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あの子の記憶。

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あの子(木村仁美)から見たあの子、わたしの時間。映す世界。フィルム、一眼レフ、iPhone等を使用。セルフポートレート。
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#記録

いつか終わりが来る日を。

いつか終わりが来る日を。

いつか終わりが来る日を分かっている。

それは幼い頃、父がお椀に取り分けてくれた夜食の即席ラーメン。
泣いて帰ってきた私にプレゼントして履かせてくれた、緑色のランニングシューズだとか。

いつかみんな居なくなってしまう。結局。
この世界から。

そんな事はいつだって分かっているようで分からない。だけれど、ふとした瞬間、私は気づいてしまう。

今は自分で夜食の即席ラーメンを作って食べれる事や、自分自

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花束を送ること。

花束を送ること。



私はキャンバスになんて
なりたくなかったんだ、
私は”色”になりたかったんだ。

雨が降った日
夏の残像を見つけた

久々に降り立った駅
幾つもの思い出を残して

花束を送ることは

ごめんねとさよならの意味

それとも祝福でしょうか

いなくなることへの祝福

よかったね
ばいばいは言えない
さよならだって言ったら
続きがなくな

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自分を写真に残す(遺す)という事。

自分を写真に残す(遺す)という事。

桜の前、自撮りをする私。
桜の前、桜とともに写真を撮られる私。

桜の散る中、それらと共に私は必死に何かを残そう(遺そう)としている。

美しいものを見た時、写真に撮りたいと思ったのはいつの事だっただろうか。
幼い頃に山登りをして、父のカメラのレンズバッグを交代で持ち歩いていた頃から。いや、公園のブランコで落っこちて泣いてたあの頃から、いや、もっともっとカメラや写真というものはもっと自分の近く

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