kikuzirou
章ごとに分けてみました。
内容が多くなってきたので、垂仁天皇から第三部と致します。ジャパンのウォーズについて語って参ります。
お気に入り楽曲です。
渋沢栄一さんと、杉浦譲さんの欧州視察日記です。
いろんな方の歴史に関する記事を紹介したいと思いました。
【景行征西編】エピソード37 欽迎して創建 第十二代天皇、景行天皇の御世。 西暦83年、皇紀743年(景行天皇13)。 東北地方の蝦夷と呼ばれる人々が、ヤマトに侵入。 これを撃退するため、五十瓊敷入彦(以下、ニッシー)が派遣されることとなった。 ちなみに、副将は、陸奥守豊益(以下、トヨマ)である。 そして、ここは、国中(今の奈良盆地)の纏向日代宮。 「ニッシー」は、妃の淳熨斗皇女(以下、ヌーノ)と別れの言葉を交わすのであった。 ニッシー「・・・というわけで、
【景行征西編】エピソード36 北の国から 第十二代天皇、景行天皇の御世。 西暦83年、皇紀743年(景行天皇13)5月。 景行天皇こと、大足彦忍代別尊(以下、シロ)の一行は、熊襲を平定し、高屋宮に滞在していた。 二千年後の宮崎県宮崎市や西都市の辺りである。 そこに、ある人物がやって来た。 三輪の君の大友主(以下、オート)である。 オート「エピソード663以来にございます。」 シロ「度々の使い、大儀である。して、此度は、何があった?」 オート「蝦夷が攻め
ポール・マッカートニー&ウイングスの楽曲。 1973年の作品。 作詞・作曲は、ポール。 印象的なピアノで始まり、ダンスミュージックから、ロックとなり、オーケストラへと発展していきます。最後は「バンド・オン・ザ・ラン」が、リプライズで現れるという、多彩なサウンドとなっています。
ザ・ナックの楽曲。 1979年の作品。 作詞・作曲は、ダグ・ファイガーさん。 ビートルズの再来とも言われた、デビューアルバムに収録された楽曲です。 ハーモニカのイントロ部分も好きです。
【景行征西編】エピソード35 拝鷹天神 第十二代天皇、景行天皇の御世。 西暦83年、皇紀743年(景行天皇13)5月。 景行天皇こと、大足彦忍代別尊(以下、シロ)の一行は、熊襲を平定するため、襲国(今の鹿児島県)を訪れていた。 ここは、鹿児島県の高屋宮。 肝付町北方の天子山。 シロ「ついに、襲国を平定したぞ!」 やぁちゃん「おめでとうございます。残党狩りも終わったのですね?」 シロ「その通りじゃ。」 いっくん「ほな、国中に帰られるんですね?」 シ
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月七日(1867年3月12日) 朝七時ごろ、セイロンのホアント・ド・ガール(コロンボ)に着いた。 ここは、インドの属島で、洋中に孤立し、港は北緯六度一分にあって、土地は、熱帯に近く、年中、氷や霜を見ることなく、四季を通じて、木の葉の散ることもない。 土質は赤土であって、地味は肥えている。 土民は貧しく痩せているが、支那人とは人種も違って、性質は、やや順良勤勉なようである。 たぶん、長い間、欧州人に使役されたからであろ
現在、私は、ジャパンウォーズという歴史物を書いています。 その中で多用している言葉が「ロマン」です。 よくわからない事象や、諸説有る事案の際に、この言葉を使っています。 魔法の言葉と言っても、いいかもしれません。 ただ単に「わからない」と言ってしまうと、なんとも無味無臭と言いますか、ぬくもりが無いように思えるのです。 と申しますのも、歴史学では、わからないとされていた事が、わかる瞬間があるからなんです。 遺跡や遺物の発見で、信じられていた事が覆される時もありますし
【景行征西編】エピソード34 国見をしよう 第十二代天皇、景行天皇の御世。 西暦82年、皇紀742年(景行天皇12)12月。 景行天皇こと、大足彦忍代別尊(以下、シロ)の一行は、熊襲を平定するため、襲国(今の鹿児島県)を訪れていた。 ここは、鹿児島県の高屋宮。 肝付町北方の天子山。 えっさん「して、残党狩りは、順調にあらしゃいますか?」 シロ「うむ。そうであろうな。」 えっさん「そうであろう? 曖昧な物言いにあらしゃいますなぁ。」 シロ「詳らかな伝承
【景行征西編】エピソード33 三つ目の候補地 第十二代天皇、景行天皇の御世。 西暦82年、皇紀742年(景行天皇12)12月。 景行天皇こと、大足彦忍代別尊(以下、シロ)の一行は、熊襲を平定するため、襲国(今の鹿児島県)に来ている。 前回は、城に籠る熊襲を討ち、オリジナル設定で、頭となった、川上(以下、カワ)と弟建(以下、おとたけ)が降伏したのであったが・・・。 カワ「それで? これから、どうするの?」 シロ「うむ。船路を進もうと思うておる。」 いっくん「
アース・ウィンド・アンド・ファイアーの楽曲。 1978年の作品。 作詞・作曲は、モーリス・ホワイトさん、アル・マッケイさん、アリー・ウィリスさん。 12月のクリスマスの時期に、9月の事を思い出す歌詞になっています。
ライチャス・ブラザーズの楽曲。 1965年の作品。 元々は、1955年に発表された、刑務所映画『アンチェインド』(日本未公開)の主題歌でした。歌唱者は、トッド・ダンカンさん。 作詞は、ハイ・ザレットさん。 作曲は、アレックス・ノースさん。 しかし、こっちの方が、スタンダードになりました。 なぜかって? こっちの方が、いいからです。1990年の映画『ゴースト・ニューヨークの幻』の主題歌に採用された事も大きいですね。
【景行征西編】エピソード32 拍子川の戦い 第十二代天皇、景行天皇の御世。 西暦82年、皇紀742年(景行天皇12)12月。 景行天皇こと、大足彦忍代別尊(以下、シロ)の一行は、それぞれの城に籠る、熊襲の川上(以下、カワ)と弟建(以下、おとたけ)を攻めたが、失敗に終わる。 そこで、神楽を演奏し、敵をおびき出す作戦に切り替えたのであった。 ちなみに、オリジナル設定ではあるが、隼人城に籠るのが『おとたけ』で、上井城に籠るのが『カワ』である。 野見「さぁさぁ! 大いに
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月二十七日(1867年3月3日) 晴。サイゴン。 正午ごろ、出港。 瀾滄江を下って、午後四時ごろ、川口の燈明台山の麓にいたり、ここで、水先案内を降ろす。 しだいに、大洋に出ると、船脚も速くなった。 慶応三年正月二十九日(1867年3月5日) 晴。暑い。 夕方五時、シンガポールに着いた。 慶応三年二月朔日(1867年3月6日) 晴。シンガポール。 朝六時に上陸した。 マラッカとスマトラを左右にして、東洋第一
まず最初に伝えたい事があります。 鬼滅の刃に否定的な内容となっております。 ファンの方は、読まない事をオススメします。 では、本編に入りたいと思います。 映画の興行ランキングで「千と千尋の神隠し」を越え、一位となった「鬼滅の刃」。 世代を越えて人気となった理由を探ろうと、私も観る事にしました。 漫画「ワンピース」の時も、同じ動機で読み始めたので、きっと面白いのだろうと、期待していました。 結果から申しますと、涙が出そうになりました。 感動の涙ではありません。
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月二十六日(1867年3月2日) 晴れ。サイゴン。 朝七時、この地の官船が迎えに来て、我が公使(徳川昭武)の御供をして上陸する。 停泊の軍艦が祝砲をうって、騎兵半小隊が、馬車の前後を守り、鎮台の官邸にいたる。 席上で、音楽などが終わってから、本国の博覧会をまねて、奇物珍品を集めた会場を一見し、市街を遊覧し、午前十時ごろ、帰船した。 夜、鎮台の招待で、官員の集会でおこなわれた音楽会を聞く。 これより先、仏国は、交通を
【景行征西編】エピソード31 隼人城と上井城 第十二代天皇、景行天皇の御世。 西暦82年、皇紀742年(景行天皇12)12月。 景行天皇こと、大足彦忍代別尊(以下、シロ)の一行は、熊襲を平定するため、襲国(今の鹿児島県)に来ている。 熊襲の川上(以下、カワ)と弟建(以下、おとたけ)は、それぞれの城に籠り、抵抗の姿勢を見せるのであった。 タケ「大王? 副将に任じられた『リトル』様は、どちらの城を攻めれば、よろしゅうござりまするか?」 シロ「そ・・・それが・・・。