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プロガイドのプライベート国内旅行:紫式部ゆかりの地巡り in 京都編
新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
久しぶりの投稿となりました。2023年はインバウンドが戻り江戸城の英語ガイド業も再開し、久々のガイドで嬉しい反面、バタバタした年でした。(ガイド復活についてはまた別の記事で書きたいと思います)
今回は、年末に将来のガイド業の研修も兼ねて行った京都旅行についてです。京都は壮大な歴史スポットなので、旅行する時は、何かテーマを絞らないと
お城旅行記〜島原半島編① - 島原城〜
長崎県島原半島にある島原城に行ってきました。
残念ながら、天守は現存ではなく、昭和に復元されたものですが、それでもかつての天守を偲ばせる五層の見事な天守が復元されています。
なぜ「天守」を築くのか?多くの人は、この天守にお殿様が住んだと思われるかもしれませんが、城主は基本、御殿に居住し天守には住まなかったと言われており、城によりけりですが、例えば、姫路城などは、平時は武器庫として使用されていま
都内の城巡り - 渋谷城編
渋谷…
押しも押されもせぬ東京、いや日本屈指のショッピング街で、若者を中心に、新しい文化を発信する街。令和の世を生きる我々の多くはこのようなイメージをこの街に持っていると思います。
「渋谷」その名前の由来ところで「渋谷」という名前ですが、これは、平安後期〜室町時代にかけて、「澁谷」氏の館があったことから由来しています。
かつての渋谷城に用いられたとされる石。今も、神社の敷地内に展示されており
江戸城ガイドの城めぐり:江戸城と鳥取城
少し前ですが、日比谷図書館で開催されていた「タイムトリップ 江戸から東京へ展」に行ってきました。
現在、日本の”首都”であり、今や世界有数の都市である東京ですが、明治維新の後、いきなり近代東京ができたわけではなく、やっぱり、そこには前政権=江戸幕府の都市計画があり、そのインフラ遺産のおかげで東京が誕生したんだなと改めて思いました。
江戸城を作った人々では、徳川幕府の本拠地である江戸はどのように
“アイコ“と日本人的価値観
突然ですが、みなさんは、いつ「じゃんけん」しますか?おそらく何か役割とか順番とかを決める時が多いかと思います。その場合、「引き分け」を意味する「あいこ」は不要ではないか?と疑問に思ったことはないでしょうか。例えば、西洋であれば、コイントスが一般的ですがその場合も、選択肢は「表」か「裏」かの2択です。
「あいこ」は何故、存在するのか?そもそも不要なのではないか?一度疑問を持つと思考の回廊から抜けれ
日本の文化・歴史を英語で話そう! 〜英語で「自国紹介」できる人材に〜
【「英語で自国紹介」の告知文です】
外国人との会話で、日本の文化・歴史・習慣を聞かれ、回答に窮した経験はないでしょうか?
英会話の勉強をしていても、自己紹介や教材に沿った内容でのトピックを練習する機会はありますが、なかなか、日本の文化・歴史について英語でOutputする場は数ないかと思います。
しかし、外国人の関心があるのは、日本の文化・歴史、とりわけ日本人である”あなた”自身がどう考えてい