いつか必ずみんな
先日の深夜から始まったNHkドラマ
『お別れホスピタル』を見ました。
タイトルは死ぬってどういうこと?
退院の見込みのない患者さんと
看護師との交流をもとに
死ぬことや生きることについてを
考えさせるドラマなのかと思います。
死に至る前の段階に訪れるであろう
苦しみや恐怖、老いることの刹那さが
殊更にゆっくりと進む物語によって
滲むように伝わってきました。
健康は当たり前ではないということ、
いつか必ず人は老いる、
そして死ぬということ。
そんなことはあちこちの雑誌やテレビで
とっくに知り飽きた事項です。
でもそれはありふれた病室を舞台に
図らずとも人の死が日常になっている
物語によって
何歩も我がことに近づきました。
なにげなく過ごす毎日を大切に
しなければいけない。
これもまた既に聞き飽きた事項です。
ですが未来の自分に叱られないように
今生きていることに感謝しようと
思うのです。
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