不記載問題(裏金問題)に関する所感
8月は本数を出そうと思っていたのだが、岸田文雄の訳の分からない決断に依って其れ等の構想が全て吹き飛んだ。
滅私公論、私を捨てて公に尽くす上で次へ目を向けてはいるが、其の実、未だに大パニックである。
来月に入れば自民党総裁選が政治言論の中心となっていくことであろう。
其処で今月の最後に、所謂 "裏金問題" について思う所を纏めておきたい。
もう来月に入って自民党総裁選が始まり、新総裁の体制となって、其の様な状況で裏金云々という話はしたくもないし聞きたくもないのである。
後述するが、現在は "問題を収束させるフェーズ" であって、新体制に入っては再発防止以外に問題を持ち出して政治を乱さないでほしい。
さて。
昨年だったか今年に入ってだったか、自民党清和会(安倍派)の政治資金問題が取り沙汰された。
問題の内容としては、自民党の派閥・清和会(既に解散)が慣習的に、政治資金パーティーのパーティ券販売ノルマを超えた分の売り上げを議員にキックバックし、此処迄は問題ないが、之を政治資金収支報告書に記載していなかった事が問題ということである。
自民党は岸田文雄総裁が先頭に立って派閥を解散、最終的に宏池政策研究会(岸田派)、志帥会(二階派)、清和政策研究会(安倍派)、平成研究会(茂木派)、派閥ではないが有隣会(谷垣グループ)が解散した(現存する派閥は麻生派である志公会のみ)。
そして政治資金規正法が改正された後、岸田文雄自民党総裁が今次自民党総裁選挙への不出馬に拠りケジメを付けると発表。
現在、多数の総裁選立候補予定者が声を挙げているものの、不記載問題の震源地であった清和会に所属していた議員の名前はない。
此の不記載問題について、今、思う所を話しておきたいと思う。
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