と言われています。私自身が受験したころは1月受験というものもなければ、午後受験もなかったので、多くても4、5校でした。

さて、こんなに沢山の選択肢があると、はてどうしたものか・・・と悩んでしまいます。まだ4、5年生のときは偏

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ライバルという貴重な存在

戦略的中学受験のすすめ④

「中学受験をするから塾に行く!」と言っても、おそらく小学4年生当時の息子にとっては習い事が一つ増えた、くらいの感覚だったと思います。

私が住んでいる地域は全体的にのんびりしており、放課後にはいくつもある公園のどこかしらにいけば友達が遊んでる、というひと昔前の風景も見られる地域です。中学受験をする家庭は決して多くなく、クラスで1~2割いるかな?という感じでした。

地域

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塾での立ち位置~クラス分け~

戦略的中学受験のすすめ③

入塾時、5クラス中下から2番目のクラス。
ライバルの○○君は上から2番目のクラス。
さて、どうする?

息子が入った塾は1学年に100人ちょっといて、クラスは5つに分かれていました。上の2クラスと下の3クラスでは大きくカリキュラムが分かれていて、テキストは同じでも、網羅する問題の量や質がかなり異なるのです。

簡単に言えば、目指すところが
1:最難関校(御三家レベル)

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塾に入るの、いつにする?

戦略的中学受験のすすめ②

小学4年生の秋に塾の公開テストを受けてみることにした息子。塾に足を踏み入れるのも初めてなら、本格的なテストを受けるのも初めてな息子は、かなり緊張したおもむきで教室に入っていきました。

テストが終わって出てきたら、
「意外とオレ、できたよ!楽しかった!」と満足気な顔。

この時に、もし本人が「つまんなかった!やっぱり塾なんてヤダ!!」などと言い出したら諦めようと思ってい

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