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絶対失敗しない本の選び方「リスク分散型購入」

私は本屋が大好きです。遊園地やディズニーランドよりも、本屋にいる方が何倍も楽しいと感じます。

本とは1つの世界です。つまり本屋には本の数だけ異なる世界が存在しているからです。

わざわざ映画館に足を運ばなくても本屋で本を見るだけで、人はマルチバースを体験できます。

とはいえ、全ての世界が素晴らしいものかと言われると、そうではありません。

自分にとってためにならない世界を覗くのは、ぶっちゃけ時間の無駄です。

ここでは本を買う際に絶対に失敗しない方法の1つである「リスク分散型購入」について解説していきます。

参考書籍

リスク分散型購入とは

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リスク分散型購入はリスクを分散させながら一括購入する手法のことです。この方法は普段から本をまとめ買いする人や、今の悩みから一刻も早く解放されたいという方に強くおすすめします。

例えば何かお金に関して悩みがあり、そのために大型書店に足を運んだとします。「とりあえずお金周りが心配だから、それっぽい本を買いまくろっ☆とりま諭吉出せばなんとかなるっしょ♪」

これではいけません。適当にお金関係の本を買い漁っても意味がありません。最悪のなのは高いお金だけ払って、お金についてきちんとした知識が得られないというパターンです。

まぁそれ自体が高い授業料と捉えられたら別ですが、ギャンブルはしないに越したことはありません。

目的を持って本を買う際は、リスクを分散し、最適な本の組み合わせを作るのがおすすめです。

リスクを分散することで目的に合った良書と出会う確率を上げ、そうでない本と出会う確率を下げることができます。

リスクを分散するための買うべき本の指標は以下の5つです。下記の指標をもとに自分のテーマに合った本を購入しましょう。

①第一人者の本

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自分が読むべき本のテーマを明らかにしたら、そのテーマの第一人者の代表作は確実に組み込むようにしましょう。信憑性が高く、経年的に価値が下がりにくいからです。

信憑性の高さはもちろんですが、経年的に価値が下がりにくいというのは選書において大事な考え方でもあります。

経年的に価値が下がりにくいとはつまり、長い間多くの人間に読まれてきた本と言えます。

どの時代においても普遍的な価値が提供できる本は貴重であり、絶対に読んでおいて損はないです。

お金についての本が欲しいのなら、お金について長年勉強している、資産を運用し、最も成功を収めている人を探します。見つかったら、その人は本を出しているのかを調べて、出していたら、その中から代表作を選び購入しましょう。

②分かりやすい本

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そのテーマに関する本の中であなたが直感的に「分かりやすい!!」と感じたものは購入を検討してみましょう。

特にテーマに関しての知識が全くと言っていいほどない場合は、必ず抑えておくべきです。

どんなに素晴らしい本でも、読んでいる本人が理解できなければただの分厚い紙束です。紙束は家にあっても邪魔なだけですし、枕に使うには硬すぎます。

最近では難しい書籍の内容をわかりやすく漫画にしてまとめたものが発売されているので、こちらを購入するのもおすすめですよ。

とりあえずAmazonで「欲しい本のタイトル まんがでわかる」検索してみて、あるならそれを購入してみるのも手です。

③ベストセラー本

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自分が購入を検討している本のテーマに関わるベストセラーからは、他の本からでは得られないような気づきが学びが得られる可能性があります。

もちろん最も売れているからと言って、その本が素晴らしいものであるという証明にはなりません。しかし売れているからにはそれなりの理由が必ず存在します。


④古典的名作

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新しいテーマを学ぶ上で大切なことは、その分野の原理原則を知ることです。そのための王道的なアプローチは、自分が求めているテーマに関する古典的名著に触れることです。とはいえ古典的名作となると、テーマによっては存在しない場合もあります。もしあるようなら確実にチェックしておきましょう。

とはいえ、古典的な名作は得られるものが多い分読むのが難しいです。もし本屋などでパラパラと読んでみて、難しいなと思ったら、NHKの「100分で名著」シリーズがおすすめです。

100分で名著は、古今東西あらゆる分野の古典的な名著を、短くわかりやすくまとめている本です。

原本と比べると得られる情報に限りがありますが、とても読みやすく、とっつきやすいのが魅力です。

またこちらである程度本の内容を理解した後に、原本を読めば以前よりは確実に本の内容が分かるようになります。

⑤最新作

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情報とは時代とともに更新されていくものです。自分が解決したいテーマに関する最新の著作も必要に応じてラインナップに加えておきましょう。

ただ本という媒体は出版までの段取りを考慮すると、どうしてもネットより遅いメディアになってしまいます。

テーマに関する情報が、新しいものなのかをまず疑い、購入を検討するといいです。

まとめ

✅買いたい本のテーマが決まったら、リスク分散型で購入を検討する。

✅テーマの第一人者が出している本は信憑性が高く、価値が高い。

✅テーマに関して知識が少ない場合は、入門書を購入しよう。

✅ベストセラーにはベストセラーならではの魅力が必ずある。

✅テーマの原理原則を知るには古典的名著に触れるのが手っ取り早い。

✅テーマに関する最新の情報を得るために、最新作もチェックすべし。


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