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#恋愛小説

私の恋の思い出。

私の恋の思い出。

若さ特有の、キラキラしたオーラと共にあらわれたあなたの、黒々とした髪と、躍動感溢れる瞳。

ユニクロにでも売ってそうなシンプルな紫のパーカーに、これまたシンプルな白いTシャツ、少し色落ちしたデニムに、プーマのスニーカー姿のあの頃のあなた。

実際の身長より高く大きくみえた、堂々とした俺様な空気にのまれて、私は、ただただ興奮するだけで、話しかけることすら出来なかった。

そんな、大人しすぎる黒髪が伸

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