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とあるワーママの生活白書

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自分のワーママ体験を、生活白書と題して綴ります。
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とあるワーママ白書のお品書き

とあるワーママ白書のお品書き

こどもができる前、私は不思議に思ってました。
メディアやSNSをみてると
ワーママの周囲には色々な問題がある様子。
例えば妊娠中の仕事の配分のこと。
サポートする側とされる側の不満。
なんでそういうことになっちゃうの?
不思議もそうだけど、将来の自分にあてはめて
不安な気持ちも大きかったです。

なってみて
あぁそういうことだったのね、と合点がいきました。
まんまと自分も、同じ問題にぶちあたったも

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まだらに女性活躍が進む今、むしろ苦しくなるけど

まだらに女性活躍が進む今、むしろ苦しくなるけど

たぶん、世の中で進む女性活躍は、まだら模様だ。私達は過渡期を生きている。

家族、同僚、周囲のサポートが整っていて能力をいかんなく発揮できる人がある。あるいは劣悪な環境でも規格外にデキて会社の生存競争を生き抜いた人がいる。

でも全員がそうじゃない。
サポートが整っていないケースだって、まだまだたくさんある。
規格外の能力なんてないいたって普通の人間だって、普通にごろごろいる。
私だって普通の人間

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メンタル休職ワーママ、復職ドキドキの乗り越えかた

メンタル休職ワーママ、復職ドキドキの乗り越えかた

私はメンタル休職(適応障害)から復帰して1ヶ月のワーママ。

復職が近くなると、せっかく回復してた調子がちょっと悪くなるケースがあるとか。私もそういう不調に見舞われた。

こういうとき、「また悪くなったらどうしよう(゚ー゚*)」とあわてると逆効果だそう。なのでできる範囲で心頭滅却するよう努めた。

関係者へこまめな報連相「調子悪くなっちゃったどうしよう汗」となったとき、隠さず主治医や保健師に相談。

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近況の話

私は適応障害で休職したワーママ(もうすぐ4歳娘あり)。
本日は近況の話。

お陰さまで、慣らし出社3週間というお試し期間を無事クリアし、復職することができた。

復職してよかったことお世話になった先輩同僚後輩が挨拶に来てくれて、復帰を喜んでくれた。ここ1年の暗黒が晴れるよう。喜んでもらえたことがとっても嬉しかった。自分が大変なときに声をかけてもらえて感謝してる、またおしゃべりしてくださいなんて後輩

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データ分析勉強中

データ分析勉強中

私はIT企業で働くワーママ(もうすぐ4歳娘あり)。
休職から復帰する準備でデスクワーク練習をする必要もあって、最近、リスキリングとしてデータ分析を勉強している。

動機と分野の理由私はITの仕事をしていて、専門分野は夜間/休日のメンテナンス作業が不可欠。今は子育て中ということで免除されているけど、そのことで同僚にしわ寄せがいっていると心苦しく思っていた。なら夜間休日作業が前提でない分野に行ったほう

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はじめて知った適応障害のセカイ Part2

はじめて知った適応障害のセカイ Part2

適応障害で経験した「へぇ」なことが、また溜まってきたので第二弾を書いてみる。休職後期~復帰準備の内容になる。

Part1 休職前期はこちら。

復帰時期ぶれぶれ本人の思う回復の見通しがホントーに当てにならない。私は今まで幾度となく復帰時期のアテを外してきた。一定寝てやる気が戻ってきたら、もう復帰できる気がするのに、実際に訓練的に外出を増やしてみると、どこかで力尽きてしまうのだ。

1回目:休職当

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ワーママ朝早め会議に間に合え!

ワーママ朝早め会議に間に合え!

うっかりいつもより早い時間に会議を設定してしまった…。しかも月曜日に!しかも出社が必要な会議!
月曜日は娘みーちゃん(もうすぐ4歳)のご機嫌がすこぶる悪い。デビルみーちゃん。
こどもはその瞬間の感情で生きている。土日休んだ明けの月曜日なんて、大人だってブルーマンデーになるわけだから、みーちゃんだって立派にブルーマンデーになるし、そのブルーな気持ちに忠実に生きるだけなのだけど。

というわけで母のミ

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休職ワーママのこれからのこと

私は適応障害で復職中のワーママ(もうすぐ4歳娘あり)。
今は復帰に向けてあれこれ準備中。まぁ途中で「やっぱだめでした!」となる可能性もなくはないけど…と予防線ははっておく。ドキドキ。

とりあえず元の会社に戻ることにした。
自分がどの程度やれる状態なのか、知った環境で確認したい。
もともとチャンスがあればこども2人目産みたいかな….という気持ちがあった。また産休育休を乗り越えていくんだったら、業務

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休職ワーママの後悔「あんとき乾燥機買わなきゃよかった」(乾燥機はわるくない)

休職ワーママの後悔「あんとき乾燥機買わなきゃよかった」(乾燥機はわるくない)

私は適応障害で休職中のワーママ(3歳娘あり)。

本日は、恥を忍んでとある告白をしたいと思う。

「えーそんなー」と思う人もいるかもだけど、まぁとりあえず最後まで読んでください。

疲労をこずらせすぎて適応障害にまでなってしまった最後の引き金は、
「乾燥機を購入設置したこと」だと思うのだ。

は?ですよね。
もうちょっとちゃんと説明するとこうなる。

「疲れまくってるさなかなのに、現状を打開しよう

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なぜか仕事が進まなくて悩んでるパパママさんへ

“なぜか洗濯物の山を片付けずに後回しにして部屋が汚れて罪悪感。”

”手続き書類を書かなければいけないのに、家事をやってると時間がない。

"大したことないと思える仕事に、なぜかすごく時間がかかる…"

"ほんとは、もっと効率的にできるはず…私なんてスキルがないんだろう…。”

そう思ってらっしゃる方。
もし奇跡的にこのnoteを読んでもらえたとしたら、あなたに伝えたいことがあります。

それ、あ

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環境に慣れるのにかかる時間は?

環境に慣れるのにかかる時間は?

会社から派遣してもらってるカウンセラーさんに聞いた話。

私「復職するときに部署異動することになったけれど気を付けたらいいことはありますか?」

カウンセラー「異動してから慣れるまでどのくらいかかると思いますか?」

私「ええと1か月でしょうか」

カウンセラー「いいえ、最低半年から1年です」

私「はんとしも!」

カウンセラー「その間は7割くらいの力で生活するのがいいです」

だそうです。

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復職面談メイクと私のこれから

復職面談メイクと私のこれから

私は適応障害で休職中のワーママ(3歳娘あり)。
3年前に育休から復帰し、短時間勤務でIT開発部門の課長補佐をしていた。急な繁忙期で残業がかさみ、去年の8月から医師の診断で休職に入っていた。

さて。
メイクは私の仮面だ。

遊びたいときのカラーメイク。

のんびりしたいときのメイク。

メイクを着替えて私は違う私になる。
そうは言っても他人からしたら、私そのものはそんなに変わってみえないとは思う。

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「そんなに頑張らなくても」にチクッとする訳に気づいた

「そんなに頑張らなくても」にチクッとする訳に気づいた

私は適応障害で休職中のワーママ(娘3歳)。

「現場は女の人には難しいと思うんだよね…」

とか

「こどもができたらそんなに頑張らなくても」

とか。

そんなニュアンスのことを耳にするたび、胸がちくっとするこのごろです。

こう言ってくれる人は悪くなくて、確かにそういう生き方もあると思うし、私の心の話なんですが。

なんでチクッとするんだろうなぁと私も不思議だったんですが、さっき理由がちょっと

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マミトラ回避失敗しそうな経験談を書いておく

私はマミートラック回避を志して育休前と同じ職位(課長補佐、プロジェクトマネージャー)で現場復帰するも、3年目で体調を崩し休職中。復職はこれからだ。復職時にはマネージャーをやらずに済むように調整しようと思っているーつまり、いったん自分からマミートラックにハマりにいく予定。
(ちなみに子供は3歳半)

今回、どうして私のマミートラック回避が失敗しつつあるかを書いてみることにした。

育休から職位を維持

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