【1分で読める健康習慣の科学16:『歯』は人にとってどれくらい重要か? みたいな話】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
人が1分で読める文字数は約600文字くらい。
今回は『歯』が人体に与える影響について。
以前に「口内細菌」を減らさないと虫歯は抑制しづらいよ。的なものは書いていまして。
「歯の健康」的なニュースはよく見かけるのですが、「虫歯の原因菌をどうにかしましょう」みたいなものはなかなか見ないのでこの辺りは知っておきたいところです。
んで、今回は『歯を大事にしないとこういう影響があるよ』的なお話。
(蛙・ω・)<ゆっくり知っていってね。
■歯磨きで細菌を抑制しないとアルツハイマーの原因になる
コチラの論文より。
『ポルフィロモナス・ジンジバリス』という口内細菌、つまり虫歯の原因菌の一種なんですが、コイツを放置すると、細菌が血管や腸に侵入していきます。
血管も腸も脳と直結しているので、この細菌は脳にも行き届いてしまう、と。
そしてこの『ポルフィロモナス・ジンジバリス』がアルツハイマーに関与していることが解っているとのこと。
また、参考記事によると
35歳以上の80%が歯周病に苦しんでいるという報告がありますが、ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis、以下、ジンジバリス菌)は、歯周病の主要病原細菌の一つです。また、ジンジバリス菌は糖尿病、関節リウマチ、心血管疾患、膵癌、さらにはアルツハイマー病とも関連しています。
とのこと。
論文内の観察研究によると、
53人のアルツハイマー患者の96%から、ポルフィロモナス・ジンジバリスが生成する毒素が見つかった。
マウス実験においても、マウスの脳内からアルツハイマーの原因の1つであるアミロイドβとポルフィロモナス・ジンジバリスが生成する毒素が見つかった。
とのこと。
✅虫歯を抑制することが脳の健康を守る
ことに繋がることが1つ証明されたワケです。
アルツハイマーの原因の全てがコレではありませんが、やっぱり歯は大事。
ってお話。
■ノンシュガーだろうが砂糖入りだろうが甘い飲み物は歯を溶かす
最近この『甘い飲み物』にフィーチャーしまくっておりますが、普段から多く口にしているものが実は有害というのはよくある話でして、
まあ口にするかは個人の自由として、知っておいて損はなかろう、という感じなので紹介。
パレオさんのブログより。
メルボルン大学の研究で、
23種の市販飲料に大臼歯(奥歯のこと)を漬け込んだ。
✅23種のうち21種は歯のエナメル質を融解した
✅歯の融解の原因はクエン酸とリン酸だった
とのこと、さらに研究者は、
虫歯は酸で歯の組織が溶けて起こる。
虫歯は歯の表面のエナメルが剥ぎ取られ、進行すると内側の骨髄が見えてしまう。
ノンシュガーの飲料に限らず、クエン酸をふくむお菓子でも同じ
とのこと。
レモン味や酸っぱいお菓子も同様に、歯のエナメル質を融解させてしまう、と。
ではどう対処するのか?
って話ですが、
✅水を飲む
✅甘い飲み物・酸味のある菓子類を減らす
✅飲み物・お菓子を食べた後は、しばらく時間をおいてから歯を磨く
となっています。
そもそも摂らないことが何よりですが、摂った後にしばらく時間をおくのは、
✅直後は酸の影響でエナメル質が脆くなっているため、歯磨きによって削れてしまう
からとなっています。
こういうのをちゃんと頭に入れておきたいところですね(o・ω・o)
「歯は大事」という認識は誰しも持っていると思いますが、その中身に関しては様々だと思います。
なぜ虫歯や歯の健康を守るのか?
ここを掘り下げてみるのは特に重要なのではないでしょうか。
今回はここまでです。 最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた〜(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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