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河野玄斗さん公認会計士試験合格について思うこと

東京大学医学部卒で、医師免許も取り、司法試験にも合格し、最近、公認会計士試験にも合格したことを発表した河野玄斗さんについて思うことがあります。河野玄斗さんの勉強法の本は、積ん読しており、パラッと読みましたが、本人が理解力と記憶力がすごいからできる芸当だと思いました。僕も、司法試験の勉強をしたり、公認会計士試験の勉強をしたりして、こんなもんかと思っただけで、受かりはしないという万年受験生で、すきあらばと思っているのですが、もう40代後半のため、勉強したり、ぱらっと見るだけの趣味の勉強にとどめておくのがいいだろうと思っています。たとえ、合格しても、年齢的な理由で就職がないからです。そのうえ、司法試験(パラリーガルなど)も公認会計士試験(会計事務所勤務など)も、実務経験すらありません。河野玄斗さんの資格合格は、私には、全くもって真似できません。私は、勉強すると脳が疲れる方向に行ってしまうのですが、河野玄斗さんには、それを全く感じませんし・・・。河野玄斗さんは、私が勉強するだけして、合格はしていない資格すべてを合格したという感があります。私が、唯一、河野玄斗さんが受験していない資格で合格したのが、国家公務員試験1種試験(経済職)だけです。

若い人は、夢があっていいなあと思っていますが、老婆心ながら思うことがあります。というのは、国立大学の医学部って、試験に面接があって、医師になることを明言して、受からしてもらってると思うんですね。それなのに、医師にならないということは、司法試験にも合格した河野玄斗さんには釈迦に説法になるかもしれませんが、「禁反言の法理(エストッペル)」に反すると思うんですね。医師会側は、首を傾げてるところがあると思うんです。加えて、医師って、権威づけることによって、仕事が成り立っている側面もある職業的専門家だから、医師を蹴って、公認会計士になるということは、医師の権威を落とすことにもなりかねず、開業している医師や医療関係者の努力を無にする可能性もあると思うんです。最近、国立大学の医学部の点数操作が話題になりましたが、医師になるということを前提に、国立大学の医学部に受からせたのに、医師にならないということは、非常に由々しき事態だと思うんです。公認会計士なんか、私が所属していた体育会の部活の先輩でも、3人も輩出してるし、東大医学部である必要はないと思うんです。東大医学部ということを活かして、他の学部に転部し、研究開発に役立てるとか医学部の知識が必要な民間企業に就職するとかなら、わかるけど、司法試験・会計士試験と合格し、自分は勉強ができると誇示するのはわかりますが、司法試験だと医事法とかとの接続ができるけど、公認会計士の実務を積む予定だということなので、医師会側からすると、困った人という解釈もされうると思うんです。1人、医師になる貴重な人材を不合格にして、河野玄斗さんを東大医学部に受からせてるわけだから、社会が国立大学の1人分の医師を損してることになるわけです。河野玄斗さんの今後の発言と活躍は、非常に楽しみにしている私ではありますが、医師会側は、微妙な気持ちになっているのではないかと邪推もしている私であります。まあ、医師になっても医師をやめて、転職してしまう人もいるし、医師になる人は、司法試験や公認会計士試験にも合格してしまうくらい、頭が良い人がなるんだと医師を社会的に権威付けるルートになることもありうるし、公認会計士の実務を積みたいと本人も明言していますが、もはやタレントとして活動されるのでしょうから、マルチなタレントとして、メディアで重宝される可能性もあるし、可能性は無限大ですね。また、昔、加藤周一さんという哲学者もいて、やはり東京大学医学部出身だけど、評論家みたいなことをやっていましたよね。理由は「医学が専門分野ごとに細分化され過ぎている」ということでしたから、河野玄斗さんは、それを現代風にした人ですよね。今後の活躍も楽しみな若者です。その間に、簿記1級、宅建などにも合格していたそうで、すごいですね。たくさんいる医師のなかで、単なる医師として活動してしまう河野玄斗さんよりも、たくさんの難関資格を合格した河野玄斗さんの活動のほうが面白いですよね。評論家・哲学者の加藤周一さんも「ネタ」なら、もっとわかりやすい河野玄斗さんの勉強がすごいというのも「ネタ」で、河野玄斗さんのほうが、ニコニコしてて、良いネタですよね。わかりやすいですしね。哲学や評論の、誰にもわかりにくいネタでは、なんか嫌ですよね。私は河野玄斗さんの頭の良さを公認会計士みたいな単なる事務処理ではなくて、医学で使って欲しかったなと思っています。医師と弁護士は、研修のときに、兼職禁止規定みたいなものがあって、YouTuberとかの仕事を放棄しなければならないので、選択しなかったそうです。
公認会計士試験もそうだし、司法試験も公務員試験も、好きでやらないと受からない試験ですよね。嫌々やって受かるものではないですよね。公認会計士試験も司法試験も公務員試験も、みんな好きでやって合格していった人ばかりでしたから・・・。若い人は、夢があって、いいですねえ。私も、当時26歳の頃は大学院生だったのですが、河野玄斗さんの頃の年齢のときが一番いいと思いましたね。
河野玄斗さんは、サブスクで、「河野塾」というのを始めるらしいんで、それも非常に楽しみにしています。YouTube動画でも、「Stardy」というチャンネルで、過去問解説をしていますが、そのテイストと同じものをやってほしいなと思っています。講師は、河野玄斗さんにやって欲しいのですが、他の人を使ってくるのかもしれません。いずれにしても、「河野塾」というのは、非常に楽しみにしています。
中央省庁が、東大ばかりを取りたがるのは、決して、学閥だけではないことを河野玄斗さんの連続資格合格を見て、痛感しました。中央省庁は、民間の業務を早急に把握して、政策・法律・予算にしなくてはいけません。民間の三大資格くらい楽勝で、簡単に、早急に受かれるくらいの頭脳を持っていないと、仕事にならないところもあると思うんです。
※(2023.3.29追記)「河野塾ISM」として開講したようです。下にリンクを貼っておきました。ちょっと、僕が理想論として、イメージしていたものと違ってしまったようです。私は、河野玄斗さんのYouTubeチャンネルの無料のStardyをこれからも、勉強には利用させて頂こうと思っています。

公認会計士・税理士というのは、私の定義では、

「売上-費用=利益」の計算式を下支えするための、売上レシートやかかった費用の各種帳票をファイルかなんかに糊で貼付して、一定期間保存し、あとは、簿記のやり方で、帳簿を作り、税理士は、売上から消費税を、利益から法人税を、給与所得から所得税を、税率に応じて計算し、確定申告書の各項目に記入し、税務当局に報告するという仕事。たとえば、上場企業などでは、会社四季報に出ている各種数字を裏付けする事務処理をしている。スキルアップによっては、コンサルティングなどの仕事もできる可能性がある。コンサルティングの内容は「ちょっと費用が高すぎるようです」とか「売上が下がってきています」とか「広告宣伝で売上を増やしましょう。広告費用がかかりますが・・・」とかいう程度のものだと推察している。

私なりの定義

となります。つまり、単なる人の事務処理を代行する仕事だと思っています。会社を数字で把握する仕事だと思っています。仕事内容は、煩雑か簡単かの二者択一的な仕事ではないかと思っています。私なりの定義なので、間違っている可能性もあります。これを精緻化できれば、税理士や公認会計士の実務が勤まるのではないかと思っています。つまるところ、河野玄斗さんって、働くのがもったいない人ですよね。このまま芸能人やYouTuberを続けたほうが、社会に広く役立った可能性もありますね。私は、公認会計士という仕事は、「インチキ」だと思ってます。本当のことを知っているのは、その会社の人、特に、経理部門・財務部門にいる人たちだと思っています。しかも、最近は、コンピューター化が進んで、監査するにも、いちいち、その会社のコンピューター環境を把握しなくちゃいけないので、より意味がない職業になっちゃってるんじゃないでしょうか。AIに負けちゃうよ、たぶん。「財務デューデリジェンス」なんていうのも、ウソのことが多いような気がしています。「財務デューデリジェンス」も、本当のことを知っているのは、その会社に勤めている人じゃないでしょうか。

河野玄斗さんのツイッター

河野玄斗さんのYouTube

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