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今日の言の葉

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その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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2023年7月の記事一覧

天のサポートをいただくには⑨負の感情を認める

天のサポートをいただくには⑨負の感情を認める

長く生きてくると
心の奥底に負の感情が
溜まってくることがあります。
表現できなかった悲しみや怒りが
いつのまにか沈殿しているのです。
理由もなくイライラしたり
何を見ても悲しくなるのは
そのせいかもしれません。
時を経てようやく表に出せる感情もあるのです。
過去に引き戻されるような怒りが湧いてきたら
素直にそれを認めてみましょう。
いつまでもぐずぐず怒っている自分を
責める必要はありません。

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天のサポートをいただくには⑧意識を高める

天のサポートをいただくには⑧意識を高める

神さまは夥しいメッセージを示しています。
それはもう、ありとあらゆるもの
ありとあらゆることとなって現れています。
ただ、メッセージだと気づいていないだけなのです。
気づくためには霊性を高めていくほかありませんが
そのためにはまず
意識を高めていくことでしょう。
たとえば今、世界中で大規模な自然災害が起きています。
なぜ、そうなったのか、自分にできることは何か
こういう視点を持つことが、意識を高め

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天のサポートをいただくには⑦お参りの心とは

天のサポートをいただくには⑦お参りの心とは

「困ったときの神頼み」といいますが
先の見えない不安な時代ともなれば
神さまにお願いしたくもなるものです。
ただ、せっかくお参りに来ているのに
「これではお力をいただけないのでは?」と
思うようなことも少なくありません。
お参りに行くのなら身ぎれいにして
まずは自宅の神棚で
「○○神社にお参りします」とお伝えします。
鳥居の端でどこから来た誰なのかを心中で唱えつつ
一礼して入ります。
境内ではおし

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天のサポートをいただくには⑥自分を愛する

天のサポートをいただくには⑥自分を愛する

自分を愛することは我が儘なことでも
独りよがりになることでもありません。
自分の想いや意見だけを貫くことでもありません。
本当に自分を愛して大切にしている人は
どうしたら自分が幸せになるか知っています。
それは他者の喜びの上に成り立っているのです。
だからといって、自分を置き去りにして
無理をしては本末転倒です。
そのあり方は得てして失望に繋がるからです。
自分を愛するとは、自分と向き合うことです

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天のサポートをいただくには⑤いつも楽しく

天のサポートをいただくには⑤いつも楽しく

楽しくしていると
楽しいことが起きて、
ますます楽しくなっていく。
量子物理学によって
ほぼ実証されるようになってきました。
でも実際は、街を歩けば不機嫌が顔は珍しくありません。
ストレスを抱え、悩みがあるのに
楽しいわけがないし
笑えるわけもない、と言ったところでしょう。
私はここに神さまのマジックを感じるのです。
つまり、それでも、笑えるかどうか。
太陽を失った絶体絶命の時
神々は笑ってどんち

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天のサポートをいただくには④自然を損なわない

天のサポートをいただくには④自然を損なわない

原始信仰では
全てに神が宿ると考えられていました。
それはどこの国とはいわず
おそらく人類のはじめはそうだったのでしょう。
そうした根本思想を
日本人は永く受け継いできました。
自然を慈しむというよりも
人間も自然と一体、
自然そのものとして存在してきたのです。
いま地球上で起きるさまざまを思えば
もう一度そのあり方に近づいていくことが求められているといえます。
人類社会の不自然さは増す一方となっ

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天のサポートをいただくには③見えない世界と繋がる

天のサポートをいただくには③見えない世界と繋がる

この世界は目に見えるものと
見えないもので構成されています。
両者の比率は1対9で
圧倒的に見えないものが占めているのです。
にもかかわらず、私たちは気づけば目の前の事象に振り回されてしまいます。
まずはこの事に気づくのが大事でしょう。
その上で見えない世界との繋がりを深めていくのです。
その繋がり方が、祈りです。
両の手を合わせるだけで安らぎが起きるのは
太古からの記憶のためです。
人は祈りと共

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天のサポートをいただくには②本気で生きるとは?

天のサポートをいただくには②本気で生きるとは?

毎日を本気で生きているかと問われれば
どうだろう?と首をかしげざるを得ません。
「生きていることさえ忘れたまま生きている」
それが正直なところと言うべきでしょう。
むしろ、「毎日本気です」と堂々と言えるほうが
あやしいものだと私は思っています。
それくらい私たちは
生きていることを実感しないまま
生かしていただいているのです。
けれど、それでも
「いつ死ぬかわからない」ということを
心の何処かに置

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天のサポートをいただくには①本気で生きる

天のサポートをいただくには①本気で生きる

すべての人があますことなく
見えない存在に守られています。
こうして生きていることが何よりの証です。
どれほど苦しい状況でも
守られて与えられているのです。
むしろ苦しいことがあったなら
「本気で生きてごらん」という
メッセージかもしれません。
そして、本気で生きようとする人には
天はさらなるサポートを与えてくれます。
考えてもみてください。
いい加減な気持ちで無責任に生きる人と
不器用でも一所懸

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センスの磨き方⑩全体を観る

センスの磨き方⑩全体を観る

どんな場合でも細部に配慮するのと同時に
全体を観ることが大切です。
うつわならお料理を盛りつけた様子だけでなく
それがどんなお部屋のどのようなテーブルに載るのか
そこまで心を向けていきます。
装いになると、この視点はさらに重要になります。
どこでどのようなシチュエーションでその服を着るのか
その風景の中でどのように映るのかを考えます。
風景の中で浮いていて
異質に見えるようであれば、
それは美しさ

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センスの磨き方⑨恒に未完成の心で

センスの磨き方⑨恒に未完成の心で

世阿弥の『風姿花伝』には
「時分の花」という言葉が出てきます。
その時々の花があることを教える言葉です。
幼いときには幼いときの
若いときには若いときの、
壮年には壮年、老年には老年の花がある。
世阿弥のいう花とは進行形のようなものなのです。
それは言い換えれば「未完成」ということにもなるでしょう。
そしてそれこそが磨いていこうという心を生みます。
私たちはえてして完成を求めますが
「これで完成」

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センスの磨き方⑧伝統に触れる

センスの磨き方⑧伝統に触れる

見る目が肥えてくると
新しいものは「ない」と知るようになります。
この世界のほとんどのものは
もともとあった何かの別の形なのです。
そこに気づくとセンスを磨く上では
流行を追いかけるのではなく
伝統に触れることが重要だと気づきます。
「古きに学ぶ」ことはむしろ
「新しきを得る」ことになるのです。
伝統に触れる上では、
私は「稽古の世界」に入るのが一番だと思っています。
どんなことでも見るだけ聞くだ

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センスの磨き方⑦本当の「自然体」とは?

センスの磨き方⑦本当の「自然体」とは?

センスというのはファッションやインテリアに留まらず
あらゆるものの底流にあるものです。
だから生き方にも当然現れるものです。
むしろ生き方に一番関係しているかも知れません。
「あの人の生き方はカッコいいなぁ」と思うとき
たぶんその人は、身につける物、振る舞い方
話し方から表情や姿勢に至るまで
すべてが「自分の世界」を表すことを知っていて
それが滲み出ている。
たぶん最初は意図していたはずです。

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センスの磨き方⑥素敵なところを見つける

センスの磨き方⑥素敵なところを見つける

私はセンスが良いです。
とは、実は思っていません。
さりとて悪いとも思いません。
見る目はけっこうある方だと思いますが
それは両親、特に母のおかげだと
近ごろよく思うようになりました。
子どもの頃からかわいいもの、きれいなもの
うっとりするような美しいものが大好きで
そういうものを身につけたり使ったりしながら
服も雑貨もお部屋も「おしゃれ」じゃないとイヤだと思ってた。
だから一所懸命に色んな人の「

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