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物部守屋をすこれ!

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これであなたも物部守屋マスター! 物部守屋を愛でろ!!守屋しか勝たん✊
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2023年8月の記事一覧

第1682回 寺つつきの正体

第1682回 寺つつきの正体

https://www.google.co.jp/amp/s/www.excite.co.jp/news/article-amp/Labaq_51823732/より引用のドングリキツツキ(体長約20㌢)

キツツキと言う名は総称でありますというのが定説で、個別の名称はアカゲラとか、クマゲラ、コゲラなどと、後ろに〜ゲラが付きます。しかし、これは現代の呼び方で、昔は大雑把な呼び方をしていました

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隠れた名士、聖徳太子の側近で参謀 始皇帝の子孫 秦 河勝(はたの  かわかつ)

隠れた名士、聖徳太子の側近で参謀 始皇帝の子孫 秦 河勝(はたの かわかつ)

聖徳太子と言えば、誰しもが知っている有名な人物。その側近として、活躍した人物が秦河勝です。
彼の一族は、漢人系🇨🇳の渡来人で政治難民💨として、朝鮮半島🇰🇷を経由して日本🇯🇵に渡来、応神天皇👑の時に受け入れられました。
また、「秦の始皇帝👑の子孫👶🏻」弓月君の一族が、彼の一族でもあります。
山城国(京都府)の太秦を本拠地とした秦氏は、養蚕🐛や土木技術🪚に優れ、淀川🏞️の治

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四天王寺創建に関する謎の人物・トミノイチイ

四天王寺創建に関する謎の人物・トミノイチイ

見出し写真は、イチイの実。
#蝦夷 、#ヌタリ柵、#トミノイチイ

イチイの木です。一位、櫟、という漢字をあてますが、日本書紀では、人物名として、赤檮、あかとう、と書いてイチイと読ませています。檮は切り株。イチイの切り株は、写真のように赤い。

さて、その人物、迹見赤檮、トミノイチイが問題です。

蘇我馬子と物部守屋の対立が、ぬきさしならない状況に悪化するなか、用明天皇二年、守屋は河内の自領に退き

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「裏」タケミナカタ神話「裏」③天津甕星と日本神話の暗号

「裏」タケミナカタ神話「裏」③天津甕星と日本神話の暗号


▼はじめにタケミナカタ(建御名方命)神話の裏側を考察していくこのシリーズ。

今回の記事では伊勢津彦神(イセツヒコ)と同様に度々タケミナカタと同一視される天津甕星(アマツミカボシ)について考察していきます。

また、その流れで日本神話の意義について個人的な想いをお伝えさせていただきます。

※下記の記事は「表」になります。「表」を見なくてもわかるように「裏」を書いていくつもりですが私個人としては

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「裏」タケミナカタ神話「裏」④風神と雷神の戦い(物部氏と諏訪との関係)

「裏」タケミナカタ神話「裏」④風神と雷神の戦い(物部氏と諏訪との関係)

はじめに諏訪大社の御祭神とされる建御名方命(タケミナカタノミコト)の伝承や神話を紐解いていくこのシリーズ、早くも4回目となりました。

今回は物部守屋にフォーカスを当てて、風神と雷神の戦い、という観点でタケミナカタを紐解いていこうと思います。

※これまでのシリーズはこちらから

物部一族と諏訪の関係 これまでの私の記事でタケミナカタは物部守屋である、としてきました。
 物部守屋は6世紀の人物で仏

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「祈り」御霊信仰に関して「呪い」

「祈り」御霊信仰に関して「呪い」

御霊信仰に関して御霊信仰とは平安時代から明確に確認できるようになった信仰スタイルで、疫病や天変地異、戦乱といった諸々を恨みを持って死んだ当時の政敵の怨霊が引き起こしている、と考えて丁重祀ることで鎮まっていただく、というものになります。

この信仰は現代ではメタ的に考えられ、世間や支配者層が特定の人物が祟りを起こしている、と考えるのは「祟りを起こされるに足ることをしたという意識」があるからだ、という

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「裏」タケミナカタ神話「裏」⑤善光寺と金刺氏と物部守屋

「裏」タケミナカタ神話「裏」⑤善光寺と金刺氏と物部守屋


▼善光寺縁起 むかし、天竺(インド)の毘舎離国に月蓋長者(がっかいちょうじゃ)という金持ちがいた。
月蓋には娘に如是姫(にょぜひめ)がいて大層可愛がった。
月蓋は信仰心が薄くお釈迦様が訪れても追い返してしまうような男だった。しかし、如是姫が病気になり医者も匙を投げてしまうとお釈迦様に縋りついた。
お釈迦様はこれまでの不信心を咎めることなく、西方の極楽浄土におられる阿弥陀如来を拝むように伝える。

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