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【日記】12月16日〜12月22日

12月16日
日常に生きる
棚卸しと福袋製作の日。福袋製作、残り700個。

12月17日
日常に生きる
年末年始のセールが近いので「30%引き」や「50%引き」と書かれたシールを値札にひたすら貼る。休みなし3時間かけて1000枚近く貼った。

12月18日
日常に生きる
セール品と格闘。気持ちはもはや年始の初売り。

12月19日
日常に生きる
福袋製作、いよいよ追い込み。中身のネタが尽きてきた。残り約200個。
22日に開催予定だったイナダミホさんのワンマンライヴがご本人がインフルエンザに罹ってしまった為に延期になった。
2019年、様々な出会いがあった中、イナダさんと出会えたことはとても大きい出来事だった。
イナダさんは自分の思ったこと、感じたことを真っ直ぐ相手に分かりやすく伝えられて相手の心をフッと動かすことがとても上手い方だと思う。

12月20日
日常に生きる
入社以来、最も忙しい日になる。さらに最長勤務時間記録を叩き出した長い日。
いつからか多忙になると頭の中で思いがけない歌がずっと流れてくる。ある時は「ENDLESS RAIN」、ある時は「だんご三兄弟」。今回は松たか子「I STAND ALONE」だった。ラジオから流れてきた訳でもないのに。何故だ。松たか子さんのベストアルバムが我が家には何故かある。

伊丹十三さんの命日。1月に伊丹十三記念館で購入したDVDを見る。
「女たちよ!」を初めて読んだ時、それまでの人生で築いてきた価値観や固定観念が音を立てて崩れていった。そして目の前の世界に対する新しい見方を教えてくれた。
エッセイ、映画、CM、TV番組。作るもの全てが素晴らしかった才能の人。

12月21日
ひとしきり休んでから散髪へ行く。
今年西武線に乗るのはこれが恐らく最後。りぼんを聴きながら黄色い電車に揺られていると今年の東村山での思い出がいくつも浮かんできて思わず胸が熱くなる。

お正月休みにりぼんの「さよならワンダー」を聴きながら散歩をしていた時に「dis-coveredを再開するのは…今だ!」という閃きが突然落ちてきたことを思い出す。そうして始まった4月のdis-coveredにりぼんが出てくれたことが嬉しかった。もっともっと聴かれるべき東村山が誇る素晴らしいバンドである。

12月22日
朝、YouTubeで「デヴィッド・バーン・アメリカンユートピア」の動画を見ていたら溢れ出る多幸感に思わず涙が出てしまった。
配線もドラムキットもキーボードもスタンドマイクもなく、演者は楽器を持って動き回りながら演奏する。音楽ライヴとして究極の形態。ライヴというよりもはや演劇に近い。

思えば10年前に見たデヴィッド・バーンのコンサートでは既にギターケーブル、マイクケーブルといった配線は全てなくなっていて、モニターもイヤモニだった。白で統一されたステージの上でダンサーと演者があらかじめ決められた動線に従って演奏やダンスをするスタイルのライヴはやはり演劇に近かった(ちなみにこの日が自分にとって現時点での人生最高のライヴ。暗闇の中で唐突に始まった"Burning Down The House"を吠えながら踊り狂いながら体感したことはいつまでも忘れられない。余談)

「苦手な音楽を無理に好きになろうとする必要はない。自分が心から好きだと思える音楽だけをずっと聴いていけば良い」

デヴィッド・バーンはこう言っていた。
バーンは音楽をキャッチするアンテナの感度がとても高い人で未知の音楽を見つけては文字通りとことん聴き倒した。アフロビート、バイーア、サンバ、ライミュージック、サルサ、マンボといった幾多の音楽をバーンは自身のフィルターを通した上で新しい音楽へと変換した。
バーンの音楽を聴いて所謂ワールドミュージックを聴くようになり、コール・ポーターやファットボーイスリムを知ったのだ。
自分がジャンルという枠組みを取っ払って色々な音楽を聴くようになったきっかけはデヴィッド・バーンなのだろう。

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