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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2018年3月の記事一覧

言葉を尽くしても伝わらないこともある

言葉を尽くしても伝わらないこともある

 自宅のネット回線業者を乗り換えようかと検討していて、幾つかサイトを見たり、資料を取り寄せたりしていた。

 その中でたまたま候補の会社の店舗が近所にあったので、取り寄せるよりも行って話を聞いた方が早いと散歩がてらに訪ねました。

 他にお客さんもおらず、長くても15分くらいで終わるだろう、と思って入りました。

僕「ネットを他社から乗り換えようと思って、資料と話を少し伺いたいんですけど」
店員(

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わかりやすいように楽しむ必要はあるのか?

わかりやすいように楽しむ必要はあるのか?

「本田くんは楽しそうに見えないんだよね」

 今日、ふと言われたその言葉に考えさせられた。
 その台詞を言われた場面で、僕は確かに楽しいと感じていました。

 けれど、傍から見るとそう映ってはいなかったらしい。

 そこでふと疑問に思ったのは、「わかりやすく楽しむ必要はあるのか?」

 楽しさというのは自分が感じるものであって、人に決められるものじゃない。
 それは間違いないと思います。

 ただ

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変わらないための習慣

変わらないための習慣

 朝、起きたらまず10分身体をほぐす。
 その後、トイレに行き、温かい甘酒を飲む。
 数学のプリントを30分ほどやって、散歩を30分くらいする。
 帰ってきたら、もう少し本格的に身体を動かして、その日の予定に取り組む。

 これが僕の朝の習慣。
 天候の影響や早朝からの用事がない限りは、毎日こんな感じで過ごしています。

 たまに寝るのが遅くなると、起床して「もう少し寝ていたい」という気分になるけ

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アウトプットが追いつかない

アウトプットが追いつかない

 昨夜、友人達と話していて、自分の口から発せられた言葉です。

 最近文章を書く機会が多いです。
 主な原因はnoteで書き始めたからなんだけど、毎週コラムのようなものを書いたり、ブログを書いたり、自分の体験記を書き起こしたりと量も種類もたくさんある。

 他者の目に触れる形で公開しているものもあるが、公開していないものも結構多いのです。

 そのせいか、なぜか時間がないという感覚に苛まれている。

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何度も立ち位置を確認する

何度も立ち位置を確認する

 例えば、新しくなにかを始めようとする時に、なにが一番大事かといえば、「始めること」なんですよね。
 なぜなら、始める前に色々考えてしまうと「やっぱり面倒だ」となってしまうからです。
 計画性というのは、一通りの行程を経験してから立てるものです。同じような経験があれば、そのパターンを流用できるのでしょうが、全くの初めてでは計画の立てようもありませんし、立てられたとしてもその計画はあてにできないでし

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見返さなくてもノートを取ってみる

見返さなくてもノートを取ってみる

 ここ1年でノートを取る習慣ができた。

 僕にとって書いたノートは見返さなければいけないものでした。そうやって教わったから、後で見返すために綺麗に丁寧に書くようにしていました。

 ただ、現実は非情です。
 なんの訓練もしていない人間が丁寧にノートを書けるはずもない。結局、学生時代から僕のノートは字も汚ければわかりづらいものでした。

 当然、そんなノートはテスト前くらいしか見返すこともなく、日

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迷惑を掛け合う

迷惑を掛け合う

 いつでも身を引けるように振舞っている時があった。

 なるべく入り込まず、第三者的な視点に留まってその場の人達に関わっていく。それが意図的な行為ならば別にいいのだけど、無意識的に自分がそうした振る舞いをしていることに気づくと、ドキッとする。

 この人達なら自分がいなくても大丈夫だな、と思考していて、なんで僕はこの場にいなくなることを前提に考えているのか不思議になる。

 自分はどこに行くつもり

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違うから助け合える

違うから助け合える

 昨日は朝から会議、昼から夜にかけては対話の場に出かけて、ずっと話したり聴いたりをしていました。

 そのせいか、帰宅する頃にはへとへとになって、布団に倒れこむように寝てしまった。インタビューゲームなどで人と関わることは訓練してはいるけれど、全身で人と関わることにはやはり並々ならぬエネルギーを使います。

 年代も性別も仕事も異なる人々と対話をしていると、「本当に人間って違うんだな」と痛感します。

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中身があるようでない

中身があるようでない

 20歳くらいまでまともになにかを続けることができなかった。3日坊主なんて当たり前で、すぐに投げ出してしまう。

 だから、スポーツなど小さい頃から何年を続けてきた人の話を聞くと、後ろめたさを感じていた。他の人が積み重ねてきたものが、自分にはないことに暗澹たる気持ちになった。

 けれど、最近は継続することは苦痛じゃなくなった。

 ヨガは6年続いているし、らくだメソッドはもうす2年半になる。イン

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期待するには覚悟がいる

期待するには覚悟がいる

 僕達は知らず知らず誰かに期待している。

 頑張った自分を労い、褒めてくれないだろうか。
 気になるあの人は自分に好意を持ってくれないだろうか。
 わざわざ言わなくても、やってくれないだろうか。

 ただ、現実はそんな浅はかな願いを叶えてくれるほど、都合良くはできていない。ほとんどが期待を裏切る結果になる。

 けれど、その期待に応えなかった相手に「私のことを裏切った」と憤慨するのはお門違いだ。

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桜の絨毯

桜の絨毯

 年度末のせいか、色々な人の異動や卒業、退職・転職の話をよく耳にする。

 みんな色々な体験をして、また決断をしているのだなとしみじみ感じる。
 週に1度くらい会う人でも、自分と会う時以外になにを感じ、なにを考えているのかは意外とわからない。

 だから、こうして節目節目で結果として現れてくると、「ああ、そうなんだ」となんとも言えない気分になる。
 それぞれがそれぞれの人生を生きていて、決断しよう

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