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継体天皇四 皇女と斎王 神話は今も生きている ことの葉綴り八四七

水分補給、睡眠、体のケアの日曜日

おはようございます。六月二十六日(日)の暦は、六曜は、朝と夕が吉の「友引」。何事も勝ち負けのない日とされます。十二直は、物事の善悪が定まる「さだん」で、移転や種まき、建築、開店開業、婚礼の取り決めなどに吉。二十八宿は「」とかいて「せい」とよみ、祭祀、お参りに吉。また体の不調の治療をスタートしたり、お手洗いを回収したりもよし。ってことで体のケアにいいですね。水分補給、体を休めて睡眠もしっかりとりたいです。
猛暑日が続いています。エアコンも必要だし、消費電力も気になる休日です。皆さん、熱中症気をつけてお過ごしくださいね。

さて、神話に入ります。
第二十六代、継体けいたい天皇さまの系譜の続きです。


皇子三柱が皇位を継承

応神おうじん天皇さまの子孫、袁本杼命をほどののみことが、第二十六代、継体けいたい天皇さまにご即位されて、仁賢天皇さまの皇女手白髪命たしらかのみことを皇后に娶られました。

継体けいたい天皇さまは、十九柱の御子をもうけられます。
そして、次の皇位を継承されたのは……
尾張連おわりのむらじの祖先、凡連おほしのむらじの妹、目子郎女めこのいらつめを妃に娶り誕生した、
廣國押建金日命ひろくにおしたけかなひのみことさまでした。
第二十七代、安閑あんかん天皇さまです。

その次の御世も、同じ母目子郎女めこのいらつめとの間に生まれた建小廣國押楯命たけをひろくにおしたてのみことさまが、第二十八代、宣化せんか天皇さまにご即位されて、天下を治められました。

さらに、皇后手白髪命たしらかのみことさまとの間に生まれた皇子、天國押波流岐廣庭命あめくにおしはるきひろにわのみことさまも、第二十九代、欽明天皇さまにご即位されて天下を治められます。


伊勢の神宮で天照大御神さまに仕える斎王

また、息長眞手王おきながまてのみこの娘、麻組郎女をくみのいらつめとの間に生まれた皇女佐佐宜郎女ささげのいらつめさまは、伊勢の神宮の斎王となられ、天照大御神さまにお仕えされたのです。

ちなみに、皇祖神の天照大御神さまにお仕えされ「斎王」となられた皇女は……ちょっとご紹介しておきますね。

崇神すじん天皇さまの皇女、豊鋤入姫命とよすきいりひめのみことさまが初代となり、このとき、宮中にお祀りされていた天照大御神さまを宮中の外でお祀りされました。

豊鋤入姫命とよすきいりひめのみことさまの物語はこちら、マガジンになっています。ご興味あれば……御覧くださいね。

次に、垂仁すいにん天皇さまの皇女、|倭姫命《やまとひめのみこと》さま。ご巡幸されて、今の伊勢の神宮に天照大御神さまをお祀りされました。

倭姫命さまの物語はこちら 本のマガジンになっています。




次に、景行天皇の皇女、五百野いおのさま
仲哀天皇の皇女、伊和志真いわしまさま
雄略天皇の皇女、稚足姫わかたらしひめさま……こちらは悲劇がありました。その物語は、こちらをご参照ください。


そして、継体天皇さまの皇女佐佐宜郎女ささげのいらつめ荳角ささげさまとなります。

また、継体天皇さまの御世に、最大の乱も起きていたのです。

―次回へ。

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