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kokko☆ハート・カウンセラー
2024年6月3日 13:28
★エッセイ塾(文章執筆サロン)ふみサロ毎月エッセイを書きながら文章上達のための勉強をしています。「ふみサロ」では、毎月提示される課題本から得たインスピレーションをもとに、自分に絡めて約800字でエッセイを書いて提出。月に一度オンラインにて参加メンバー同士での講評会があります。また、講師の先生からの講評や、文章WS、出版に関する学びetc.が受けられます。★書籍化されていますふみサ
2024年7月1日 11:18
「もうちょっと僕を大切にしてください」学校から帰ってくるなり長男が言った。次男である末っ子が生まれてすぐ、たしか小学1年生の時のこと。「え?大切にしてるじゃない。何言ってるの?」と聞く私に「怒ったりしないで、もっと優しく大事にしてくれなきゃダメだよ。だって、僕は絶滅危惧種なんだから!」と鼻の穴をふくらませた。ぜ、絶滅危惧種!?「学校で習ったんだ!数が減って絶滅しちゃうかもしれない
2024年6月30日 11:31
子どもの頃、「失敗」するととんでもなく怒られた。だから、失敗や間違い何かやらかしてしまったことはとにかく隠す、親にバレないようにごまかすべきものとなっていた。なぜ間違えたのかどうして失敗してしまったのか、検証して次は失敗しないようにしよう。そのためにどうすべきかという学びの入る余地はゼロだった。ある時、昼食中の父が手を滑らせ茶碗を落とした。食事時に度々お皿や茶碗をひっくり返したりこぼしたりして
2024年6月27日 12:06
部屋の片づけをしていると、引き出しの奥、本の間、手紙入れの中、ファイルボックス、あらゆるところから「メモ」が山ほど出てくる。ノートの切れ端、レポート用紙にコピー用紙、広告の裏、どうかすると箸袋、レシートの裏、時々ちゃんとしたメモ用紙……。その時その時に「あ!これ書いておかないと」と思った瞬間に、手近にあった紙に殴り書きしているからだ。年に数回、家の中のあちこちから出てくるメモを一カ所にまとめる
2024年6月16日 13:00
子どもは苦手だったし、子育てする自信なんてまったくなかった。だから、子どもがいる生活、子どもがいる人生なんてチラッとも考えたことがなかった。そんな私のところに赤ちゃんがやってきた。やってきちゃったなら、受け入れて楽しむしかない。子どもがいたら一緒にやってみたいことってなんだろう?自分が幼いころ大好きでいつもひとりで読んでいた絵本。あのころ、ほんとはお母さんお父さんと一緒に絵本を読みたかった
2024年6月6日 17:34
朝から晩までイライラしている私。これ、ほんとに私なの?気が長く、怒ったり、まして怒鳴ったことなんてない。「堪忍袋の緒が長すぎるんじゃないか、たまにはちゃんと怒った方がいいよ」なんて時々友達に言われていたくらい。だから、自分はあまりイライラしない穏やかな人間だと思って生きてきた。それが子どもを産んで、まったく違うということに気づかされショックを受けた。可愛くて愛おしくてたまらないのに、イラ
2024年6月5日 19:53
子どもが生まれて最初に思ったこと。私は、この腕の中で眠る小さな命を守ることができるのだろうか。この危険な世の中でどうやってこの命を守ればいいのか。もしも大地震が起きたら?子どもと一緒にいない時は?考えるほどに、想像するほどに怖くなる。その怖さの渦に巻き込まれそうになりながら出した答えが、「生きる力のある子に育てる」「周りの人に助けてもらう」だった。だから、地域の子育てサークルや町内会