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インクルーシブ社会の構築 くつばこ+
2020年11月10日 22:27
連載「耳が聞こえます。助けてください。」⑥ byりこ(この小説は今現在、くつばこのメンバーに起きている事実をもとにしています。)私はスマホの画面を閉じて、ポケットにしまった。今日はこれから手話教室に出かける。手話教室には、自分と同じように耳が聞こえる人がいて、友達もたくさんいる。(みんなにも、言いたい)そう思って、いつもより15分早く家を出た。手話教室についた。にぎやかな声に囲まれる
2020年10月31日 22:10
こんばんは、くつばこのりこです。のどが渇きました。今日は普段の話と少し離れて、「大学生」について話そうと思います。〇パソコンとにらめっこの生活コロナの影響で今年いっぱい授業登校日がない私は、基本的に月~土まで毎日パソコンで授業を受けています。朝起きて、朝ごはん食べて、授業受けて、課題やって、、、という感じ。週に3回、18:00までの授業がある日があるので、基本一日家にいることになります。そんな
2020年8月9日 19:55
連載「耳が聞こえます。助けてください。」⑤ byりこ(この小説は今現在、くつばこのメンバーに起きている事実をもとにしています。)私には、反応してくれなかったな。どうしよう。上手くいくのかな…LIMEのアプリを閉じる気力もなく、スマホの電源を切った。暗い画面が、もっと暗い自分の顔を映している。こんなんなら、入らなきゃよかった。っていうか、さやかちゃんくらい返信くれてもいいのに…そのまま
2020年8月8日 18:24
連載「耳が聞こえます。助けてください。」④ byりこ(この小説は今現在、くつばこのメンバーに起きている事実をもとにしています。)数時間後、witterにその子から返信が来た。▷こんにちは!連絡ありがとうございます。さやかです。▷英語一緒です!よろしくね~。LIMEのグループあるけど、入りますか??私はそのメッセージを見て、ちょっと嬉しい気持ちになった。▷入ります!友達いなくて…苦笑
2020年8月7日 22:20
連載「耳が聞こえます。助けてください。」③ byりこ(この小説は今現在、くつばこのメンバーに起きている事実をもとにしています。)授業が終わって、黒いパソコンの画面を眺めながらそんな考え事をしていると、スマホに教授からメールが届いた。「to : 佐々木美香さん(mikas.386547@jmail.com)from : 田村洋治(yoji.t@jmail.com)佐々木さん今学期現代文
2020年7月10日 17:21
連載「耳が聞こえます。助けてください。」➁ byりこ(この小説は今現在、くつばこのメンバーに起きている事実をもとにしています。)おっと、授業が始まったようだ。(だめだ、これじゃ全然わからない…)教授はひらひらとしゃべっている。私以外の受講者はみんな教授が何を話しているかを読みとれているようで、画面をじっと見ながら、うんうんとうなずいている。だめだ、やっぱり障害者の多い大学にした方がよかっ
2020年7月9日 13:49
連載「耳が聞こえます。助けてください。」① byりこ(この小説は今現在、くつばこのメンバーに起きている事実をもとにしています。)春だった。大学1年生の春だった。私は高校の卒業とともに、世界の変化の流れの中に立ち、ただ家で時間を持て余していた。ワクチンのないウイルスが、世界を駆け巡っている。人の行き来は滞り、根拠のない情報だけが、イラついた感情にのせられてけたたましくうごめいていた。私