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道端の石ころは100万円で売れる。

いまから数年前、私なんかより
遥かに優れている誰かに教えてもらった。


「イトー君、テレビや新聞を筆頭にメディアというのはね、世の中にある無料の情報に価値をのっけて広告収入を得る、というビジネスモデルなんだよ」


「…と言いますと?」

「いやさ、どこどこで事故があった、だれだれが不倫した、世界ではこんな事件が起きている、ってのは突き詰めれば全て無料の情報だろう?」


「たしかに」

「メディアはそういう情報を集めて発信してるだけ。その情報の間に広告を乗っけたり、放映権収入を得たりしてるわけ」


「言われてみると、そうですな」

「となるとだ。俺たちが個人として…」


「ええ」

「もしも何かを発信する側に回ろうと思った場合、どんな情報が無料で転がってると思う?」


「う~ん、なんでしょう?」

「答えはね、イトー君」


「はい」

「自分だけの体験、思考、つまりは人生だよ」


(ゴクリ)



…なるほど。

彼に言われたことを言い換えるとすればこうだ。


私たちの人生はコンテンツ化できる。


私たちの経験、知識、過去の挫折、成功、今抱いている悩み、ライフスタイル。これらは発信のやり方を学べば、間違いなくコンテンツになりうる。

それこそ、この世界にいるどなたかの
おなぐさめになりうる。

ここからどうお金を生み出すかについては、一考の余地があるが、しかし、私たちの頭の中にある体験、知識、オリジナルだと思ってる思考、すなわちこれ「人生」は、

仕入れ原価がかからない無料の情報である。


私たちの身近なところでいえば、Youtuberに代表される個人のインフルエンサーがまさにそうだ。

彼らは企画力をもって、コンテンツを量産している。会議をしまくって、どうしたらフォロワーや登録者が増えるか日々考えている。

よりコアなファンは、そのインフルエンサーの「人となり」が更に気になるものだ。そうなったらしめたもの。ただの日常を発信すればいい。



そんなこんなだから、私は私の頭の中にある無料の情報を、こうしてnoteに毎日アホみたいに書いている。私の人生がコンテンツ化すると思って。

ここからどうなるか、みたいな明確なゴールをもって生きていないから、この先は考える必要がありそうだ。

あたかも戦略的であるかのように書いているが、これは科学による後付け。


この人生コンテンツ化論は、なにも真新しいものではない。何年も前から多くの方々が繰り返し言っていること。

この記事を読んで「そうか!」となっていただける方がどれだけいらっしゃるか分からないが、今から始めても遅きに失することはない。


仕入れ原価のかからない無料の情報は、
私たちの頭の中にある。


道端の石ころは100万円で売れるのだ。


今日は「あとがき」の後に注目!
<あとがき>
キリっとした印象を文章から感じていただけたなら、この記事は成功です。私は何も考えていないぷー太郎です。ただ文章を書くのが好きだからやってるだけで、この先のことは風の流れに身を任せながら、サヨサヨとしていきます。いつもちょっと書きすぎじゃね?感もあるのですが、まぁ、いいでしょう。最後までありがとうございました。

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