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「食べてるのに体重が減ることってある?」に管理栄養士トレーナーが回答!

こんにちは!

管理栄養士×パーソナルトレーナーの
木村圭吾
です!

昼に、とんこつラーメン(ライス&
替え玉)
夜に、飲み会(ビール、ハイボール、
中華料理7品)
で、3000kcal位、摂取しました。
その日の運動量は、400kcal程度です。
翌日の朝、体重増加を予想していましたが、
逆に0.5kg体重が減っていました。
こんなこと、あるんでしょうか?

という質問がありました!

「えっ、なんで!?」と言ってしまう
ような不思議なことが人の身体では
起こるものです。

今回の記事では「食べているのに体重が
増えない謎」についてお答えしていき
ます。

翌日に増えていないからと言って安心
できない
ことが分かります…



1.答え


そんなことってあるんです!
なぜかと言うと…

kcalとkgは必ずしも比例しないからです!

100gで300kcalの食べ物もありますし、
100gで30kcalの食べ物もありますが、口
に入れた瞬間に増える体重はどちらも
100gです。
特に中華料理は少ないグラム数で
たくさんのカロリーを持ちますね…

カロリーを摂ってから、それが脂肪に
なるまでには少しラグがあります。
なのでたくさん食べた直後に増えた体重
は食べ物の重さ(ほとんど水分)
になります。

普通に生活しているだけでも一日に
2リットル程度の水分は出ていくので、
水分の排出を促進するような要素が
いくつか重なれば今回のようなことも起こりますね!

逆を言うと翌日に増えてないからと
いっても、じわじわと脂肪になっていくと
いうわけです…

中華料理のように少量で多くのカロリー
を持つような食べものだと…



2.400kcalの消費で減る体重


400kcal消費したからといって400gの体重
が減るわけではありませんね!

脂肪1kgを消費するのに必要なカロリーは7200kcalなので、400kcal消費したときに
減る体重(脂肪)は約55gという計算に
なります。

たとえ「今日は1000kcal分消費したぞ!」
といっても全く油断できないことが
わかりますね…



3.まとめ


✅食べているのに体重が増えないことは
 条件によってはありえる
✅食べてすぐに増える体重は水分
✅しばらくして増える体重は脂肪
✅たくさんカロリーを消費しても意外と
 体重に現れない

なのでダイエットにおいては前日の体重と比べるのではなく、1週間くらい前の体重と比べるほうがいいですね!



過去に回答した質問はこちら


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