ドラマは駅で起こってる。そして絵本はここにある。

電車でコトコト（速いのは酔ってしまう）出かけた帰り。エキナカでぶらぶらしてちょこちょこ買い物。これから寒い寒い道を行かねばならぬ。
ふうぅーっと大きく息をして、歩き出そうとした
その時。
わたしの隣をものすごい勢いで女の人が駆け抜けた。
瞬間。真っ白なダウンコートの、おそらくポケットか、手元からナニかがポーンと勢いよく滑り落ちた。（わたしに見えてるのは後ろ姿）スマホだった。
「落ちましたよ」と、声をかける間もなく持ち主はすばやく床に落ちたそれを拾って、柱の向こうへ去っていった。
見届けた事実はそこまで。　

だけど、そこからずうっとわたしの頭の中では、「あの曲」が、流れ続けた。駅、女の子、イブ。
柱の前で誰かが待っていたのかな？それとも、早めにたどり着きたくて、ドキドキしていたのかな？
ひろがる妄想。よみがえる平成。おもいだす憧れ。

どなたかは読んでくださって、同じ曲が流れだしただろうか？

わたしは、わたしの好きな服を着て、新しい巻き物を首元に。お気に入りベレー。エコバッグには、栗蒸し羊羹と、干し芋と、おからのクッキーとふりかけ。ザ・生活感。

おとなになったね。あの頃よりも。
見かけだけかもしれないけれど。ふわふわと想像の世界に入ってしまうところだけは変わってない気がするなぁ。
さっきの女子、勝手に妄想劇場のヒロインにしちゃったし。

時の流れ。季節のにおい。ざわめき。
羊羹には、お煎茶かなあ。ふりかけ早くふりふりしたいぞ。アンケートの締め切りいつだっけ？
ぱらぱらポロポロ考えながら家までの道を歩いた。

と、言えたらカッコ良いのに、自転車こいでた。
しかも電動！だけどカーキでスポーティなんだぜ。（なんの言い訳）　

冬の間は、はずせない1冊。
シリーズコンプリートだいだいだいすきぐりとぐら

寝る前にぴったり
冬にもいいね。もりのなか。

これはハハになってから知ったもの。
イレブンジズしたり英国紳士で
金銭感覚もばっちり、ライフスタイルが確立されてる
すばらしいくまさん
インテリアも良い。

番外編。絵本ではないけど。
体力・気力・思考力。すべて試されるモモ。それゆえに
読後は感無量。語り合いたくなる。
映像化もされたトムさん。淡々とした描写に
胸が、しん。とする。

写真テカリまくってて悲しい。ぎ、技量が。今後もテカリまくりはシリーズ化する見込みデス。

さいごまで読んで下さりありがとうございました。
メリークリスマス🎄🎄✨
ひ。