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ジャパンウォーズ(JW)第一部 神武東征〜欠史八代

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ジャパンのウォーズについて、改めて書いて参ります。いろいろ新しい情報が入ったので、書き直そうと思ったわけです。写真も載せて参ります。
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2022年7月の記事一覧

JW178 導かれし者たち

JW178 導かれし者たち

【孝霊天皇編】エピソード33 導かれし者たち

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

すなわち、紀元前246年、皇紀415年(孝霊天皇45)。

孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))は、暴れまわる鬼(賊)を鎮定するため、遠征に赴いた。

遠征の地は、現在の鳥取県西部、伯伎国(ほうき・のくに)である。

そして、前回は、大倉山

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JW179 水音がうるさくて

JW179 水音がうるさくて

【孝霊天皇編】エピソード34 水音がうるさくて

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

すなわち、紀元前246年、皇紀415年(孝霊天皇45)5月。

大后(おおきさき)の細媛(くわしひめ)(以下、細(ほそ))は、妊娠した状態で、孝霊天皇こと笹福(ささふく)の後を追ったのであった。

同行する者は下記の通りである。

百田弓矢姫(ももたのゆみやひめ)(以下、ユミ)。

細の父親、磯城

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JW180 福姫誕生

JW180 福姫誕生

【孝霊天皇編】エピソード35 福姫誕生

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

すなわち、紀元前246年、皇紀415年(孝霊天皇45)5月。

大后(おおきさき)の細媛(くわしひめ)(以下、細(ほそ))は、妊娠した状態で、孝霊天皇こと笹福(ささふく)の後を追ったのであった。

同行する者は下記の通りである。

百田弓矢姫(ももたのゆみやひめ)(以下、ユミ)。

細の父親、磯城大目(し

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JW181 新たな敵

JW181 新たな敵

【孝霊天皇編】エピソード36 新たな敵

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))は、伯伎国(ほうき・のくに)にて、稲作教室と製鉄教室に勤(いそ)しんでいた。

ちなみに、伯伎国とは、現在の鳥取県西部である。

教室には、大后(おおきさき)の細媛(くわしひめ)(以下、細(ほそ))なども参加し

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JW182 印賀と鬼と

JW182 印賀と鬼と

【孝霊天皇編】エピソード37 印賀と鬼と

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

すなわち、紀元前234年、皇紀427年(孝霊天皇57)。

孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))は、伯伎国(ほうき・のくに)にて、稲作教室と製鉄教室に勤(いそ)しんでいた。

伯伎国とは、現在の鳥取県西部のことである。

そんなある日、印賀(い

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JW183 悲しみは突然に

JW183 悲しみは突然に

【孝霊天皇編】エピソード38 悲しみは突然に

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

すなわち、紀元前232年、皇紀429年(孝霊天皇59)。

孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))が、伯伎国(ほうき・のくに)の印賀(いんが)の鬼退治を始めて、二年の歳月が流れた。

ちなみに、伯伎国とは、現在の鳥取県西部のことである。

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JW184 友、遠方より来たる

JW184 友、遠方より来たる

【孝霊天皇編】エピソード39 友、遠方より来たる

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

福姫(ふくひめ)こと「ふぅ」が亡くなってから、二年の歳月が流れた。

すなわち、紀元前230年、皇紀431年(孝霊天皇61)。

孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))による、伯伎国(ほうき・のくに)の印賀(いんが)の鬼退治は、未だに決着

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JW185 連合軍出陣

JW185 連合軍出陣

【孝霊天皇編】エピソード40 連合軍出陣

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

福姫(ふくひめ)こと「ふぅ」が亡くなってから、二年の歳月が流れた。

すなわち、紀元前230年、皇紀431年(孝霊天皇61)。

ついに月支国(げっしこく)が攻めて来ることになった。

出雲(いずも)へと急ぎ向かう、孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささ

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JW186 月支国来寇

JW186 月支国来寇

【孝霊天皇編】エピソード41 月支国来寇

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

紀元前230年、皇紀431年(孝霊天皇61)。

ついに月支国(げっしこく)が攻めて来た。

大船団の方が、物語的に面白いので、そういうことにしたい。

ちなみに、現れた場所は、島根県出雲市(いずもし)の大社町日御碕(たいしゃちょう・ひのみさき)である。

その光景を見て、孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊

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JW187 風と共に去りぬ

JW187 風と共に去りぬ

【孝霊天皇編】エピソード42 風と共に去りぬ

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

紀元前230年、皇紀431年(孝霊天皇61)。

ついに月支国(げっしこく)が攻めて来た。

出雲(いずも)とヤマトの連合軍は、日御碕(ひのみさき)にて、これを迎え撃つが、苦戦を強(し)いられる。

そんな時、あの神様が現れたのであった。

あの神様「俺か?・・・・そう! 俺が! 俺こそが! 素戔嗚

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JW188 印賀平定

JW188 印賀平定

【孝霊天皇編】エピソード43 印賀平定

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

紀元前230年、皇紀431年(孝霊天皇61)。

月支国(げっしこく)の脅威は去った。

しかし、孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))は、ヤマトに戻らないと宣言する。

出雲君(いずものきみ)の知理(ちり)は、困惑の色を浮かべるのであった。

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JW189 鬼林山の戦い

JW189 鬼林山の戦い

【孝霊天皇編】エピソード44 鬼林山の戦い

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

ヤマトの一行は、ついに印賀(いんが)の鬼を退治した。

そして、孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとねこひこふとに・のみこと)(以下、笹福(ささふく))たちは、ヤマトに帰ることになったのであった。

その途中、上菅(かみすげ)の行宮にて、休息を取っていた一行であったが・・・。

笹福「ちなみに

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JW190 大后、逝く

JW190 大后、逝く

【孝霊天皇編】エピソード45 大后、逝く

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

すなわち、紀元前220年、皇紀441年(孝霊天皇71)夏。

鬼林山(きりんざん)を拠点とする、青鬼(あおおに)と赤鬼(あかおに)との戦いは、まだ続いていた。

そんな中、大后(おおきさき)の細媛(くわしひめ)(以下、細(ほそ))が病(やまい)に倒れる。

孝霊天皇こと、大日本根子彦太瓊尊(おおやまとね

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JW191 伊弉冉陵参拝

JW191 伊弉冉陵参拝

【孝霊天皇編】エピソード46 伊弉冉陵参拝

第七代天皇、孝霊天皇(こうれいてんのう)の御世。

すなわち、紀元前220年、皇紀441年(孝霊天皇71)4月21日、大后(おおきさき)の細媛(くわしひめ)(以下、細(ほそ))が薨去(こうきょ)した。

伝承では語られていないが、その報せは、ヤマトにも届いたはずである。

母の死を知り、日嗣皇子(ひつぎのみこ)の大日本根子彦国牽尊(おおやまとねこひこく

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