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働く女性のフォーカシング療法(kindle版)出版しました!

働く女性を応援!シリーズ第3弾
働く女性のフォーカシング療法:不安を切り離す心理療法を出版しました。無料でお読みいただけますので、この機会にぜひご注文くださいませ。

不安や恐れ、悲しみなどの感情から目をそむけていませんか?

フォーカシング療法とは、「体の感覚を通じて心の声を訊く」心理療法の1つです。感情は、コントロールするものではなく、寄り添うもの。この本当の意味を知ったとき、あなたは、自分の本当の気持ちに触れることができるでしょう。そして、日常生活で漠然とした不安や嫌な感情がでてきても対処できるようになります。

本書では、フォーカシング療法の具体的な進め方を、手順を追って解説します。実例も紹介しているので参考にしてくださいね。

【目次】
はじめに
身体の感覚を通じて心の声を聴く心理療法
フォーカシング療法の説明
フォーカシング療法の実践方法
①問題が起きている場面
②そこで感じた感情
③フェルトセンスを探る
④フェルトセンスにあいさつ
⑤フェルトセンスに寄り添う
⑥フェルトセンスに名前をつける
⑦フェルトセンスとの対話
⑧未来の感覚を教えてもらう
⑨アンカリング
⑩感謝の気持ちを伝える
フェルトセンスとの付き合い方を選択
フォーカシング療法の理論
おわりに

身体の感覚を通じて心の声を聴く心理療法

心と身体はつながっています。だれしも緊張するとおなかが痛くなったり、不安で胸がざわざわしたりなど、心の変化が体の症状として表に現れることはよくありますよね。

「(心配事があって)頭が痛い」「胸が張り裂けそう」「肩の荷がおりる」など、体の一部を用いて感情を表す慣用句がたくさんあるのも、人は昔から心と身体がリンクしていることを感覚的に知っていたからだといえます。

本書で紹介する「フォーカシング療法」は、そんな心と身体のつながりを利用して、感情をコントロールする療法です。これは、カウンセリング技法の基礎を築いたカール・ランサム・ロジャーズと共同研究をしていた心理学者ユージン・ジェンドリンによって体系化されました。

フォーカシングとは日本語で「焦点を当てる」という意味です。フォーカシング療法では悩みや不安があるときに感じる「心がもやもやする感じ」「肩が重い感じ」といった、言葉では言い表せない身体の感覚に焦点を当てます。

そして、そこから心の声(おもにネガティブな感情)を探り、その感情にどう対応すればよいか、自分にあった対処法を見つけます。

フォーカシング療法では、この漠然とした身体の「なんとなく嫌な感覚」を「フェルトセンス」と呼びます。フェルトセンスはいつでも自分の内側にあるものですが、日常生活では重要視されなかったり、まったく気づかなかったり、放っておかれることも多いでしょう。

しかし、これは逆に言えば、気づいてほしいという心の叫びが、身体の感覚となって現れているとも考えられます。

フォーカシング療法では、普段やり過ごしてしまいがちなフェルトセンスに注目することで、今まで自分でも気づかなかった本心に気づくことができます。
(前田泰章)

働く女性のフォーカシング療法:不安を切り離す心理療法

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