マガジンのカバー画像

旅する雑記帳

166
日々思ったことを。
運営しているクリエイター

#思い出

親子のつながりを考える。その①

親子のつながりを考える。その①

とりとめもないメモ書きを共有してみる。きっと自分がこれからもずっと考えてくであるテーマの「親子について」。



客観的にみて、手のかからない子どもだった。反抗期もなく、いわゆる優等生的なポジションで目立った問題もなく、公立の高校に進学して、国立の大学に進学して、部活動に勤しむ子どもだった。

実はここ数年、実家に帰っていない。両親に会う機会はときたまあり、両親とすごく疎遠になっているかというと

もっとみる
「乾杯」という名の、小さな約束。

「乾杯」という名の、小さな約束。

乾杯がきらいだった。

"杯を乾かす"と書かれたその言葉に、いい印象を持っていなかった。体育会系の部活によくある、「たくさん飲める人がつよい、酔わないことが正義。」という屈強で排他的な価値観に嫌気が差していた。どうしてこんな危険なものを楽しそうに飲むのか、理解できなかった。

それが自分の乾杯との出会いだった。



ぼくに乾杯の楽しさを教えてくれた人が、三人いる。

一人目は、大学生のとき、仲

もっとみる
喪失について、考えてみた。

喪失について、考えてみた。

喪失、というものを考えていた。

もし両親が亡くなったら、どう思うだろう?
連絡を取っていない親友と突然会えなくなったら、どう思うだろう?
大切なペットとの別れのとき、何を思うだろう?

大切なものを失う経験は、人に何をもたらすのだろうか。大切なものは、失う前に気づけないのだろうか。もう二度と会えないということは、何をもたらすのか。



昔、飼っていた猫を亡くしたことがある。

車に轢かれたと

もっとみる
note酒場で思ったことと、お礼の手紙。

note酒場で思ったことと、お礼の手紙。

実は #note酒場 レポの内容を悩んでいました。

きっとみんなレポは書くだろうな。
自分なりに書けることはないかな。

そう考えていて、ふと「お会いした方一人ひとりにお礼を伝えよう」と思い立ち、ぼくからは参加して思ったことと初めてお会いした方へのお礼とnoteのご紹介をしたいと思います。

note酒場に行って思ったこと善意とこだわりのかたまりスタッフとして働いている方に何か明確な報酬があるわ

もっとみる
最愛の猫との別れ。チャチャが教えてくれたこと。

最愛の猫との別れ。チャチャが教えてくれたこと。

大切なものを失ってしまったとき、人は悲しむ。

失ってしまったものが戻らないことを知って、人は深く悲しむ。

自分の大きな悲しみの一つに、可愛がっていた猫の死があります。

***

小学校4年生のとき、実家の田んぼを歩いていると、猫の声が聞こえた。あたりを見回してみると、近くに4匹の猫がいた。居ても立ってもいられずに家から大きめのダンボール箱を持ってきて、猫を拾った。それが出会いだった。


もっとみる