自分探しの甘い罠: 最短ルートで強くなるための、自分探しとの付き合い方
自分探しは探すプロセスに意味があります。
どこかで折り合いをつけて納得し、
「これが自分だ」と実感することが重要。
例えば、自分探しでバックパッカーでインドに行かれたのなら、
その方には必要なことです。
机の前で唸るのとは異なります。
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自分らしさは大切です。
けれど、無意識のうちに採用してしまっている前提や、
アンコンシャスバイアスを持っていないか、
検討の余地があります。
その際、それは本当に自分の可能性を広げてくれるのかは、目安になります。
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20代、30代は責任が増えていく世代であり、
社会の中枢で活躍するための足場固め、
プライベートもどう生きたいのかデザインする時期です。
専門性を獲得したり、仕事やプライベートでの役割を通して、自己を形成します。
50代、60代も人生の転換期で、仕事中心からプライベート中心へと移行していきます。
俯瞰すると対照的です。役割の移行を観察できます。
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理想と現実、そして自分探しを北極星のアナロジーで説明しますね。
理想は方向性であり抽象的なものです。
旅人が北に向かいたいなら、北極星が理想に相当します。
現実は旅人が実際に歩いた部分。
「本当の自分を探すこと」が理想なら、
本当の自分は北極星の位置にあるから、
「実際の自分は北に向かって歩いた部分」になります。
抽象的な方向性も大切だけど、歩いた部分にしか実績は生まれません。
だから「歩く」こと、怖くても「手を止めないこと」こそが、
あなたの人生を豊かにします。
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自分探しのデメリットを2つ挙げます。
一つは堂々巡りすること、もう一つは考えるだけで行動に繋がらないこと。
40代になれば自然と落ち着き、自分探しはしなくても凡そ分かるようになります。
そのため、20代、30代は40代に向けて、先ほどのアナロジーの「歩く」ことを積み重ねてPDCAの量を確保し、
実績の質を高めることが合理的です。
心身は、壊さない範囲でですよ!
何にリソースを使うか、本当に大切。
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20年後に、仮にコストゼロで手に入るものを20年手前に割高で獲得することは、得ですか?
リソースは有限だから、「高い買い物」をせずに済む同世代は、
実績の質を複利のように指数関数的に高めることに全力を使います。
実績を作り、信用を獲得することを通して、
時間の恩恵を受けることを捨ててまで、
探す自分とは何でしょうか?
3歳でも14歳でも25歳でも45歳でも……。
幾つであれ、あなたはあなたなのだから。
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