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「野垂れ死ぬ」覚悟

Twitterで偶然こんなアカウントをみつけた

内閣官房就職氷河期世代支援推進室 (@hyougakishien)さんhttps://twitter.com/hyougakishien?s=09

就職氷河期世代が正規雇用に就けずに、これから更に歳をとると、国の社会保障制度に影響を及ぼしかねず、制度が派手に破綻しかねないと、内閣官房も重い腰をあげたのだろう。

この効果はどれほどだろうかと思う。

厚労省や文科省もマナパスというサイトを運営してるが↓、、はっきり言ってUdemyやプロゲートの方が遥かに役立つ。
https://manapass.jp/

いきなり、話がそれました。。

話を元にもどします。

私もモロに就職氷河期世代だ。

中学校で頑張って勉強し、高校は進学校へいき、大学ランキングで上位層に分類される大学へなんとか入学した。 高度成長期の亡霊達から、そうすることが唯一の人生モデルだと洗脳されてきたから、疑いもしないでその通り生きてきた。

そうすることで、いい会社に入れ、人並み以上の暮らしがでにるのだと教わった。

でも、大学での就活時、、

バブル経済がはじけた焼け野原で、待ち受けてたのは無理ゲーのような現実だった。

普通にサラリーマンになるのが無理ゲーのように難しい、そんな時代になってた。

どこの会社も、物凄い倍率だった。

商品先物取引や商工ローン会社も、物凄い倍率で、説明会場では、このような会社でも、びっしりと虫がたかった葉っぱの様に、リクルートスーツを着た学生が説明会場に詰め寄せていた。今ではその手の会社の説明会に参加する人はとても少ないと聞く。

無事にどこかの会社に就職しても、上司の多くはバブル世代か高度成長期を体験した世代で、就職氷河期を理解してる人は殆どいなかった。勿論、ソリが合う上の人は稀だった。

そんな世代に埋没しないようにするには、実務でやたら実績をあげ、さらに、机上でもいろんな勉強をして、取得できる国家資格、国際資格を片っ端から取るしかなかった、資格を取得すること自体は役にたたなかったが、勉強をする習慣自体は役に立った。

で、

私の場合は転職を重ねて今に至る。

私の大学の同級生達も、転職経験がない人の方が少ない。しかも複数回の転職経験を持つ人が多い。
私達はジョブホッパー世代だと思う。就職した会社が潰れたり統合されたりで、ジョブホッパーに成らざるを得なかった人も多い。

でも、不思議なことに

どこの会社に転職しても、私と同じ世代の人に滅多に会わない。人口が一番多い世代なのに、どういうこっちゃ?と思う。私の場合は本当にたまたま運よく、タイミングも幸いして入れた会社が多かったのかもしれない。

同窓会を開こうとしても、格差がありすぎて、開くに開けない。そもそも連絡もとれない。

大学、高校の友人には、引きこもってしまったものも、自殺したものも、病気で死んだものもいる。

本当に本当にごく一部の普通の生活をしてる同級生ぐらいしか連絡がとれない、それもSNSでだ。

小中学校時代の友人なんて、なおさらわからない。

本当にいろんなことが私にも友人達にも、今までにあったので、

普通に生活してる今が奇跡のように思える。
ただ、この奇跡も続くように思えない。

今をちょっと踏み外すだけで闇に入れるし、何をしても貧困の老後が待ってるように思える。
はっきり言って将来、野垂れ死にしか思いつかない。

まあ、野垂れ死に上等だ、とりあえず今を生きようと思う。

そもそも人間はひとりで生まれ、 ひとりで死んでゆく、本来孤独というか生き物というのは、そういうものだ。

今を感謝すべき、一応、五体満足ではあるし、すぐに入院しなくてはいけないという状態でもないことを、、。そして働けることを。

今の状態から何か欠けるよう自体になったら、残っている何かに感謝して生きよう(自戒です)。

とりあえず生きてる。それはそれだけで希少価値があるはず、尊いはず、、、。

話を就職氷河期世代支援推進室に戻す、、。

内閣官房就職氷河期世代支援推進室のTwitterみると、林業、農業、介護などなどの紹介が多いように思える。とても大切な業界だと思いますが、従来型のそれに興味をもてる氷河期世代は少ないと思う。

それにこの分野は外国人の新たな在留資格「特定技能」と重複する。

氷河期世代をなめるなと思う。

氷河期世代を、足りないところに、当てはめるパーツにするな!と思う。農業ITや工学を駆使した介護など、従来+アルファの何かを一緒に考えながら就業機会を創造するとか、その手の斬新さがないと、、

働き手も業界も縮退すると思う。

マスコミはマスコミで、引きこもったまま自宅の子ども部屋にすみ続け、おじさんになってしまった人を指す言葉として『子ども部屋おじさん』というパワーワードを生み出したが、このクリエイティビティを他に利用してくれないかなと思う。

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