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政治学者・岩田温の病状

朝ナマなどに出演し、攻撃的な舌鋒で知られる保守系論客の岩田温(いわた・あつし)氏が、昨夜、ほぼ2カ月ぶりにYouTubeに登場した。


岩田温本人よりこれまでの経緯と今後の展望について語り、そしてニュースを斬る!(岩田温チャンネル 11月5日)


岩田氏が病気で入院していたことは公表されていたが、詳しくは知らされていなかった。昨夜は、その病状を自ら説明していた。

9月の初め、打ち合わせ中にトイレで吐血し、そのまま意識を失って集中治療室に運ばれ、気管切開されたという。

病名をはっきり言わなかったが、肝臓から肺がやられた、ガンマGTPが1000あった、ということだから、肝臓病だろう。酒を飲まないと寝られない日常だったという。

現在はアタマははっきりしているが、入院で足腰が衰えたのでリハビリ中とのことだ。


岩田氏は「やつれた」自分の顔を気にしていたようだ。眼鏡をはずしていたこともあるが、たしかにちがって見える。

11月5日のYouTubeライブで病状を説明する岩田氏
8月31日の「岩田温チャンネル」より


少し前に桜井誠氏の入院について書いたが、

桜井氏と岩田氏は9月初め、つまり同じころに倒れていた。

年齢は岩田氏が10歳ほど下だが(桜井氏51歳、岩田氏40歳)、同じ保守系で、攻撃的な論調、相貌もなんとなく似ていた。

どちらも小太りで、血圧が高そうだった。

桜井氏は腎臓を、岩田氏は肝臓をやられた。


周りを見ても、30~50歳のうちに大病する人は珍しくない。

それでも多くは回復し、人生を続けられるが、重い障害が残る人もいる。

どうしようもない遺伝的なものや事故もあるが、生活習慣が原因と思う例も多い。


仕事がいちばん忙しい時期、しかも「まだ若い」と思っているので、体への注意がおろそかになる。

少なくとも40歳になったら、いったんいろいろブレーキをかけて、慎重な生き方にギアチェンジしたほうがいい、と、いちおう「人生の先輩」として言わせてほしい。

岩田氏も、元気なのは喜びたいが、復帰にやや「前のめり」な感じで、少し心配だ。



<参考>




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