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としごひのまつり 五穀豊穣を感謝で祈る ことの葉綴り七一九

満月+一粒万倍日

おはようございます。令和四年二月十七日(木)
深夜1時56分に、獅子座の満月と、お月さまが満ちました。
一粒の種を蒔くと万倍の稲穂が実る「一粒万倍日いちりゅうまんばいび」そして、万事に大吉、すべてよしの「大安吉日
十二直は「とず」で、すべてを閉じ込める日。お金を納めたり、穴を防いだりにいい日。二十八宿は「」は、種まき、新規のこと、土堀り、倉庫を建てることなどに吉。
天が私たちを慈しむ「母倉日ぼそうにち」と、ご神事に関する吉日「神吉日かみよしにち」も重なります。

さあ、どんな願いごとをしましょうか?
どんな幸せの種を蒔きましょうか?

満月ですので、すでにもう願いが叶ったとする「予祝よしゅく」で、願いを書くといいですね。

<お知らせ>
最新の「仁徳天皇さま神話の物語」マガジン21も新たに作成しました。宜しくお願いいたします。

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としごひのまつり

そして二月十七日は、「としごひのまつり」!!
祈年祭きねんさい」とも呼ばれます。
皇居の宮中三殿賢所かしこどころ皇霊殿こうれいでん神殿しんでん)で、天皇陛下が、その年の五穀豊穣を祈り拝礼されます。

賢所かしこどころには、皇祖神の天照大御神さまがお祀りされています。
皇霊殿こうれいでんは、この「ことの葉綴り」で綴っています、神話にも登場される、歴代の天皇・皇族の御霊がお祀りされています。崩御・薨去の1年後に合祀されます。
神殿しんでんは、日本国中の八百万の神々がお祀りされています。

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伊勢の神宮でも「祈年祭きねんさい

皇祖神の天照大御神さまをお祀りする「伊勢の神宮」でも、「祈年祭きねんさい」が、毎年、執り行われます。
春、これから田畑での耕作を始める時期に、伊勢の神宮では、天照大御神さまはじめ神々にお食事をお供えする「大御饌おおみけの儀」と、天皇陛下の勅使ちょくし(天皇陛下が派遣される使者)が、幣帛へいはく神さまにお供えするもの)を奉る「奉幣ほうへいの儀」もとり行われて、今年の五穀豊穣を祈念します。
奉幣ほうへいの儀とは、天皇陛下の勅命により、神社などに、神さまへのお供えを奉献するご神事のことです。

伊勢の神宮の内宮こと「皇大こうたい神宮」、外宮こと、「豊受とようけ大神宮」をはじめ、二月二十三日までかけて、神宮一二五社で、執り行われます。

こうした、伊勢の神宮祭祀の元をつくられたのが倭姫命やまとひめのみことさまです。垂仁すいにん天皇の皇女です。

倭姫命やまとひめのみことさま神話の物語シリーズも、ぜひ、ご覧いただければ嬉しいです!!

あ~早く、落ち着いたら伊勢の神宮にお参りしたいです!!

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ありがとうございます!の言霊で

満月で、一粒万倍日で大安吉日の吉祥日
そして宮中三殿では天皇陛下が、一年の五穀豊穣を祈られます。また伊勢の神宮や、各地の神社でも「祈年祭」が、執り行われます。
大雨や日照り、寒暖差など、自然が厳しくなっているこの時代だからこそ、食べ物の産地偽装などニュースにもなるからこそ、
お米をはじめ五穀、野菜も、果実も、自然の恵みを受けて豊かに実りますように!!! それが食卓に届きますように!
そう、私たちも、天皇陛下の祈りに気持ちを合わせて、暮らしの中で、ふとそんなことを思い出して、手を合わせたいですね。

満月ですので、予祝の言霊で。

「今年も、豊かな五穀の実りをありがとうございます。自然の恵みをありがとうございます。美味な旬の食べ物をいただきありがとうございます。耕作してくださった皆さん、配送のみなさん、食卓まで並ぶまで携わってくださった皆さん、ありがとうございます。
そして、「五穀豊穣を毎年毎年、祈年祭を執り行ってくださる天皇陛下、ありがとうございます。素晴らしい伊勢の神宮の祭祀の礎をつくられた倭姫命さま、ありがとうございます。今生きている、命を授けてくださったご先祖さま、ありがとうございます。
同じ時代を共に生きる、家族、親戚、友人、知人、このnoteを通じてのみなさん、ありがとうございます」

と、感謝したいです。今日の写真は、伊勢の神宮と皇居外苑の朝日です(^^)

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皆さんは、どんな祈念されますか?(^^)
感謝の言霊で、願いを祈念してみてくださいね、
いつも、ありがとうございます。

神話の物語は、まだ次回に!

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