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こころの相談室ねこのて御予約方法と個人情報の取り扱いにつきまして
こんにちは。
こころの相談室ねこのての福地です。
こころの相談室ねこのては、公認心理師や臨床心理士など、心理援助職の方に向けてのスーパービジョンやコンサルテーション、カウンセリングを行っています。
一回だけの御相談や不定期の御相談に対応しています。もともと、話したいことが溜まった時にお問い合わせいただくスタイルで始めましたが、定期的な御相談も対応できます。
どちらかと言えば、福地のほうは散発的
WS「いまさら聞けない心理職のQ&A」
こんにちは。
こころの相談室ねこのての福地です。
「いまさら聞けない心理職Q&A」と題して、研修を行います。
2024年6月2日(日)10:00-12:00 録画視聴あり
Zoomを使用
参加費:1000円
参加資格:臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士など対人援助職およびその学生のみなさま
講師:掛井一徳(かけい臨床心理相談室)&福地周子(こころの相談室ねこのて)
お申し込みは下記より。
5年目のこころにねこのて
こころの相談室ねこのての最初のセッションは2020年4月18日でした。
もうすぐ、このオンライン相談室も5年目に突入するわけです。
正直なところ、よく続いたなぁという気持ちでいっぱいです。
それも、日頃、御利用くださっている皆さまや、公私に渡り応援してくださる皆さまのおかげです。
昨年は私の入院が長引いたことで続けることの難しさも感じました。
しかし、そこから大川さんに助っ人を頼むということを私が
WS「ねこのて症例検討会」3rd season
2024年4月から6月にかけて、月1度の症例検討会をします。
1月から3月におこなった会に参加してくださった皆様の御感想や御意見をおうかがいして、続けてやってみようと決めました。
症例と事例。この二つの言葉は厳密には使い分けられるものですが、語呂のよさで「症例検討会」と名付けました。
毎回、お一人の方に事例を提供していただきます。
最初の30分は、事例提供者にそのCl.さん役をしていただき、福
WS「はじめてのインテーク」を今年もやります
2024年3月も、「はじめてのインテーク」の研修をします。
もともと、オンライン研修が普及する前からやってきたもので、やるたびに内容をブラッシュアップしてきました。
この研修の内容は、そもそも、私が職場で後進に指導してきた内容でした。
私のメイン職場である精神科心療内クリニックで最初に心理職が身につけてもらうことが、予診を取ることなのです。
情報収集のための面接から記録をまとめるまで、私の職場では
ねこのての緊急支援報告
こんにちは。
こころの相談室ねこのての福地です。
年始から、能登半島を中心とする地震や飛行機の事故、各地での火事など、さまざまな被害を受けた方に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
元旦の地震のニュースを、たまたまリアルタイムで観ました。
地震、津波、火事。
これは、東日本大震災と重なるキーワードです。
福岡西方沖地震(2005)は今となっては大地震とは呼べないかもしれませんが、私自身の
WS災害時の心理職のための緊急支援~感じる・つながる・やわらぐ~
こんにちは。
こころの相談室ねこのての福地です。
急遽、こちらの研修をすることになりました。
能登の地震に被災された方も、支援に入る方も、そうでない方も、心理職でない方も、私たちとつながり、感じる、やわらぐ時間を持ってくださいな。
2023年12月のWSこころとからだをつなぐを、被災者支援のためにアレンジした内容になります。
講師は私、
松元大地さん(こころの相談室UP)
鈴木健一さん(
WS「ねこのて症例検討会」2nd season
2024年1月から3月にかけて、月1度の症例検討会をします。
症例と事例。この二つの言葉は厳密には使い分けられるものですが、語呂のよさで「症例検討会」と名付けました。
この会には、カウンセリングに陪席したい方や、初回面接の進め方が難しいと感じている方に、ぜひ、参加していただきたいです。
事例の見立て方や関わり方を学んでいただくには、こういう症例検討会の形が一番役立つように思います。
福地の主たる
2023年を振り返る
こんにちは。
こころの相談室ねこのての福地です。
2023年11月25日にAssembleさんの御依頼で、「支援者が支援を受けたっていいじゃない 実践者に聞く支援者支援のすゝめ」という研修を行いました。
こころの相談室ねこのての自己紹介のようになりましたが、なにもないところからスライドを作ることが楽しい時間となりました。
ねこのてのように頼りないかもしれないけれど、がんばる同業者の背中をぽんぽん
WSこころとからだをつなぐ
2023年12月9日(土)20:00-22:00のスケジュールで、ワークショップをします。
タイトルは「こころとからだをつなぐ」。
講師は3人。それぞれの立場で、こころとからだをつなぐワークをまじえながらお話します。
ぜひ、ワークは一緒に体験してもらいたいと思い、企画しました。
見ているだけ、聞いているだけではない、一緒に「やる」「味わう」「楽しむ」時間にします。
研修をいくつもしていると、す
WS支援者支援のすゝめ
こんにちは。
こころの相談室ねこのての福地です。
久しぶりに研修をすることになりました。
2023年11月25日(土)10:00-12:00
(録画視聴期間 12月2日から12月16日まで)
実践者に聞く支援者支援のすゝめ
今回は対人支援職向け団体Assembleさんからオファーをいただきました。
対人援助職の方が支援を受けやすくなるようなコツのようなものはないだろうか、という、問いかけから始
心理検査のSVについて
こんにちは。こころの相談室ねこのての福地です。
心理検査の所見についてのSVのお問い合わせをいただくことがあります。
福地はSCT、大川はバウムテスト、もう一人の助っ人その2がWISCを得意としているほか、所見そのものの文章の見直しや書き方について、総合所見のまとめ方などにも、御相談に応じることが可能です。
御相談の費用は1回6000円となります。
1.バウムテストについての御相談
バウムテス
バイザーかメンターか
こんにちは。こころの相談室ねこのての福地です。
このところ、ずっと考えていることを言葉にできないかと思い、思いつくまま書いてみようと思います。
先月、入院している時に、西見奈子(編著)『精神分析にとって女とは何か』を読みました。
その本を読んでの感想は別の記事に書いたとおりです。
その後、北山修さん(私にとっては、北山先生であるより先にきたやまさんとして知った方であるので、どうしてもさん付けした
WS開業の準備の準備
こんにちは。こころの相談室ねこのての福地です。
昨日9月16日(日)10:00−12:00に、6人の方たちが御参加くださり、勉強会を行いました。
「開業の準備」ではなく、「開業の準備の準備」。
実際に開業の準備をするとなれば、企業コンサルテーションの方たちや税理士さん達のほうが、よっぽど頼もしいと思います。
その手前の、「開業に興味はあるので、誰か開業している人に訊いてみたい」という方向けの質問
目の前のひとのために
こんにちは。こころの相談室ねこのての福地です。
今週からメイン職場にちょびっとだけ復帰しました。
山積みの郵送物を、まだ、全部は開くことができずにいます。
ひとつずつ。ひとつずつ。
そう自分に言い聞かせながら、片付けては上に置かれるものを、上から順番に取り組むような毎日です。
さて。
臨床の話をしている時に、私は「目の前のひとのために」という言葉を、最近、多用しているなぁと感じたのです。
カウン
感想『精神分析にとって女とは何か』
西見奈子(編著)・北村婦美・鈴木奈実子・松本卓也 2020 福村出版
タイトルを見た時から、この本は読まねばならぬと思ってすぐに手に入れ、部屋に積み続けていた。
読み終えて2週間ほどが経ったが、私が感想を述べるには歯が立ちそうにない。
四人の著者がそれぞれ別に書いているので、別々に感想を書くほうが、まだたやすい気がする。
1.北村婦美「精神分析とフェミニズム:その対立と融合の歴史」
まず、こ