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アジサイの撮りかた


こんにちは、kazukame12 の KAZU です。


いよいよ  6月ですね。

写真を撮らない人は「梅雨入り」をイメージするかも知れませんが…

写真を撮る僕らは「紫陽花シーズン」をイメージして、ワクワクしますよね。


「アジサイの撮りかた」
そうだな~感覚的に話そうかな~。
紫陽花のレクチャーぽいのは、雑誌でもYou Tubeでも多いと思うので…
僕の note を読んでいる人は…その写真以外を求めているような気がするので…笑。
構図のことも今回は言いません。

僕らしく話すのなら…

「光」

写真では「露出」といわれることが多い「環境光」や「ストロボ光」とか…
今回は、「環境光」昼の時間帯なら…太陽光をキーライトとして、表現をするイメージを感じてもらえば、写真の撮り方は、変化する筈です。

これが正解だ!
なんて、言わないです。

自由に楽しめるし撮り方をイメージできれば…
きっとそれが正解で良いと思います。

それでは、始めましょう。



紫陽花って、ベタな写真になりがちだと思いませんか?

僕は、初心者の頃…それなりに悩んでました。

ただ撮るだけでも花は綺麗ですが「雰囲気」があると身近な友達よりも良い写真になるかも…と、頑張っていた頃を思い出します。

フルオートモードで撮っていた頃は、気付けなかったことなんですが…

わ〜紫陽花だ〜
 
と、いった撮り方です。
 
絞り優先オートで撮影


露出の「+  − 」で、雰囲気は変えられます。


 
 
  
マニュアル露出を使い始めると
露出の自由度が上がります。


木漏れ日が、白とびしないように露出を下げてから、奥の葉っぱが目立ちにくいように露出をもう一度微調整。


少し大人な…紫陽花になったと思います。


イメージして光の反射角度を見ながら撮影の高さを合わせることが多いですね。

光の強い部分って、無意識に視線が持っていかれます。
これは、あんまり雑誌なんかには書かれないことだけどね。


あと…よく撮っていたのは「雨の日に紫陽花」を撮影に行ってました。

もちろん、自分もカメラも雨で…びちゃびちゃ。

人間は、防水なので大丈夫ですが、カメラは濡らさないほうが、基本的に良いですね。

玉ボケと紫陽花です。

雨の中だから出る
「シズル感」

雨に濡れた感じが、ドラマティックにも感じやすいので、個人的には「雨はいい天気!」なのです。



もちろん、雨だけの世界に閉じ込めるのも、面白くはないですよね。


晴れた日は、明暗差ができるので、光を使うのもいいです。

こんな写真はどうでしょう。







紫陽花の花を前ボケを入れて撮ってます。




紫陽花の撮りかたの考え方。

梅雨の季節なので、曇りや雨の日が多いのと、陰になった場所も、多いよう思います。

晴れていれば、ISO100固定でも、お昼の時間なら普通に撮影出来ます。

(なぜ、ISO固定で撮影するかと言うと…
環境光を感じる練習になるからです。
それに…初心者の頃に多いのが、紫陽花などの山に近い場所の撮影だと、暗い場所があるので…
ISOオートだと思った以上に、ISOが上がってしまうことがあります。
ノイズに強いカメラならいいですが、すべてのカメラがそうでは無いので、少しカメラに慣れてきた人は、ノイズのリスクを考えて、ISOオートを卒業してもいいと思います。)

森や山に、紫陽花寺のような場所があるように感じます。
雨や曇りの日に、撮るときは、ISO400くらいにしておくと、シャッタースピードが、ブレにくいスピードになりやすいかな?と思います。

(山道や暗くなり始めた時間だと、とりあえず先にISO800とかにしておくといいかも知れませんね。)

使うレンズの開放値にもよりますが、キットレンズだと、ISOを上げておくと陰での撮影は、良いと思います。

もちろん、ケースバイケースなので、その場所の明るさに合わせながら、最初は色々と試してみてくださいね。
環境光を読む練習にもなるので…笑。


紫陽花の撮りかたで気にして見るのは…


光の反射です。

実は、紫陽花の花を目立たせるときに一番邪魔になるのは、「紫陽花の葉っぱの光」だったりします。

人間は、無意識に明るい部分を見ます。
けど、目のピントを合わせるのは、明るすぎない部分です…笑
カメラのオートフォーカスも、真っ白な明るい物にピントを合わせにくいですよね。

視線誘導とかに利用する事もありますが、意図もなく反射する葉っぱは邪魔だったりします。


玉ボケと紫陽花の写真があったと思います。
そう「シズル感」の写真です。

玉ボケを見て→紫陽花(ピント面)
そんな順番で視線が動いてほしいな〜。
と、思って撮っていたかな〜。

花の部分も手前に、被写界深度がかかるくらいにして、ピント面を探すようにしたので、ほんの少し認識するのに時間がかかる…

そのズレに、ストーリー性が感覚的に出るかな?
なんて、実験的な写真です。

実際見てから、写真を理解するまでの時間を変えることで、印象は変わります。
広告写真だと、パッと理解するほうが良いですね。
時間がかかると…笑
グラフィックデザインでは無いですね。

極端なので、わかりやすいかな?と思って出しました。
きっかけくらいになるかな?

(なりましたでしょうか?リアクションしてもらえると、次のnoteの参考になるかも…ホント皆さんに育てられているnoteですね…笑 感謝です。)



自分の感じたことを写真にするのは、実は難しくて、最初は…ありきたりに感じでしまうかも知れません。

ただ「なんか上手く撮れない!」と、感じることは、オートでスマートフォンのように撮っただけでは満足できない世界観を自分の中に持っている証拠だと、僕は思います。


その自分らしさを大切にできれば、思う写真を撮りたいので、技術を学ぶと思います。
その積み重ねが、いい写真を撮れる一瞬を連れて来ると思います。

楽しんで光を感じなから、写真を撮ってください。










それは、良い写真ライフを!








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