葛原質問会2
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けテぶれQNKS心マトリクスは相互に密接に連携しており、葛原書房の記事や講義もこの考えに基づいて作成されています。
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Q1: 学力差のある子どもたちに対してコントローラーブルな学習をどのようにフォローしていますか?
A1: メタ認知能力が重要で、これは学力と相関する傾向があります。理解できない子どもには個別のサポートが必要です。クラスの雰囲気として、分からないことは恥ずかしくないという認識を持たせます。最低限の基準を下げて、形式的にでも取り組めるようにし、できた子を褒めつつ、量より質の転化を重視します。個別のフォローとして、教師が常に動き回って声かけを行い、他の子どもたちの学習の様子を見られる環境を作り、模倣学習を促します。
Q2: けテぶれ(家庭学習)の導入初期に、どのような声かけをすればよいですか?
A2: 子どもの自己分析を尊重し、十分だと感じているなら肯定的に受け止めます。最低限の基準を明確にし、それを達成できていれば合格と伝えます。同時に上限を解放し、より多くの学習に挑戦する機会を提供します。量より質を重視し、効率的な学習方法を評価します。個々の適性を見出し、それを伸ばす方向性を示唆します。
Q3: 自立・共同・協力について、考え方を教えてください。
A3: 自立は自己コントロール能力を持ち、必要に応じて他者の力を借りられることです。協力は自立した個人同士が同じ目標に向かって力を合わせることです。共同は協力に加えて役割分担が発生することです。また、自立は依存先を多く持つことでもあります。
Q4: 理科の授業はどのように進めていますか?
A4: 教科書に立脚し、指示通りに実験や観察を行うことから始めます。確認したことをノートに記録し、考察を行います。教科書の問いだけでなく、子どもたちから出た疑問も取り上げます。実験や観察を通じて無限に増える問いに向き合わせ、学習と探究を連動させることで、子どもたちの興味を引き出す授業を展開しています。
Voicyでは毎日1つ、質問に対する回答を放送中!
Q5: 教室内の設計について、どのようなものを設置していますか?
A5: 心マトリクスの掲示やけテぶれとQNKSが連動している図を掲示しています。大きなテレビにExcelで作成した三学期分の予定時間割を表示しています。必要に応じて、ホワイトボードを設置することもありますが、現在はあまり使用していません。
Q6: 国語の授業はどのように進めていますか?
A6: 基本的に個人で消化できるタスクを提示します。教科書の問いに答えることから始めます。自分で説明できるようになったら、他者と共有し、説明の妥当性を確認します。グループ単位での共有や深め合いを重視します。教科書にない問いも奨励し、「作る」レベルまで到達することを目指します。
Q7: けテぶれ(家庭学習)中の子どもたちの協同的な姿について、具体的にどのような様子が見られますか?
A7: クラスによって2つのパターンがあります。静かに1人で取り組むパターンと、友達同士で盛り上がるパターンです。どちらも悪いわけではありませんが、協同的な学びへの移行が重要です。自分で解けた問題を他者に説明させ、その説明の妥当性を確認する機会を設けます。初期は教師のチェックを受けますが、徐々に友達同士でチェックし合うよう促します。友達同士のチェックは難しいですが、重要なスキルです。静かになりすぎた場合は、強制的に協同学習の機会を設けます。流動的な場作りを心がけ、月学習(個人)と太陽学習(協同)のバランスを取ります。
Q8: 点・線・面の話について、詳しく教えてください。
A8: この質問に対しては、「ちょっとややこしい話ですね。また別の機会に話します。」と回答されました。
有料放送では「心マトリクス連続講義が進行中!」
Q9: 学年で統一して行っていることはありますか?
A9: 漢字学習を統一しています。心マトリクスを全クラスに貼っていますが、活用度に差があります。
Q10: 年度末に保護者にどのようなことを語りますか?
A10: 子どもたちの成長を伝えます。クラスでの学びが次年度以降も活かせることを強調します。子どもたちが学習者として自立していく過程を説明します。特定の教師やクラスに依存しない学びの姿勢を身につけたことを伝えます。保護者に対して、子どもたちの学びを支え続けることをお願いします。
Q11: QNKSを回していく中で、Qに対して答えがなかなか抜き出せない子がいます。どのように対応していますか?
A11: Nはどんな些細なことでも良いと伝えます。大量に思いつくままに書くよう促します。友達の回答を真似することを推奨します。特にN(抜き出し)の段階では、真似がしやすいことを説明します。
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