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今さっき起こった犯罪、もう暴力に泣き寝入りはしない〜続き〜

オフィサーは事件の聞き取りをし、3段階のチョイスがあると言った。
一つはレポートしない、二つ目はレポートしてコートに行く、3つ目は彼女をジェイルに送るとかなんとか重罪な感じであった。

そこのところの英語がよく分からないから知人に確認したいが、その人と今連絡がつかないから相談後で連絡してもいい?と聞いたが、自分で話しながらそれもおかしな話ではないか?とも思っていた。

オフィサーは僕が決められることではないけれど、もう一度説明するとレポートしないなら何もない、僕がすることもなければ君がすることもない。
レポートすればコートに行くことになり、サインをしなければいけないがそれでもいい?

私は決めかねていた。

もしレポートして報復されたら?
近所に住んでいるのは確かなのだから。
そして本心はもうこれ以上の面倒はごめんだ。
今は生きるだけで精一杯なのにまた新たな問題を抱え込むのは、本当にきつい、私がもうここに来なければいいだけだ、もしどこかで会ったとしても知らないフリをすればいいだけだ。

夫といた時と同じ、”諦め”の気持ちだ。

でも、、また私は知らないふりをして私に嘘をついて私を傷つけるの?
自信を持て!勇気を出せ!堂々と生きろ!

そして私はオフィサーに言った。

レポートします。

そしてサインし、再度何が起こったかを事情聴取し、私の撮った写真を共有した。
オフィサーが送って行こうか?と言ったが大丈夫です、と言って帰宅した。

そして帰宅すると一気に涙が出てきて号泣した。
この涙も何の涙なのか分からない。
彼女がそこまで凶悪な人間とは感じなかった、ただ意地悪が過ぎた。

前に言い合いをした時の発言、態度、簡単に手を出してくるあたりかなりのアジア人嫌いを感じたところが怖いのだ。

二度会い、まだ根に持っているということだ、そういう類の人間だ。
それがまた夫を思い起こさせる。
しつこい人は本当に気をつけた方がいい。

私など彼女のことはすっかり忘れていたし、二度目に見た時は見たことあるかも、でも彼女だったとしても避けるだけだ。

私にとって”レポートする”ということは、一歩出ることだ。
その”出る”の意味は、その時も今もいい方向に行くのか悪い方向に進むのかは分からない。
もしも長い長い裁判になり、膨大な弁護士費用を費やさなければならなかったらどうしよう。。

でもどこの誰だか知らないが、彼女のしたことは彼女が責任を取らなければいけない。
彼女から仕掛けたことに彼女は責任を取らなければいけない。

彼女が刑務所に入ろうが私はそれに心は痛めない。
だって私は精一杯生きている、確実に前進している、胸を張った生き方をしている。
殴られていいような存在ではない。

私は堂々と生きる。
もう前のように黙って生きない。



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