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【第5話】よし!好きって告白しよう。焦り出すアラサー女


 

土日休みの彼と平日しか休みがとれない私。
 
 

 
会えるのはいつも私の仕事終わりの23時頃。
1時間程ドライブをすることが多かった。
 
 
 
もう今日で会うのは5回目…



(はぁ…。
かずくんから告白してくれそうな気配はないなぁ…
ドライブに誘ってくれるんだから、
私のこと、好感は持ってるよな…



んー…。。。
私はもうアラサー。次の春には28歳なるんだぞ!




正直、30歳までには結婚したい。
もうモタモタしている時間が勿体ない。
よし!当たって砕けろ!



言ってやる!告白してやる!
キューピッドの弓矢を放ってやる🏹)
 

 



私は人生初めての告白を決意した。
 
 
 


 


念入りに化粧直しをして、
ランバンの香水を首と足首にワンプッシュ。
誰が嗅いでも良い女の匂いだ。




今日も会社の近くでかずくんの車を待つ。
 


 
かず『今日も遅くまでお疲れさま!』
  

 

赤と緑のチェック柄の膝掛けを
何も言わず、
そっと、私の膝へかけてくれた。
 
 

彼の笑顔と優しさに疲れが吹っ飛ぶ。
 
 


『今日はちょっと海の見えるところまで行ってみない?』
 
 

いや、こんな冬にめっちゃさみーな!!

 


と思ったけれど、
 
 
 
『もちろん!』
と返事をする。

 


 
到着したが、かずくんが車を降りることはなかった。
暗すぎて海も真っ暗でよく見えん。
 
  

すると突然、



かず『あの…俺さ、出逢った日にかすみちゃんのこと
とても好きになったんだ。
ずっと一緒にいたい!って思ったんだ。もし良かったら付き合ってほしい。』

 
  
 


  
 

そうそう!!そうよ!これを待っていたのよー!!!


  


 
『いや、私もね、あなたと会った時に雷に打たれたようにドカーンってね、もう大好きだったのよ!』
 
 

と、言いたい気持ちを押さえて
 


 
私『私も何度も会っているうちにかずくんのことを好きになったよ。ありがとう。』
 
 
 
プライドの高い私は、
絶対に一目惚れしたなんて言わない。
素直じゃない、
厄介な女なのだ。
 

そして、私はこう続ける。
 
 

私『私、もう数ヵ月後には28歳になるしね。
次、付き合う人とは結婚を見据えて付き合おうって決めてるんだ…』
 
 
自分から告白した場合、このことは言わないつもりだったが、私は何せ厄介でズルい女。
ここで彼の結婚願望を確認するのだ。
 


 
かず『もちろんだよ。30歳を目の前にして、
俺も結婚したなぁと感じていたんだ。
それがかすみちゃんとだったら、嬉しいな。』




【カンカンカーーーーン🔔】
鐘の音が聞こえる。
 


 
そして二人は初めてのキスをする。
 



私はもうプロポーズをされたような気持ちになっていた。



かず『今、ディズニーランドでクリスマスのイベントやってるじゃん!かすみちゃん、行きたいって言ってたから行ってみない?俺、平日に有休取るよ!』
 
 

私『えっ!うれしー!!行く!行く!』
 
 

 
その夜、幸せすぎてまたベットへダイブした。
私は今、幸せの絶頂期にいたのだ。
 
 


 
次回【第6話】私の家で半同棲開始。
早くもお金問題発生。
 

 

… (*_*)
続く。。。
 

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アップルパイを作ろうと思った私。
 

なんと、りんご買い忘れたー🍎
 
 
ということで、ガーナチョコを入れて
チョコパイを作ってみました😊
 

チョコはガーナが一番好きです!
皆さんは何のメーカーのチョコが好きですか?

できたては美味しいですよね💕✨️


大きさはバラバラ笑


今日もお疲れさまでした。
湯船につかって
よく寝てくださいね😊🌙

 


 


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