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頭の中の独り言を変えて人生を変える

独り言が自分を作る


人は1日に数万の頭の中の独り言をしている
そうです。

そして、その独り言によって、私たちの人生が決まっていると言われています。

自分自身に言い聞かせる言葉に従って、
自分のイメージが形成されるからです。

「自分は自信がない」という認識を強める独り言が繰り返されることで、
より自信がなくなるような選択を無意識のうちにしてしまいます。

例えば、「明日のプレゼン嫌だな」「○○さんに嫌われていないだろうか」
など、自信がない人が言いそうな言葉には注意が必要です。

声に出さなくてもです。

自信がないということを繰り返し自分に言い聞かせることで、

プレゼンを失敗させるように、○○さんに嫌われるように、
自動的に振るまってしまいます。

「やっぱり自分はダメな奴」という、独り言が追加され、
より「自信のない自分」を強固にします。

日頃自分が自分に対して語りかける独り言によって作られたイメージを守るために、無意識が働いているのです。

これが「自分の独り言が自分の人生を決める」という意味です。



逆に、独り言をコントロールすれば、人生をコントロールできるのではないでしょうか。


例えば、あなたが鏡を見たとき、

「良い体型だなー」「日頃のトレーニングと食事管理のたまものだ」

と自分をたたえるような独り言を普段からしている場合、
「自分は健康的で見た目が良い」というイメージが確立していきます。

「自分は健康的で見た目が良い」というイメージを持てば、

スーパーでお菓子を買うことは自分のイメージに反するので、
無意識はそれを選ばず、健康的な食料をカゴに入れるようになります。

そんな人は、一緒に買い物に行った友人がカゴにお菓子を入れようとしても、「それはいらない」と拒絶するでしょう。

なぜなら、それらのお菓子はあなたにとって似合わないものだからです。


「自分はなんでもできる。
プレゼンでは自分の良さを存分に披露しよう。」

という独り言によって、自信のある自己イメージを作っていれば、

プレゼンの時も堂々とふるまうように、無意識が体の状態を調整します。

あなたがあなた自身のイメージを強化するために、無意識が働いているのです。

ですので、自分自身に対して、
より良い自分にふさわしい独り言を心掛ける必要があります。
それができれば、理想の自分になれるのです。

1日に数万語も自分自身を洗脳する言葉をかけるのですから、
それが可能なことに驚くことではありません。


独り言を監視する~瞑想とアファメーション~

自分の声を最も聴いているのは自分自身です。
自分の声に耳を傾け、その声が理想の自分と乖離がないか、

相応しいかを点検する機会を持ちましょう。

そして、それが都合の悪いものなら、気づいて変えていくことが必要です。

自分を俯瞰してみる「メタ認知」を鍛えることが重要です。

その訓練として瞑想が有効です。

瞑想は、自分が今何を考えているかを認識し、意識を呼吸に戻す訓練です

これにより、自分を俯瞰してみることに慣れることができます。

すると日常で行われる頭の中の独り言がに気付き、
自分にとって有益でない場合、それを自分らしくないと再定義し、
止めることができます。


瞑想のメリットについては、
別記事でさらに掘り下げて書いているので、
そちらも是非ご覧ください。

何のために瞑想するのか?




次の段階として、
自分らしくないものを止めた後、
自分らしい(理想的な)言葉を頭の中で語りかけることが、
理想の人生に向かうために有効です。


そのためにはアファメーションが有効です。


アファメーションは、自己啓発の分野でよく採用され、
例えば「自分は健康的な体と精神を持ち、毎日幸せに過ごしている」といったもののような、
ポジティブな言い聞かせを行うことです。

これを行うことで、独り言全体がポジティブなものに塗り替えられ、
自分のイメージもポジティブなものに向かいます。

結果として、選択や行動が理想の人生にふさわしいものに置き換わっていき、理想的な自分として生きるのです。


今回の記事で特に伝えたいことは、

人生は自分の頭の中の独り言で決まっているということ、
それを認識することです。

それを認識すれば、独り言に気を付ける意識が芽生え、

よくない独り言に気付く機会が増えます。

そのようなことを繰り返し、理想の人生に近づくことができます。

理想的な自分も、不満がある自分も、
自分が作るのです。

どっちでも自由に作れるのだから理想の自分で人生を謳歌しましょう。

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