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勤労感謝の日に...外国人就労者24時間相談支援体制⑦

勤労感謝の日に.....

外国人就労者24時間相談支援体制について
書こうと思います。

外国人就労者にも様々な種別があります。

一部種別、現在の技能実習の外国人就労者の相談支援体制には、24時間対応を、政府の監督官庁に対して、法律で誓約する、誓いを建てることをご存知ない方が多いと思います。

私は、初めて、その誓約書をみたときに、そのことを本当に重く受け止めました。
現在、固まって来ている技能実習制度の廃止と新制度の創設について、有識者会議が、何度も開かれて、委員の皆さまの活発な議論の様子は、法務省から公開されています。

ただ、この24時間相談支援体制の義務について、議論や課題の提起が、なさせれていないことについて、この義務を認識されていない方々があまりにも多いのだと、本当に痛く感じています。

日本人だけで、組織する体制にある場合は、この体制の構築が不可能に近いと思います。

ボランティアなら、まだしも、国家権力が監視する中で、技能実習生の監理団体勤務する日本人で、「私は、外国人就労者の皆さんを、24時間相談支援体制をやりたいです!」と希望してくれる人は、ほとんどいないと思うんですね。

母国を同じくする外国人の通訳社員たちがいないと、国際的な期待水準以上の相談支援体制は、できないと、約10年前にそのことを、とても、重要な課題だと考えました。

私たちは、母国語と日本語が、堪能な外国人社員で、北海道が好きで、北海道に住んでくれる人を常に探す活動を続けてきました。

そして、外国人社員がいない、北海道内の監理団体組織を、業務受託として、相談支援業務を請負い、陰で支えることも続けて来ました。

北海道だけで、日本人だけで、24時間体制を組もうとしても外国人就労者の母国語が出来る方は皆無であり、私は、不可能だと思います。

夜中、深夜の相談業務は、救急車を呼ぶべきか?痛みの原因がら特定できないなど、深刻な相談ばかりだからです。

外国人就労者たちは、各地に居住して、帯広市や札幌圏から、紋別市、釧路市から、遠く離れてあるからでもあります。

また、ただでさえ、北海道は広範囲で車で移動があるため、大変さがわからないまま、採用面接で十分に説明しても、よくある大学などの公的な国際交流の楽しそうなイメージを持って入社してしまうと厳しいものがあります。

定期巡回は、もちろんだが、健康がすぐれないこと、北海道の寒暖差に伴う疾病や怪我がはやり急に起きることがあります。

所属している会社の総務の方々が、忙しい場合が多く、日中でも夜中でも朝方でも私たちの出番になります。

また、外国人就労者が、小旅行でJRやバスに乗り遅れる場合もあり、そんなときも私たちの出番です。

そんなプライベートに、割り込むような相談支援体制だから、日本人だけで、出来るはずはなかったんですね。多くの社員たちが、退職していきました。

私たち日本人を助けてくれているのは私たちの通訳や日本語教育に、堪能な12名の外国人社員たちです。

彼女たち、彼らたちは、夜、自宅に帰ることが出来ても、ずっとSNSで、外国人就労者たちの様々な相談を、ダイレクトにやり続けています。

そして、私たちが、支えている、たくさんの外国人就労者のみなさんが、本当にがんばってくれています。

北海道や日本にとって、地域社会にとって、本当に、本当に、貴重な存在です。

勤労感謝の日に、心からありがとうを伝えたいです。

本当にみなさんありがとう。


みなさま、お読みいただいて、本当にありがとうございます。

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