かいよ

創作、物語が好きです。些細な日常や日頃ふれ合う食材などのあれやこれやも書いてます。お暇なときに読んでいただけると、よろこびます。 https://twitter.com/kaiyo0102
    • 『鼻毛和牛暴れ祭』
      『鼻毛和牛暴れ祭』
      • 4本
    • 『斬刀姫』
      『斬刀姫』
      • 2本

      不定期更新中

    • シリーズ『四軒長屋』
      シリーズ『四軒長屋』
      • 3本

      四軒長屋に住む、伊織と舞の姉妹。そして友人の荒川和三による、不可思議でちょっぴり怖い一話完結の短編小説シリーズ。

    • シリーズ『TRIGGER』
      シリーズ『TRIGGER』
      • 6本

      本編4作品、スピンオフ2作品からなる怪奇短編小説シリーズ

    • ショートショート
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      • 2本

      超短編小説 隙間時間にちょっと一息

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『鈴の声』

心が擦りきれていた。 感受性も著しく乏しくなっている。 九月の声が聞こえれば涼しい風も吹くのかもしれないが、京都の夏はまだ暑い。 これは暑さのせいばかりではなか…

『ただの吹奏楽部員です』

「明日はさ 少し遅れるからという 君は窓辺にひとり居残り」 「私とね 君が同じ楽器だったから つたわる想いも つたわらず」 君と同じパートだもんだから、部活に遅…

絆創膏とHEROと

帰宅すると兄妹の全身を無意識ではありますが、ざっと目視でチェックする習慣のようなものがあります。 その日の夕方、娘の小指には小さな絆創膏が巻かれていました。訊け…

『空羽織』

 空羽(あきは)の生地を手に見上げた空は青くなく、少し白を混ぜた薄い水色をしていた。五階建てのマンションをかすめて眺める空に「意識的に見たのはいつだったか」と私は…

『D.O.L.L.』

「おはよう、ブレンダ。朝ですよ」 「おはよう。ネレス」  ブレンダは私が起こしに行くまでもなく、すでに目を覚ましていた。  眠そうに右手で目を擦りながらも私に微…

『シューフィッター』

 そのとき僕は文字通りひざまずいていた。「失礼します」と一声かけ彼女の左足にそっと触れる。  仕事柄いろいろな足に触れてきたが、彼女ほどの足を今まで見たことがな…