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自己探求と深い学びを促す振り返りの6観点

割引あり

けテぶれチャンネルが始まりました。こんにちは、パーソナリティの葛原祥太です。このチャンネルでは、全国の子供たちが自ら学び、自ら考え、自ら生きられるようになるために考えられた実践、けテぶれQNKS心マトリクスについての話をしていきます。今日は、振り返りの価値について語っていきたいと思います。

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🔍 「6つの魔法の観点」で自己を探る
本学級では、授業の最後の5分間に振り返りを行います。この振り返りには6つの観点があります。プラス(良かったこと)、マイナス(失敗したこと)、矢印(次の行動)、びっくりマーク(気づき)、はてな(疑問)、星(自分の変化)です。これらを使って、子供たちは自分の経験を深く掘り下げていきます。例えば、算数の授業で新しい解き方を学んだら、それをびっくりマークで記録し、うまくできなかった問題をマイナスで振り返り、次回の目標を矢印で示すといった具合です。


🎮 「コンボ」で学びをゲーム化!
振り返りをコンボとして数えることで、即時フィードバックを実現します。例えば、プラスの後に矢印を書けば2コンボになります。これにより、子供たちは自分の成長を数値として実感できるのです。「今日は5コンボ達成!」と喜ぶ子供たちの姿が見られます。このゲーミフィケーションにより、振り返りが楽しい活動となり、自己評価のスキルも自然と身についていきます。

🌟 「自分は自分である時最も輝く」
自分を深く知ることが、この実践の核心です。子供たちは日々の経験を通じて、自分が変化する存在であることを学びます。同時に、変わらない自分の核心も見つけていきます。例えば、「以前は人前で話すのが苦手だったけど、今は楽しめるようになった」という変化を認識しつつ、「でも、人の役に立ちたいという思いは変わらない」といった不変の価値観も見出していきます。

🌊 「学びの海」で自由に泳ぐ
この学習法は、広く深い「学びの海」を作り出します。子供たちは自由に泳ぎ回り、時には深く潜ることもできます。これは、決められたレールの上を走る従来の教育とは対照的です。ある子は算数の深い理解に潜り込み、別の子は読書感想文の書き方を極めるなど、それぞれの興味関心に応じた学びが可能になります。

🧩 実践と哲学のパズルを組み立てる
具体的な6観点の実践と、深い自己理解という哲学を組み合わせることで、子供たちの学びは豊かになります。9歳の子供たちでも、適切な導きがあれば、自己探求の旅に出られるのです。例えば、日々の振り返りノートが何冊にもなった時、「この1つ1つの記述があなたを形作っているんだよ」と伝えることで、子供たちは自己の成長を実感し、さらなる探求への意欲を高めていきます。

この「けテぶれQNKS心マトリクス」は、子供たちが自分自身を深く知り、生涯学び続ける力を育むための方法です。日々の小さな振り返りが、やがて大きな自己成長につながっていくのです。教師は、子供たちの可能性を信じ、彼らの自己探求の旅を見守り、適切なタイミングで深い洞察へと導く役割を担います。この実践を通じて、子供たちは単なる知識の習得を超え、自分自身と世界との関わりを深く理解する力を育んでいくのです。

以下は記事の全文になります。


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