小町

FIREしました。自分を取り戻しながら日々思うことを綴っています。

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記事一覧

しあわせをくれる風景

仕事だけが人生じゃないんだよねと 昼下がりのカフェに来るたびに思います。 新鮮なわたしだけの小さな感動に ひたっています。 若い女子グループ、余裕を感じるミセス二…

小町
7日前
1

針と糸は精神安定剤

小説のタイトルではありませんが針と糸はわたしの精神安定剤です。心が深くなり頭の中の雑音がやみます。 針に糸を通し、布に刺していく。そんな静的な動作なのにじぶんが…

小町
12日前
1

いつかはないと

歳を取ったら行こうね!って言っていた高級な格式高いお店。いつかとっておきの時に使おうと引き出しにしまったままのラグジュアリーホテルで貰ったアメニティ、もう使おう…

小町
2週間前
1

退職後の過ごし方

退職した後は人間らしい生活を送れるようになりました。 まだ暗い内にiPhoneに叩き起こされることなく日の出から少しおくれることだいたい 7:00過ぎに無理なく目覚めます。…

小町
2週間前
2

がんばらないけどでもそれでいいのかな

本のタイトルじゃないけどわたしは頑張らないことに決めた。 なにかを頑張ろうとすると焦りと不安がこみあげてくることに気づきました。この感覚は以前働いていた時のもの…

小町
2週間前
1

団地のふたり

NHKBSで「団地のふたり」が始まった。 小泉今日子と小林聡美。二人とも好きな俳優なので目にも楽しいし、 ドラマの設定もリアルかつニュートラルで見ていて安らぐ。 来週の…

小町
4週間前
1

FIREして日常生活を手に入れて

外が天気で晴れているときは少し焦る。 どこかにでかけたほうがいいのではないか。 この太陽の恩恵を取りそこねない何かをした方がいいのでは。 などと、もやもやする時間…

小町
1か月前
1

生きていることに意味などない

この言葉を最近よく耳に、 目にするようになりました。 少し前までは 生きがいを見つけよう やりたいことを仕事にしたら 人生は成功だ、などのスローガンばかりが 目に入…

小町
6か月前
2

ドキュメント72時間のひとびと

ドキュメント72時間を見たあとは あぁ、ほんとにこのままでいいのだと  探しものがやっと見つかったときの様な 気持ちになります。 画面でインタビューに答える人たちは …

小町
7か月前
7

世の中との同期

どこで読んだのか忘れましたが 人は誰かと会ったらその2倍の時間は ひとりで過ごさなければならないと 書かれてありました。 著名な作家か詩人だったか わかりませんが 孤…

小町
7か月前
3

いつか必ずみんな

先日の深夜から始まったNHkドラマ 『お別れホスピタル』を見ました。 タイトルは死ぬってどういうこと? 退院の見込みのない患者さんと 看護師との交流をもとに 死ぬこと…

小町
7か月前
2

無職の記号

30代40代は何者かに ならなければいけない、 出世しなければいけない、 周りから認められる仕事を しなければいけないと がむしゃらに働いていました。 何者にもならなく…

小町
7か月前
4

退職の是非

ふと心許なくなる時があるのですが そんな時は直ぐに自分に問いかけます 『じゃあ、もう一度あの会社で働きたい?』 確認する度に安堵し 自分との信頼のきずなを深めてい…

小町
7か月前
3

自分を大切に

勤めていた頃、お昼ご飯はほとんど食べず デスクでお菓子をつまむか甘い缶コーヒーを飲んだりして空腹を誤魔化していました。 今は自分のために時間を取って お昼ご飯を作…

小町
8か月前
2

静寂で自由に

会社を辞めて気づいたことが 幾つかあるのですが、 ひとつに静寂が好きだということでした。 長らく従事していた仕事は ザ・営業のイメージ通り、 朝から晩までお客様と話…

小町
8か月前
11

アラフィフです。20年続けた仕事辞めました。

やめることを決めた理由 20年間仕事しかしていなかった といっても過言ではない人生でした。 体調を崩して一か月会社を休み、 いかに異常な生活をしていたかに 気づき…

小町
8か月前
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しあわせをくれる風景

しあわせをくれる風景

仕事だけが人生じゃないんだよねと
昼下がりのカフェに来るたびに思います。

新鮮なわたしだけの小さな感動に
ひたっています。

若い女子グループ、余裕を感じるミセス二人組、30代から40代のママ友グループとわたしの様にひとりで本を読んだりしている女性など。

『知らないもの同士だけどわたしたち同じ場所で今くつろいでいて、なんか幸せかもしれないと思ってますよね』と勝手に一体感を感じています。

つい

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針と糸は精神安定剤

針と糸は精神安定剤

小説のタイトルではありませんが針と糸はわたしの精神安定剤です。心が深くなり頭の中の雑音がやみます。

針に糸を通し、布に刺していく。そんな静的な動作なのにじぶんが今ここに存在することを実感させてくれる。

今日はブックポーチを作りました。
ひとつできたらまたひとつ。違う布を選びサイズも変えてみる。そんなにたくさん必要ないのに、作ること自体も楽しく、じぶんの確かさを感じるのが心地よく、何時間でも費や

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いつかはないと

いつかはないと

歳を取ったら行こうね!って言っていた高級な格式高いお店。いつかとっておきの時に使おうと引き出しにしまったままのラグジュアリーホテルで貰ったアメニティ、もう使おうと思います。

いつか行きたかったあのお店はもう今どこにあったのかも思い出せません。当時その話をしていた友達も誰だったのかも。

もう折り返し地点を過ぎた今、
『いつか』や『今度』は無いと
今から自分に言い聞かせておかないといけないなと、二

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退職後の過ごし方

退職後の過ごし方

退職した後は人間らしい生活を送れるようになりました。
まだ暗い内にiPhoneに叩き起こされることなく日の出から少しおくれることだいたい
7:00過ぎに無理なく目覚めます。

コーヒーだけで済ましていた朝食は
食パンと牛乳に変わりました。

その日が晴天なら楽しみがひとつ増えます。
太陽の下に洗濯物を干せること。
部屋干しの湿った洗濯物を憂鬱な気分で見つめる時間がなくなりました。

虎に翼を楽しく

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がんばらないけどでもそれでいいのかな

がんばらないけどでもそれでいいのかな

本のタイトルじゃないけどわたしは頑張らないことに決めた。
なにかを頑張ろうとすると焦りと不安がこみあげてくることに気づきました。この感覚は以前働いていた時のものと同じで、もう二度とあんな思いを毎日するのは嫌だと再認識しました。
ですが果たしてこのままで60歳、65歳と年月を重ねていいのかともふと思います。
70歳からでもSNSで月収100万稼いでいる人がいますよとかネットや自己啓発書なんかによく書

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団地のふたり

団地のふたり

NHKBSで「団地のふたり」が始まった。
小泉今日子と小林聡美。二人とも好きな俳優なので目にも楽しいし、
ドラマの設定もリアルかつニュートラルで見ていて安らぐ。
来週の放送が待ちきれなくて本を購入し一気に読了。
ふたりの気負いのない会話ややりとりが心地よい。
幼馴染が老後生活にいてくれたら無敵な気がします。
うらやましい!

FIREして日常生活を手に入れて

FIREして日常生活を手に入れて

外が天気で晴れているときは少し焦る。
どこかにでかけたほうがいいのではないか。
この太陽の恩恵を取りそこねない何かをした方がいいのでは。
などと、もやもやする時間は一瞬あるんだけどでもやっぱり家に居たい。
家でゆっくり本を読み、たまに掃除をし、
お菓子をつまみ、テレビを見て、お風呂に入る。
よくあざけられる対象になる、ザ・定年退職者の一日。
定年前にファイヤーしたわたしも同じ。
仕事をしている時は

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生きていることに意味などない

生きていることに意味などない

この言葉を最近よく耳に、
目にするようになりました。

少し前までは
生きがいを見つけよう
やりたいことを仕事にしたら
人生は成功だ、などのスローガンばかりが
目に入ってきていた気がします。

生きていることに意味など無い
という言葉は
以前から放たれていたのでしょうか。
その時のわたしが拾えなかった
だけなのでしょうか。 

知らずのうちに
わたしが切に求めていた言葉
なのかもしれません。

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ドキュメント72時間のひとびと

ドキュメント72時間のひとびと

ドキュメント72時間を見たあとは
あぁ、ほんとにこのままでいいのだと 
探しものがやっと見つかったときの様な
気持ちになります。

画面でインタビューに答える人たちは
静かであたたかく

誰もがその人だけの事情を抱えて
生活を送っていることを
いつも私に思い出させてくれます。

毎回見るたびに
この気持ちを忘れないようにしようと

画面の中で淡々と話すどこかの誰かを
仲間意識と少しの羨ましさが

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世の中との同期

世の中との同期

どこで読んだのか忘れましたが
人は誰かと会ったらその2倍の時間は
ひとりで過ごさなければならないと
書かれてありました。
著名な作家か詩人だったか
わかりませんが
孤独についてというタイトルでした。

やっぱりそうなんだと
自分なりに以前から
感じていたことを
遠い国の偉い方に
断言してもらい
味方を得た気持ちになりました。

そうなると
わたしは今まで毎日仕事で
何人もの人と
会ってきましたので

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いつか必ずみんな

いつか必ずみんな

先日の深夜から始まったNHkドラマ
『お別れホスピタル』を見ました。
タイトルは死ぬってどういうこと?

退院の見込みのない患者さんと
看護師との交流をもとに
死ぬことや生きることについてを
考えさせるドラマなのかと思います。

死に至る前の段階に訪れるであろう
苦しみや恐怖、老いることの刹那さが
殊更にゆっくりと進む物語によって
滲むように伝わってきました。

健康は当たり前ではないということ、

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無職の記号

無職の記号

30代40代は何者かに
ならなければいけない、
出世しなければいけない、
周りから認められる仕事を
しなければいけないと
がむしゃらに働いていました。

何者にもならなくていいんです。
なんの刑罰も受けません。

ノルマを達成できなかったとき、
死ななかったねと同僚と半分冗談、
でも半分は割と本気で安堵しあった
ことを思いだします。

働かずに生きていること。
無職を恥じる気持ち。

わたしの場合

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退職の是非

退職の是非

ふと心許なくなる時があるのですが
そんな時は直ぐに自分に問いかけます

『じゃあ、もう一度あの会社で働きたい?』

確認する度に安堵し
自分との信頼のきずなを深めています

自分を大切に

自分を大切に

勤めていた頃、お昼ご飯はほとんど食べず
デスクでお菓子をつまむか甘い缶コーヒーを飲んだりして空腹を誤魔化していました。

今は自分のために時間を取って
お昼ご飯を作るようになりました。

先日、卵焼きを作っていたときに
味わったことのない充足を感じた
瞬間がありました。

そのとき初めて
自分を大切にするということが
わかった気がしました。

エステやネイルに行っても
わたしは自分を大切にしている

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静寂で自由に

静寂で自由に

会社を辞めて気づいたことが
幾つかあるのですが、
ひとつに静寂が好きだということでした。

長らく従事していた仕事は
ザ・営業のイメージ通り、
朝から晩までお客様と話をし、
周りでは誰かが必ず喋っているというような
毎日がコールセンターパンクしてます
状態でした。

朝起きて夫におはようと言った後は
夫が帰宅するまで誰とも話しません。
音楽もテレビもYouTubeもつけずに
掃除をし洗濯をし本を読

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アラフィフです。20年続けた仕事辞めました。

アラフィフです。20年続けた仕事辞めました。

やめることを決めた理由

20年間仕事しかしていなかった
といっても過言ではない人生でした。

体調を崩して一か月会社を休み、
いかに異常な生活をしていたかに
気づきました。

晴れた日に洗濯物を干せること、
食事をきちんと食べられること、
朝まで目が覚めずに眠れること、
あわない職場の人の声を
聴かないですむこと、
売りたくもないものを
売らずにすむこと

当たり前の日常生活が驚くほど幸せで。

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