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ご神託に委ねる力 神功皇后二 神話は今も生きている ことの葉綴り六〇二

お礼💛と、二十四節気「霜降そうこう

おはようございます。昨日は、寒かったですよね。
まず、いつも、「ことの葉綴り」まで“おこし”いただき、本当にありがとうございます。
コメントや写真を使ってくださる方も、ありがとうございます。お礼を言い忘れていたり、見逃していたら、ごめんなさい!!
最近も、千世さん山根あきらさんYu Morioもりおゆうさんkikujirouさん私の雑記帳(My record note)by Recoさんもののふ椿🌺ルーツ旅であなたもドラマの主人公に!🐤✨さん。シバイヌモモさん
cofumi(こふみ)さん。メッセージをありがとうございます!

あつさん♿︎夕月_千さんKyoko Satoさん。画像使用有難うございます
もしどなかたお名前、抜けていたら、ホントごめんなさい!!
お礼言い忘れた方いらしたら「私、お礼まだ」とコメント下さい(苦笑)!
どうぞ、これからも、宜しくお願い致します。

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十月二十三日(土)は、二十四節気「霜降そうこう」で、これまでの露から霜へと降るものが変化していく季節の変わり目ですね。
太陽の運行も、蠍座へと入りましたね。
六曜は、「友引」で朝と夕が吉。何事も勝ち負けのない日。
十二直は、物事を突破する「やぶる」人の説得、訴訟、家の取り壊しに吉。
二十八宿「てい」は、新たに何かをはじめたり、新しい服の新調にいい日。婚礼も吉。
この週末は、お天気はよさそうなので、氏神さまなどお参りして、自然を感じたり空を見上げたり、本格的な秋を満喫してはいかがでしょう。ただ、土用入りしているので、気温差などには気をつけて、温活しながら(^^)。
<ことの葉綴り>全体のご案内
この「言の葉綴り」は、神話の物語を神さまごとに「マガジン」に分けて読めるようになっています。
「神さまも“失敗して成長した”」と、魅力的な神さまごとに18のマガジンに分かれています。全体のご紹介は、こちらをどうぞ。
600回の節目に、まとめてみました。


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墨江大神すみのえのみまめのおおかみさまのご神託

われは、天照大御神の御こころぞ
墨江すみのえの神の、底筒男そこつつのを中筒男なかつつのを上筒男うはつつのをの三柱の大神である!

神がかりした神功皇后じんぐうこうごうの身に降りたのは、墨江大神すみのえのみまめのおおかみさまだったことが、明らかになりました。

前回、神帰かみよせをおこなったときには、


西の方に国があり、そこには金・銀くがね・しろがねをはじめとして、炎耀かがやく多くの珍しい宝がある。私は、そのくにを授けようと思う。

そうご神託が降りていました。
熊曾の討伐を考えていらした、仲哀ちゅうあい天皇は、この大神のお告げを疑い信じなかったために、大神の逆鱗に触れて命を落とされています。

大祓のご神事で、国を清めて、改めておこなった神帰かみよで、墨江大神《すみのえのみまめのおおかみ》さまのご神託が、再び降りたのです。

真に、その国を求めようと思うのであれば、
天神地神あまつかみくにつかみ(天つ神、国つ神)
また、山の神、川、海、もろもろの神々に、ことごとく幣帛みてぐら(お供えもの)をたてまつり、
わが御魂みたまを、その国へ向かう船の上でお祀りしなさい。
そして、木を焼いたの灰をひさご(ひょうたん)に入れて、
また箸と木の葉でつくった皿を大量につくり、それらを皆、大海に散らして浮かべて、その上で、海原を渡っていくがよい!

ははーっっ!!

審神者さにわ建内宿禰たけしうちのすくねが、頭を垂れます。

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神功じんぐう皇后の決意

さぁ、神功じんぐう皇后はどうされたでしょう?
夫である仲哀ちゅうあい天皇を亡くされたばかりで、お腹の中には、赤ちゃんがいらっしゃいますよね。
しかも、この胎児…これからお生まれになる御子は、墨江大神すみのえのみまめのおおかみさまのご神託によると、
男の子で、すべての国は、この御子が統べるべき国なり!
と、ご神託がおりているのです。

神功じんぐう皇后は、神のお告げそのままに、すぐさま西の海へと出漕しゅっそうするために、軍を整えて、多くの船の準備を進められたのでした。

これって、すごいことですよね。
私たちも、予想外、想定外のことを言われたら、「」それって今聞いていることじゃないんだけど……と、仲哀ちゅうあい天皇
と同じような、疑惑や、「熊曾の討ち方聞きたかったんだけど……」と、不審になってしまいそうです。

「ご神託」を受けるとは、でも、そんな都合の良い答えばかりではありませんし、まさか? という、自我を超えたところで、ちゃんと受け止められるか? 委ねることができるか……試されますよね。

「元伊勢」の物語でも、皇祖神の天照大御神さまの御こころのままに、どうすべきか? を体現されて生きられた「御杖代みつえしろ」の倭姫命やまとひめのみことさまのことを思い出しました。
この道が天照大神様のこころの、気にいるところであれば、童女よ、私と出会いなさい」と、真摯に祈願しながら進まれていたことを……。


ここの神話の物語は、神さまとは、私たち人間の「損得」「思考」「ただお願いごとを叶えてくれる」では決してなく、神さまの畏れ多いこと、人知を超えたものであること。そして人間側には、謙虚さ、素直さ、信じる力、委ねる勇気が必要なのだな~と、伝えられている気がしました。いかがでしょうか?では、また次回。

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―次回へ
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